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三十年一日のごとく [教育]

 うーむ、言霊は甲子園にも届きませんでしたとさ。というよりもタイガースはもう燃え尽きたのか。特に守備。動きは悪いしこけるこぼす弾く。東京ドームで必死に食らいついていた姿が嘘のようであります。
 野球の話はこれくらいにしておいて、2週ほど前の「週刊朝日」に掲載されていた記事をほしいという方がいてはって、幸いまだ捨てずに置いてあったので、コピーをする。あげてしまわなんだのは、まだ妻が読んでへんからであります。
 で、この号には終戦直後に発行された「週刊朝日」の復刻版が付録としてついていて、そこに「終戦の詔勅」が全文掲載されている。これは授業の資料になるかもしれんので、コピーして保存することにした。
 それにしても、前文カタカナで濁点なし句読点なしルビなし。こんなものを当時の人たちはちゃんと読めたのかと思うと、すごいなあと感心する。受けている教育内容が違うから仕方ないんやけれど、さ。
 それで思うたんやけれど、今、教育関係で為政者たちは英語の早期教育とか歴史教科書の記述とかそういうものを問題にしたがるけれど、それよりも国語教育をなんとかせんならんのじゃないかえ。いまだに「現代文」の教科書には私が高校時代に読んだ「山月記」や「こころ」が30年間変わらず掲載されている。むろん名作であることには違いないけれど、30年間国語教育には進歩がないともいえるよね。
 別に「終戦の詔勅」をつるつる読めるようにせいなんてことは言わんけれど、国会議員も地方自治体の首長もちゃんと国語教科書を読み返しているのかねえ。偏向教育とかなんとかいうレベルの問題やないと思うぞ。

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