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地震誤報 [1月17日の記憶]

 有給を使い、少し早目の盆休みに入っている。今日は夕刻、煙草やの本やのを買おうと駅前まで出かける。駅前の書店で文庫や新書のコーナーをうろうろしていたら、いきなり携帯が警報を発したのでびっくり。メールの内容を見たら、奈良県で大規模の地震が発生するから気をつけろ、とのこと。
 うわあうわあ、本屋の中やで。そんな大地震が起こったら、本の中に埋まってしまうかもしれん。身を低くして机の下に隠れるなんて場所は全くない。
 しばらく立ちつくして揺れが来るのを覚悟していたんやけれど、全く揺れん。びくとも揺れん。もうしばらく本屋の中で警戒していたけれど、ぐらりもゆらりも何もなし。
 今日は妻が午後から外出していて、帰宅する時に電車のダイヤが乱れていたというような話をあとから聞いた。
 夜、ネットでニュースサイトを巡回していたら、奈良の地震計と三重の海中地震計で感知した揺れを同時に受けたホストコンピュータが別々の地震を同じ震源のものと判断して大地震と予測し、警報を発したとか。
 機械を過信し過ぎてはいかんという好例になったということなんやろうけれど、これがオオカミ少年みたいに「また警報が鳴ったけど、どうせ誤報でしょう」みたいなことにならんように、判断の精度をあげてもらわんといかんね。
 いや、それにしても一瞬肝を冷やしましたよ。本屋の中で圧死なんて、いくら本好きでもごめんやからね。
 ところで、今日開幕した甲子園の高校野球大会では、主審は警報が鳴っていても気がつかずに試合を継続したという。試合中に審判や選手は携帯電話なんかポケットに入れたりしてへんもんなあ。そら気がつかんはずです。こういう時はすぐに電光スコアボードに警報が表示されるというようなシステムにしとかんと、ほんまに大地震が起きた時に困るんやないやろうか。

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