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メダルの数よりも [スポーツ]

 今日は3年生の成績を確定させる締めきり日。なかなか集中して採点でけなんだこともあり、遅れ気味ながら残業してなんとか確定させる。これで卒業できるかどうかが決まる生徒もおり、入念にチェックしながらエクセルの計算式を何度も書きかえる。やっとのことで納得のいく成績を出すことができた。
 帰宅したらもうへろへろ。いろいろと気を使う作業が終わって、ほっとしたのですね。
 パソコンに向かうている横では妻がソチ五輪のフィギュアスケート団体戦の中継を録画したのを見ている。選手の成績が出るたびに、同じチームの選手たちが一喜一憂している様子が面白い。お国柄もあるらしく、意外にドイツのチームが激しい応援をしているとか。
 五輪大会というのは特別なものらしく、ふだんの世界選手権などでは見られんようなミスが出たりもするらしい。普段は注目されへんような競技でも全世界から注目されたりするということもあるやろうし、4年に一度という条件付きで開催されるということもあるやろう。
 その道の第一人者でも独特の雰囲気に呑まれてしまう。そういう人間臭さというものを見られるというのが五輪大会の値打ちかもしれんなあ。どこの国がたくさんメダルをとるかとか、そんなことは私にはどうでもええことやけれど、そこで繰り広げられる人間的な物語には興味がある。例えばフィンランドのスノーボードのコーチが、選手をリラックスさせるために編み物をしたりしているなんて話を聞くと、なんだか微笑ましくなってくるやないですか。

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