長い１年、長い試合

　今日で今年度は終了。いやー、長く感じる１年やったなあ。今日は１年間座った職員室のデスクから、明日から仕事の拠点となる部屋に荷物の移動など。転勤する前任者の片付けの邪魔にならないように、一か所に荷物はかためておく。自分が使いやすいように配置するのは明日から。
　転勤する方、退職する方と別れのあいさつをし、退出。とりあえず１年を乗り切った安堵感と、明日からになう新しい仕事（けっこう重責なのです）への不安とが同居した状態で帰宅。
　今日はタイガースの試合は地上波でもＢＳでも中継はなし。ラジオで聞き、深夜のスポーツニュースでええ所を見るという、シーズン終盤みたいなことをすることになった。
　最初はパソコンを立ち上げてRadikoで聞く。夕食時はラジオに切り替え。これまでAMのみの放送やったのがFMの鮮明な音声で聞けるのがありがたい。
　食後はまたもパソコンを立ち上げてRadikoに切り替え。これがなんと延長１２回引き分けという長い長い試合になった。終わったのが２３時過ぎやもんなあ。ああしんど。せっかく早めに帰ってゆっくりとラジオ中継を楽しむつもりやったのに。かえって疲れたわい。
　まあ、これ、テレビで中継してたらずっとテレビを占拠して妻の見たい番組を見るのを邪魔するところやったから、まあよかったか。このあと、深夜のスポーツニュースを見てから寝るぞう。

高校生には酷

　今日も完全休養日。明日は出勤して年度末の片づけや新年度に向けて部屋移動の準備などをし、明後日からは新年度開始。よってゆっくり休めるのは今日まで。
　昼食時に何気なくふと気が向いて「選抜高校野球大会」の中継を見る。私はあまり高校野球には興味がないけれど、野球そのものを見るのは好きなんで、よその局でわあわあさわがしい情報番組を見るよりはよほどよろしい。
　で、高校野球は準決勝。龍谷大平安と智弁学園の試合は８回裏。平安がわずか１点のリードで持ちこたえていた。あわや同点タイムリーという一打を、野手の好返球でホームアウトにし、残るはあと１回。
　昼食後もその息詰まる展開を追ってテレビにくぎ付けになってしもうた。
　京都出身の私はどちらかというと平安を応援する気持ちになる。９回裏、エースの市岡投手が抑えて逃げ切れるかどうか。１点差となると、プロでも相当の精神力が必要になる。プ野球やったらここでクローザーの出番。そやけど高校野球はそうもいかん。エースに最後まで託すことになる。
　結果は無情にも満塁からサヨナラヒットを打たれて平安の負け。
　これやから高校野球は見てて辛いのね。いくらエースとはいえ、９回まで１点差で完封せいというのは酷ですよ。８回裏の投球を見ていても市岡投手は限界やったもんなあ。
　夜はラジオとテレビでナイター観戦。タイガース大敗かと思われたけれど、９回表にゴメスのスリーランで４点差までこぎつけたら、相手のスワローズベンチは大慌てでリリーフ投手を惜しげもなくつぎ込む。明日もあるリーグ戦の面白さ、今日しかないトーナメント戦の面白さ。両方を楽しめたのでありました。

「おそ松さん」終了

　本日は休暇をとって休養。雑誌を買いに駅前の書店に行ったくらい。引きこもってばかりもいられんしね。
　昨日の深夜、アニメ「おそ松さん」が最終回。わずか半年の放送でここまでヒットした深夜アニメも珍しい。「けいおん！」や「ラブライブ」もヒットしてはいるけれど、深夜アニメの視聴対象やない層にまで一気に浸透したかというと、そうでもなかろう。「まどかマギカ」や「あの花」は放送している時点ではそれほど話題になってなんだしね。
　なにより、残り１話という時点ではあったけれど「週刊朝日」にまでカラーページでとりあげられたんやからね。放送中には一般紙でもとりあげていた。
　勤務校では、ふだんなら深夜アニメの話題などしそうにない生徒まで「おそ松さん」の話をしていたし、同僚が小学生のお子さんを連れてきた時、暇つぶしに落書き帳に「おそ松さん」のキャラクターをいっぱい書いていたのには驚いた。あのナンセンス、小学生には理解でけんネタやったはず。
　かくいう私も毎週火曜は録画した「おそ松さん」を、出勤前の早朝に見ていた。仕事して帰るまで待ちきれんかったのです。藤田陽一テイスト満載で、下ネタの入れ具合などは「銀魂」と共通するところがあったなあ。むろんベースは赤塚ギャグなんで、破壊的なところは「銀魂」以上のものを出していたけれど。
　さて、ここまでブームになった「おそ松さん」、果たして第２シーズンはあるんやろうか。おそらく放送局やスポンサーは第２シーズンを考えるやろうなあ。危惧するのは、ブームになってしもうたせいで毒が薄まってしまうこと。決してご家族向けのアニメやなく、かなりえげつない実験的な要素もあったし、このボルテージを維持するためには深夜枠やないとあかんやろう。もし、第２シーズンがあるとしたら、こんどはブームに乗って見た人が理解でけんくらい濃いナンセンスのものにしていただきたいと願うております。

