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BGMを切る時 [日常生活]

 仕事部屋ではいつも一人なもんで、黙々と仕事をしていたらだんだん鬱っぽくなってくるので、BGMにクラシックのCDをかけているというのは前にも書いたと思う。仕事用のノートパソコンのトレイにあれこれととっかえひっかえ入れている。
 例えば「アダージョ・カラヤン」みたいな静かな曲のオムニバスもあれば、モーツァルトの交響曲をかける時もあったりと、同じような曲が続かんようにしている。あまり同じCDばかりかけていると単調になってしまうからね。むろん仕事にさわらぬ程度の音量のつもりであります。
 用事で同僚が部屋に来たり、保護者が相談に来たり、奨学金関係の書類を持ってくる生徒たちがやって来ると、なるべく曲を止めるようにしている。ひとりぼっちが寂しいから曲を鳴らしているわけで、人が来たらBGMの必要はないものね。
 先日はつい曲を止めるのを忘れて鳴らしたままにしていたら、その生徒の連れが「俺、クラッシック嫌いや」とか言う。別に彼に聞かせるつもりでかけていたわけやないのですがねえ。こういう時は「切っとかなあかんかったな」と思う。とはいえ、好きで流している音楽に対してずけずけとそんなことを言われるのは不愉快ではある。
 こういう生徒がくる時は「春の祭典」やショスタコーヴィチの交響曲第5番か第6番の終楽章を大音量で鳴らしてやりたくなってしまうのでありますが、大人げないのでそんなことはしません。というよりも、BGM向きではない「春の祭典」やショスタコのシンフォニーなんてものは持っていっておりません。心穏やかに仕事がでけんではないですか。

 12月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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