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旗幟不鮮明ながら反対? [時事ネタ]

 今日は勤務校の創立記念日。授業はなし。というわけで、休暇をとって一日寝倒す。
 疲労は回復したし寝不足も解消された。起きている間はHDDレコーダのたまっている録画を少しずつ消化。いや、消化なんて書いたらいかんな。見たいけど見てる間がないからたまったわけやからね。
 先日書いた「君が代不起立条例」に関して、昨日出た最高裁の君が代不起立処分裁判での判決を踏まえ、読売新聞が条例化に賛成ということを一行だけちらりと。ちょっとずるいぞ。毎日新聞も判決を踏まえ、「最高裁判決は、過度のペナルティーを認めたものではない。その点を踏まえた議論が必要だ」と毎日らしく旗幟不鮮明な書き方で反対をにおわせている。こういう書き方もあるのか。これはこれでなかなかのテクニックでありますね。東京新聞および中日新聞(内容は同じもの)は判決を踏まえた上で反対。西日本新聞は見出しからして「君が代起立 条例で縛るようなことか」と反対。
 こうやって見ていくと、産経と読売は「思想信条の自由を制限することであっても、上意下達は当然」という姿勢ですね。それやったら菅内閣のことを毎日のように攻撃する自分たちの論調に対してもそれを適用すればええのに。あ、新聞社は公務員やないからええんか。それやったら記者クラブとかいう特権も返上したらええのに。それは特権として取っておきたいのですな。とにかく、思想信条の自由を否定するということは、ジャーナリストとしていかがなものかというように思うのですが、如何。
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