少女失踪事件の謎

　愛すれどTigers「高山、横田、ヘイグ！新戦力、躍動す！」を更新しました。

　今日は会議日なので出勤。しばらく家でだらだらしていたので、なまった体を動かすにはちょうどよろしい。引き継ぎ業務や研修内容のダウンロードなど、来年度に向けた仕事を少しずつ行う。会議では、朗報もあったりなんかして、気分良く帰宅。
　ニュースサイトなどでは、２年前に行方不明になった中学生女子の帰還に関する報道がたっぷりと。親はあきらめず「捜す会」を作って活動してたんやなあ。そら、あきらめたらそこでしまいやもんな。無事帰ってきてほんまによかった。
　ただ、報道からはまだまだわからんことだらけ。女子をさらったのは大学生で、大教大付属から千葉大に進み、就職も決まりおかしなところはなかったらしい。女子の証言では常に監視して逃げられないようにしていたそうやけれど、いったいこの２年間どういう生活をしていたのか。
　男がアキバに行った隙を狙った逃げだしたという女子の証言があるけれど、彼は静岡で血だらけになって発見されている。
　なにがなんだか、辻褄の合わないことばかり。他に第三者が関係していたんやないかという感じもするし、これは続報を待ちたい。まあ週刊誌の記事であれこれと雑多な情報は報道されるんやろうけどねえ。
　とにかく、親があきらめなんだことが一番。こうやって帰還することもあるんやなあ。

沢田石アナの奮闘

　大相撲小言場所「春場所をふりかえって～白鵬逃げ切り、稀勢の里優勝ならず～」 を更新しました。

　タイガースの連勝を聞き届けて（テレビ中継は８回まで、続きはラジオで聞いたのです）、そのあと録画した相撲を見る。２敗同士の大関、稀勢の里と豪栄道の一番は稀勢の里ががっちりとした相撲で勝つ。これで日馬富士が白鵬に勝ったら優勝決定戦になるぞー、その方がおもろいぞー。大阪府立体育会館の観客も同じように思うてたんやろうねえ。
　で、白鵬は立ち合いの変化で日馬富士をすかしてあっけなく優勝が決まった。
　ガチンコやから、こういう相撲になる。興行としての面白さよりも勝利を優先させたら、こうなる。観客は「こんなスカ屁みたいな相撲を見に来たんと違うわい、金返せ」となる。大阪の観客は、相撲に限らず出したら出したで元が取れるかどうかという物差しがある。見ごたえのあるものには惜しみなく拍手。どんだけ盛り上がるねんというほど。その逆をやられると「金返せ」となる。
　優勝力士インタビューの担当は若手の沢田石アナウンサー。白鵬に対して「変わって勝って嬉しいか」と罵声が飛ぶ。テレビで見てても聞きこえてくるくらいやから、狭い体育館やったらはっきり響いたやろう。白鵬は絶句してしもうた。ここで老練な吉田アナウンサーあたりやったらいなしつつもうまく口を開かせたやろうけれど、沢田石さん、ようがんばったけれど力足らず。必死にフォローしても、白鵬は涙ぐんで声も出ず。ついに「千秋楽、ああいう変化で勝つと思わなかったので、本当に申し訳ない」と謝罪した。
　沢田石さん、なんとか用意してきた質問を投げかけたけれど、白鵬はもうこれ以上離せないと判断したのか、自分でさっさとまとめてしまう。それでもがんばって質問を続ける沢田石さん。白鵬はもう無視するように表彰の土俵に上がっていった。
　ようがんばったよ、沢田石さん、あんたは悪うない。これはベテランのアナウンサーでも難しい場面やったと思うよ。次に優勝インタビューがまわってきた時には、もっとええムードの優勝やったらええね。

