えっちらおっちらタイヤ交換

　先日、原チャリの後ろタイヤがパンクをし、かなりすり減っていたのでタイヤ交換をしてもらわなならんようなことになっていた。とはいえ、平日は仕事が忙しいので、とりあえず自宅マンションのバイク置き場に置いておき、今日か明日にでもバイク屋にもっていこうと思うていた。電話して持っていってもらい、店で直してもらいという方法もあるんやけれど、購入したバイク屋は実は自宅からかなり遠いし、直ったのを引き取りに行ったりとか、取りにきてもらう手数料とかあれこれ面倒なんで、ネットやタウンページで自宅に一番近いバイク屋を探し、そこまで自分で押していった。ただ、心配なのは台風の影響で雨に降られること。午後、雲の様子などを見て、これやったら降られんですむと判断し、えっちらおっちら押していく。近くというても、そこそこの距離はあるのです。風は吹いていても湿気ってるし、ちょっと押していっただけですぐ汗だく。
　なんとかバイク屋に原チャリを預けると、近くに郊外型の中規模書店があり、そこに入って涼をとる。涼をとるというても冷房ですからね。冷やしにいってるみたいなもんです。風邪をひかんように、適宜店の外に出て、一服つけたりかいた汗の分だけスポーツドリンクで水分補給をしたり。で、携帯に「タイヤ交換終了」の連絡が入って、引き取りにいく。
　帰りはもう楽なものです。行きはえっちらおっちら押した道の長さが嘘みたい。
　夜は雨。甲子園はトータル１時間半近く降雨のための試合中断があった。おかげで試合終了時間もかなり遅くなって、パソコンに向かう時間も遅くなり……。１時間以上も中断せんならんのやったら、試合は成立していたんやから、打ち切ってコールドにしてもよかったんやないの。とはいえ、もうあかん終わったみたいな状態できっちりと勝つ藤浪くんというのはやはりすごいなあ。

三十年一日のごとく

　うーむ、言霊は甲子園にも届きませんでしたとさ。というよりもタイガースはもう燃え尽きたのか。特に守備。動きは悪いしこけるこぼす弾く。東京ドームで必死に食らいついていた姿が嘘のようであります。
　野球の話はこれくらいにしておいて、２週ほど前の「週刊朝日」に掲載されていた記事をほしいという方がいてはって、幸いまだ捨てずに置いてあったので、コピーをする。あげてしまわなんだのは、まだ妻が読んでへんからであります。
　で、この号には終戦直後に発行された「週刊朝日」の復刻版が付録としてついていて、そこに「終戦の詔勅」が全文掲載されている。これは授業の資料になるかもしれんので、コピーして保存することにした。
　それにしても、前文カタカナで濁点なし句読点なしルビなし。こんなものを当時の人たちはちゃんと読めたのかと思うと、すごいなあと感心する。受けている教育内容が違うから仕方ないんやけれど、さ。
　それで思うたんやけれど、今、教育関係で為政者たちは英語の早期教育とか歴史教科書の記述とかそういうものを問題にしたがるけれど、それよりも国語教育をなんとかせんならんのじゃないかえ。いまだに「現代文」の教科書には私が高校時代に読んだ「山月記」や「こころ」が３０年間変わらず掲載されている。むろん名作であることには違いないけれど、３０年間国語教育には進歩がないともいえるよね。
　別に「終戦の詔勅」をつるつる読めるようにせいなんてことは言わんけれど、国会議員も地方自治体の首長もちゃんと国語教科書を読み返しているのかねえ。偏向教育とかなんとかいうレベルの問題やないと思うぞ。

ネット検索の落とし穴

　私の言霊は東京ドームには届かなんだようで、残念。甲子園は東京よりはずっと近いから、届くかな。明日から３連勝！
　それはともかく、今日は、会議で司書教諭の先生から「生徒のリクエストなんですけど、高い本が４冊あって、どうしましょう」とわれわれ図書室担当者たちに相談があった。
　調べ学習で使用したいと思われる方言に関する研究書。どう見ても大学の図書館に所蔵されるレベルのもので、その本を高校の図書館で購入したところで、まずリクエストした生徒がすぐに音をあげてしまうことは想像に難くない。さらにいえば、その生徒が一度読んで、それで二度とページが開かれることはないんやないか。
　というわけで、リクエストした生徒には公共図書館で貸してもらうように言うて、本校の図書室には所蔵しないということに決定。多分、生徒はネットで検索しただけで、書店や大きな図書館に行って実物を確かめたわけやないやろう。ネットで簡単に情報が手に入る時代だけに、実物を手にとって確認という作業をしないまま「自分のお小遣いではとても買えない」と図書室のリクエストボックスに書名を書いて出したんやろうな。そういう意味では、ネット世代の若者たちのおちいる落とし穴みたいなものかもしれんね。

