SSブログ

薬の風邪 [日常生活]

 今日は用心して薄手のセーターを着ていく。お山の学校は昨日ほど寒くなく、セーターを着ていたら汗ばむくらい。ジャケットを脱いで仕事する。まあ、少し汗をかいた方が小便が近くならんでよろしい。昨日なんかひっきりなしに尿意をもよおしていたものねえ。
 妻が風邪をひいたらしく、のどが痛んだり咳をしたり。改源の箱に残っていたのを呑んでいたけれど、あまり効いてないという。「薬が風邪ひいてるんかなあ」。
 これ、今の若い人に通じるんやろうか。要は古くなって効能がなくなっていることをいうてるわけやけれど、こういう言い回しはもうしないかもしれんなあ。
 ダイラケの漫才に「風邪ひいて寝とったんや」「そんなもんひいて寝るからや。布団ひいて寝んかい」という「僕は迷医」というネタがあるけれど、ここで薬の風邪ひきという言い回しが出てくるのね。
「風邪をひいた風邪薬に風邪をひいてない風邪薬を呑ませて風邪薬の風邪を治してから風邪の治った風邪薬を呑んで君の風邪が治る」やったっけ。記憶に頼ってるので間違いがあるかもしれません。とにかくこの長台詞を早口言葉よろしくダイマル師匠が一気に言うのですね。
 現任校では生徒に漫才を見せる授業がない(というか、前任校くらいです、そんな授業が許されたのは)ので、こういう古い言い回しにどう生徒が対応するのかわからんけれど、「先生、風邪ひいて薬飲んだけど、薬が風邪ひいてて効いてへん」なんて言うてもぽかんとしてそうやなあ。
 というわけで、古い薬はすべて飲んだので、新たに買うてきた薬を妻は飲んでおります。今度は効くといいなあ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感