さよならムーコ

　午前中は録画したアニメを何本か見る。土曜朝の楽しみの「いとしのムーコ」は最終回。特になにか大きな事件が起こるわけでもなく終わる。視聴率次第でまた再開されるのかな。こういう日常マンガはオリジナルエピソードもいくつでも作れるやろうから、また再開してもらいたい。原作者のみずしな孝之さんは、２０年ほど前に「まんがパロ野球ニュース」「まんがスポーツ」などの四コマ誌でデビューした頃から抜群のセンスをしていたのを楽しんでいただけに、今回の初アニメ化は昔馴染みと再開したような気分でありました。
　午睡のあと、プロ野球中継、大相撲中継をそれぞれ追っかけ再生で見る。タイガースが今季初勝利。高山、横田、ヘイグ、マテオら新戦力が力を発揮しているのが嬉しい。相撲は稀勢の里、豪栄道の両大関が２敗を守ったため、優勝決定は千秋楽に持ち越し。ただ、白鵬の明日の相手の日馬富士は怪我の影響で自分の相撲を取れてへんので、白鵬が敗れて優勝決定戦なんてことにはなかなかならんのやないかという気がする。
　あ、「巫女さんのくせに」とかいう意味不明な蔑視発言をした国会議員がいたけれど、ここまでくるとどういう意味で「巫女さんのくせに」という言葉を使うたのか理解不能。国会議員なんて選挙で落選したら何の権力もなくなる泡のような立場であることを理解してへんのやろうな。議員という肩書だけで自分が偉くなったと勘違いしている大馬鹿者の思考回路は私にはわかりません。

勝敗は度外視？

　午睡のあと録画していた相撲を追っかけ再生で見る。白鵬が３日連続の速攻で１敗を守る。先場所までの失速、あれなんやったんや。こんな相撲をまだ取れるんやったら、先場所の終盤なんか無気力相撲で監察委員が注意せんならんところですぞ。稀勢の里と豪栄道も２敗を守って食らいつく。千秋楽まで優勝争いを盛り上げていってもらいたいところですね。
　相撲を見たあとは、プロ野球の開幕戦。京セラドームからの対ドラゴンズ戦を見る。タイガースの得点はいずれも好走塁で取ったもの。メッセンジャーがなんと盗塁。タイガースの投手の盗塁はあの小林繁さん以来というからすごい。でも、メッセは球数が多く途中でつかまって負けた。
　負けたけれど、高山のヒット、横田の盗塁と若トラが生き生きと活躍してくれたから言うことなし。今季は勝敗を度外視して、とにかく若トラの成長を見守る１年にしたい。
　てなことを書きつつも、「愛すれどタイガース」用に戦評を書いていたら、いくつかのポイントで流れをドラゴンズにやってしもうたなあなんて悔しくなってきた。まあこれがファン心理の微妙なところですね。
　若手の成長と勝利がリンクしてくれたらいうことなし、なんですわ。この土日は相撲と野球で満腹になりそう。

１年分の骨休め

　精神力というのは侮れませんなあ。今日から休暇を使用して１年分の骨休め。朝は比較的早く起きたものの、朝食後、テレビを少し見たら眠くなり、午前中に早くも二度寝。昼食後は起きて読書と決め込んだものの、鳥谷敬「キャプテンシー」（角川新書）を読了後、結局午睡。気がゆるんだらなんぼでも寝られる。
　それだけこの１年間、気を張っていたということなんやろうなあ。もっとも、午睡から覚めても全くすっきりした感じがしないのは、この程度では疲れは取れんということなんでしょう。
　夕刻起きてきて相撲を見る。白鵬が豪栄道を電車道で下し、稀勢の里は１０日目までの落ち着きぶりが嘘のように慌てて出ていくところを日馬富士に引き落とされて２連敗。かくして単独で白鵬が優勝争いの先頭に立った。なんか久しぶりにこういう展開になったなあ。さて、先場所までの１３日目以降の失速というのを白鵬は今場所もやってしまうのか。まだまだ目が離せません。
　それにしても、期待をかけたらずっこける稀勢の里。予想にたがわず今回もずっこけてくれましたよ。あとは白鵬次第ということになるんで、気を取り直して明日から立ち直れるか、ですね。