ボイヤー！

　今日は野球のことについては書かない書きたくないと思うていたけれど、書かずにはおられん。
　悔しい！
　いろいろ事情はあったんやろうけれど、榎田がランナーを残して降板した時、私は若い怖いもの知らずの松田を出してほしいと切に願ったのに……ボイヤー！　あかん、やられたと思うたら、やっぱりやられた。松田が打たれたなら、これもよい経験になったなあと納得でけたんやけれど、ここまでほんまに大事なところで投げたことのないボイヤーを出して負けたんやからなあ。
　悔しい！
　明日は能見で勝てるからええけどさ。勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる。明日こそ言霊よちゃんと働けよ。
　私も気持ちを切り替えて仕事いたします。とはいえ、長年鍛えられているから、タイガースの勝敗で仕事に影響が出たりすることは私の場合まずないのですけれどね。

初戦は負けても

　うーむ、東京ドームはやはり一発攻勢のあるジャイアンツに有利やなあ。ちょっと球が高めに浮いたら過去２回ここで完封しているスタンリッジでも軽くホームランを打たれてしまう。なんでタイガース打線はジャイアンツの打者みたいに簡単にドーム内の気流に乗せられる飛球を打てず、甲子園でやる時みたいに野手の間を抜くようなゴロを狙いにいくのか。ホームグラウンドに合わせた野球が染みついてしもうているということなんやろうなあ。というわけで、３連勝はできませんでした。でも、今年の長期ロードでは初戦を落としても２連勝で挽回しているケースが多いから、明日の能見、明後日の榎田で連勝してくれることは間違いない。間違いない。間違いない。間違いない。間違いない。間違いない。間違いない。と、これくらい書いておけば言霊がなんとかしてくれるでしょう。
　それはともかく、朝夕の涼しさは、先日までの熱帯夜が嘘みたい。今も窓を開けて風を入れているんやけれど、そよそよと涼風が入ってきて、ほんまに心地よい。秋の虫の声も聞こえてきてたしね。この時期、この程度の涼しさが当然ではあるんやけれど、異常気象が続いていただけに、平年並みということだけでもほっとする。やれやれ。

発声法を忘れた

　愛すれどTigers「ナゴヤドームで初の５連勝」を更新しました。

　今日から本格的に授業開始。生徒たちはまだ夏休み気分から切り替わっていない上に、こちらも久々に教壇に立つということで、なかなか大変でございます。ちょっと大きな声を出すと、発声法を忘れているというか、腹から声を出せていないので、すぐにのどが枯れてしまいがさがさした声に。生徒たちに作業をさせながら教室内を歩き回り、少し声のトーンを落としながら話していると、のども落ち着いてきた。
　放課後は浪人している卒業生がやってきて、進学についての相談に乗る。私も浪人している時に、３年の時の担任の先生にいろいろと相談に乗ってもろうたなあ。
　そのあと、いろいろと打ち合わせなどをしていたらあっという間に外は真っ暗に。授業再開初日からへろへろであります。まあ、今週いっぱいかけてなんとかペースを取り戻せるでしょう。
　ところで、人間国宝桂米朝師匠が肺炎で倒れたとのこと。一時は４０度近い高熱と嘔吐が続いたというから心配です。入院して手当てを受けたらなんとか落ち着いたらしいけれど、上方落語の至宝、一日も早い快癒を祈っております。

