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溶ける糸 [テレビ全般]

 愛すれどTigers「ボーア、サンズがグランドスラム競演」を更新しました。

 今日からしばらく夏休み。新型コロナウィルス禍のために2ヶ月休校したので、盆明けにはすぐに授業開始。そのため、今日は休み明けの授業計画をたてたり、教材研究をしたり。
 保健室には3人いてるんやけれど、私は2人の養護教諭との話に加わることができず、かえってひとりぼっちみたいになってしまう。これなら最初から一人部屋の方が割り切って気楽にマイペースで仕事ができるというもの。あと2日出勤する予定なんやけれど、これはちょっときついなあ。明日は蒸すけれど、社会科の準備室で仕事をしようかな。
 提出しなければならない書類を作成したりしたので、それなりにちゃんと仕事はでけたんやけれどね。定時にとっとと退出。
 帰宅して、少しばかりだらだらと過ごし、夕食後、久しぶりに妻と「刑事コロンボ」を見る。3話くらいたまっているのです。今日みたのはシリーズ中一二を争う傑作「溶ける糸」。野心家の医師をレナード・ニモイが演じ、「コロンボ対Mrスポック」という図式。むろん冷静で論理的な犯人の前に、コロンボはもう少しで降参してしまうところなんやけれど、最後の1分でみごとな切れ味でひっくり返す。「二枚のドガの絵」と同じ監督なんで、こういう切れ味鋭いラストがお好みなんやろうね。いやもうこれは何度見たか知らんけれど、見るたびにその脚本と演出の緻密さにうならされます。ファンによる人気投票では「別れのワイン」が1位になっていたけれど、こと倒叙ミステリの醍醐味という点では私はこの「溶ける糸」を推すね。一切犯人に同情でけんというところもよろしい。「別れのワイン」とはまた別種の面白さなんで、ここは意見が分かれても仕方ないかな。ちなみに「ルーサン警部の犯罪」ではカーク船長のウィリアム・シャトナーが犯人役で出るけれど、やっぱりちょっとばかり軽薄な役どころ。レナード・ニモイはやっぱりよろしいなあ。

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