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「感動」の安売り [時事ネタ]

 業者から連絡があり、第一候補の映画上演の手配が確定。やれやれであります。ほっとしたのか、電話のあとの午睡は熟睡。もっとも今日は気温の割に風がよく通り、心地よかった。湿度も低かったんやないかな。夜になると、少し涼しいくらい。
 それにしても五輪大会になると、報道もそれ一色になるとはちとやり過ぎなんでは。リオの会場の外ではなんやまだまだごたごたしたりしているみたいやけれど、そういう報道は申し訳程度。開会直前の反対デモみたいなんをやっていたのはどうなったんやろう。軍が制圧したんか。トルコの情勢はどうなってるんや。ノドンミサイルに対する対応はどうなってるんや。
 新聞をくまなく読めば、一応取り上げられているけれど、一面は五輪大会で誰が何色のメダルを取ったというようなことがそれらを押しのけている。
 ネットで社説を読み比べていたら、やれ感動したの日本人やっぱり凄いのと書きたててる。それやったら普段から国内の大会の様子なども一面カラーで報道したり、社説でこまめにとりあげたりしていただきたい。
 私がタイガースの若手が活躍しているのを見て嬉しくなったり、相撲に手に汗を握ったりできるのは、新入団から二軍で活躍している様子をスポーツ紙のウェスタン・リーグの結果までこまめに目を通したりしていたり、幕下以下の取組も漏らさず録画して見たりしているからで、そういう蓄積があるから初優勝の力士の涙に感激できたりするのです。
 4年に一度だけその競技のトップの選手の演技を見ても、凄いなあとは思うけれど感動したりも感激したりもしませんね。そこにいきつくまでの努力を知らんもん。「感動」の大安売りはたいがいにしていただきたいと思うが、如何。
 そうかあ、安っぽい作りものの「感動」を売りにした映画を見てもちっとも「感動」でけんのも同じことやねんな、きっと。

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