今度は豪栄道？

　愛すれどTigers「2016年度『超変革』の始まり」を更新しました。

　本日で今年度の仕事も一区切り。来年度の仕事に向けて引き継ぎなどもほぼ終わる。年次休暇もたまっているので、明日から会議日などを除いてしっかりと休みを取ることにする。
　帰宅して録画しておいた相撲を見る。ほらほらまたまた「どすこい日記」になってきたぞ。
　勝ちっ放しの稀勢の里と１敗で追う白鵬が対戦。稀勢の里はここで白鵬を突き放してしまいたいところ。時間いっぱいの立ち合いで白鵬が突っ込んでくるところを稀勢の里が待った。白鵬はかなり気負っていた様子やったけれど、この待ったで冷静になったみたいやね。二度目の立ち合いでは左から張り手をかまし右ひじでかちあげて稀勢の里の出足を止める。稀勢の里はこれで腰が浮いてしまい、あとは左上手をつかんだ白鵬が一気に寄っていって勝負を決めた。
　稀勢の里の完敗。いつものように緊張で体が動かなんだんやなく、白鵬の冷静な作戦の前に自分の力を出し切れなんだという相撲やった。
　これで１敗で白鵬、稀勢の里、豪栄道が並ぶ。日馬富士、琴奨菊ははそれぞれ敗れて優勝争いから脱落。優勝争いは今のところ１敗の３名に絞られたな。
　これが１年前なら文句なく白鵬がここからペースを上げて優勝にもっていくところやけれど、ここ数場所の失速ぶりを思うとすんなりとはいかんやろう。明日の豪栄道との１敗同士の対戦が鍵になるやろうね。今場所の豪栄道は大関昇進直前の相撲を思わせる取り口。そして、あの時は二場所連続で白鵬に勝ったんやった。
　稀勢の里は日馬富士と対戦する。大関が元気なんで、好取組が早めに組まれてしまう。優勝争いのピークが今日明日に来ている感じやね。豪栄道が白鵬に勝ったりしたら、一気に優勝もあり得る。稀勢の里はここが踏ん張りどころやね。
　明日はしっかり午睡して、大一番の観戦を待つことにしよう。

オープン戦首位なのに

　今日は午後から研修。１８歳選挙権の施行にともなう「主権者教育」についてのガイドラインの説明。校内で政治活動はしてもええけど選挙運動はしたらあかんとか。そんな線引き、難しいしよう注意せんわ。ここまで現場に新たな手間をかけさせてまでして１８歳に選挙権を引き下げる意味があったのかね、とぼやきたくもなります。普通に現代社会や政治経済の授業で教えるだけではいかんのかなあ。
　帰宅して相撲を見る。稀勢の里が１０連勝。１敗で白鵬と豪栄道が追う展開。稀勢の里と白鵬はともかく、豪栄道がからんでくるとは予想もしてなんだ。先場所の琴奨菊といい、ええ意味で予想を裏切ってくれるなあ。
　プロ野球はオープン戦終了。２５日の開幕に向けて最終調整に入る。タイガースはなんとオープン戦首位で終わる。ここ３年はオープン戦首位のチームがリーグ優勝をしているとかで、気分は悪くないね。
　ところがですな、そのタイガースの選手たちは高校野球に対して仲間内でトトカルチョをしたりなんやかんやで金を賭けていたりしたそうな。勝負師やから博打は性に合うてるんやろうけれど、なんかもうこうぽろぽろと出てくるとげんなりする。ええとか悪いとかやなくて、ゆるんだ水道管の水漏れみたいにちょびちょび漏れてくるんやなしに、一発でドカンと全部出してくれや。
　こんなんで２５日に予定通り開幕するのかね。
　ところで野球賭博を告白したジャイアンツの高木投手は、連盟からは１年の失格という甘いお沙汰やったにもかからず、ジャイアンツは契約を解除したという。どうせ金まみれなんやったら、タイガースはこの際高木投手と契約したらどないだ。失格が解除されたら大きな戦力になるぞ。当初は非難されるかもしれんけれど、更生する気のある者を救うたと評価されるかもしれんぞ。