オールスター映画の難しさ

　夜中から雨。かなり強く降る。朝起きて、猛暑日続きの時の習慣でつい窓を開けて風を通していたら、そらもうあんたえらい寒い。このままやったら風邪をひくわいと閉めましたとも。なんやねんこの極端さは。夕刻からは雨はあがり、比較的涼しい。でも無風状態なんで、こうやってパソコンにむかっていると窓を開けててもなんとなく蒸してじわりと汗がにじむ。また明日からはまた暑くなるそうな。心地よい気候になるのはお彼岸あたりまで待たねばならんか。
　今朝はレギュラーの「キョウリュウジャー」「仮面ライダーウィザード」「プリキュア」すべてぶっ飛ばして劇場公開された「スーパーヒーロー大戦」「プリキュアオールスターズ」の２本立て。律義に見ましたとも。
　こういうオールスターものというのは脚本が難しいんやろうなあ。ストーリーはレギュラーのテレビ版の方がきっちりしている感じ。とにかく戦隊ヒーローやライダーやら悪役やらを勢ぞろいさせてそれぞれに見せ場を作らんならん、あるいはプリキュアが勢ぞろいせんとあかんシチュエーションを作らんならん。限られた尺の中でそうしようとしたら、あまりこみいったストーリーにでけんのやろうなあ。
　それを勘案すると、それなりにようがんばってた感じかな。「プリキュア」の劇場公開時にはキャラクターの呼び掛けに応じて子どもたちがペンライトを振ってまだ登場してへんプリキュアを呼んだりするあたりがクライマックスか。子どもたちが一生懸命ペンライトを振って劇場内が一体化している様子を想像すると、おっちゃんは泣けてきたぞよ。
　明日からは本格的な授業やというのにこんなんしててええんかいな。まあええか、タイガースが４連勝したし。関係ないですか、ははは。

「はだしのゲン」売れ行き増

　今日は一日ほとんど雨天。気圧が下がると、体がだるい。午前中はずっとテレビを見て過ごしていたんやけれど、昼食後、もう眠くて眠くてたまらなくなり、プロ野球中継は録画予約しておいて、午睡爆睡。いやもう寝たなあ。ほんまになんでこう寝られるか。中継はサンテレビなんで、試合終了後のヒーローインタビュまでちゃんと放送してくれるから、安心して眠れたのかな。
　それはそうと、アマゾンで「はだしのゲン」の売れ行きがのびているらしい。いやあ、最初に松江市に陳情した「市民」なる人は「読みたかったら買って読めばいい」と開き直っていたようですが、まさに読みたくなった人たちが買うて読んでいるわけですな。３５歳の「市民」さんは、実際に戦争を体験し自分の見聞きしたことを漫画で描いたものを「事実と異なる」なんて言うてはるそうやけれど。実体験をもとに描かれた漫画と戦後生まれの戦後育ちの私らの知る劣化コピーのような知識とを比較して、自分の劣化コピーの方が正確であると言い切れる神経に私なんか感心してしまうね。いやほんま。

猛暑日連続記録更新

　今日は夜から雨という予報やったけれど、夕立程度。激しい雷雨ではあったけれど、雨があがったあとは風も止まり、蒸し蒸し蒸し蒸し。もっと地面がしっかりと冷えるくらいの雨になってほしかったなあ。
　なんて贅沢なことを言うていてはいかんのです。テレビのニュースを見ていたら、北陸地方なんかとんでもないことになっている。私の母方の故郷、福井の映像が写っていた。記憶にある風景が水浸しに。
　大阪では猛暑日の連続記録が更新されたとか。一方で集中豪雨。これは明らかに異常気象ですわ。
　で、思い出すのが２０１０年の夏。あの年も全国的に猛暑日が続いて異常気象やった。冬は猛烈に冷え、そして春を迎えた翌２０１１年の３月……。
　この異常気象が大災害の前触れでないことを今は祈るのみであります。

やっと見られた「仮面ライダーウィザード」

　高校野球中継のために２週続けて見られなんだ「仮面ライダーウィザード」の先々週の放送分がやっと今日の午前１１時に放送された。これは関西地方だけ毎年こうなので、慣れてるというたら慣れてるんやけれど、ＡＢＣは「仮面ライダー」シリーズは純粋に子ども向けのものと思うているんやろうなあ。でないと平日のこの時間帯に放送枠を持ってくるというようなことはせんはず。
　内容的には、「大きなお友だち」向けの、けっこうこみいったストーリーで、テーマ性もある。ゴールデンタイムの大人向けに作られたペラペラなドラマなんかよりも重い内容やったりする。子どもたちはまだ夏休みやからこの時間帯でもええけれど、勤め人でこのシリーズを楽しみにしている大人たちがいてるとか、そういうふうには考えたことがないんやろうね。
　私は録画予約をして見られるからええけれど、そういう環境になくていつも日曜の朝に早起きして見てる大人もいてるやろうし、これはもう少し配慮していただけんもんかなあと思う。ＡＢＣは視聴者層をちょっと絞り過ぎているんと違うかな。
　明日の午前１１時には他の地方では先週の日曜に放送された分がある。むろん録画予約済み。まあ、最終回に向けて盛り上がっているのを、一週間待たずに一気に見られると利点もあるけれど、なんとかならんもんですかねえ。