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ジカ熱 [時事ネタ]

 朝、NHKの「週刊ニュース深読み」を見ていると、ブラジルで流行している「ジカ熱」について専門家の方が「デング熱より軽く、妊娠していなければ、蚊に刺されることさえなければ大丈夫です。それよりも妊娠中の方は風疹に気をつけるように」と、言うてはった。つまり、蚊にかまれる心配の少ない冬の季節に日本で大騒ぎすることはない、とのこと。飛沫感染もないし、感染して発症しない場合でも、菌は比較的短い期間で死滅する。
 メディアの過熱しがちな報道に釘をさすというような感じで、これこそ専門家の姿勢やなあと感じ入る。
 そやから、きっと日本で気をつけるべきは夏になってからで、その時分にはメディアはジカ熱なんてなかったことみたいになっているんやろうなあ。
 むろん、中南米から帰国した人が感染してへんか、そこには気をつけるべきなんやろうけれど、その人が蚊にかまれる確率は、今の日本では非常に低いやろうしね。
 専門家の方は「風疹に気をつけるよう」と重ねて強調してはった。これも専門家の姿勢としては非常に正しいですね。今の日本でジカ熱に感染するよりも風疹にかかる危険性の方が高いわけやから。そこを強調するのは当然のこと。
 専門家の役割はこうやないと。

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