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野手のマウンド [プロ野球]

 今日から私は盆休み。例年やと盆休みにあたる5日間の夏季特別休暇と人間ドック、そして年次休暇を組み合わせてかなり長期休暇にしてだらくさ過ごすのですが、今年は夏休みそのものが短いので、夏季特別休暇と人間ドックのみ。ただまあ山の日なんていう祝日もあるので、それなりにまとまった休みは取れますね。
 で、朝は例によって深夜アニメを見ながら朝食をとったりし、食後睡魔に襲われ早目の午睡。起きてから、昨日の帰り際に言われた憶えのない仕事について、他の先生に確認の電話を入れた。やはり私の記憶違いやなく、そんな仕事は存在せず。喜多が困っていると養護教諭に伝えてもらうよう依頼しておく。昼食後、パソコンに向かう。妻が実家に行き、私はちょっとだけ体を動かそうと駅前の本屋に雑誌を買いにいったりする。帰宅後は買うてきた雑誌を読んだりして過ごし、夕刻から追っかけ再生でプロ野球中継を見る。
 タイガースの大勝。それはええけれど、11点差がついたところでジャイアンツの原監督はマウンドに投手やなく野手の増田選手をあげた。投手経験のある人らしく、フォームは滑らか。にしても、これはタイガースに対して失礼なんやないかい。おそらく勝ちパターンの投手を投入すると、9連戦の最後がきつくなるということもあってのこと思うけれど、それにしてもまだブルペンに投手登録された選手がいてるのに、野手登録の選手を公式戦で投げさすというのは、つまりもう試合を投げ出したから、タイガースの打者にはもっと打ってもろうてええですよ、というメッセージでしょう。昔、オールスターで仰木彬監督がイチロー選手をマウンドにあげて松井秀樹選手と対戦させようとしたら、野村克也監督が野球をなめるなと高津臣吾投手(現スワローズ監督)を代打に送ったことがあった。仰木監督は「お祭り」を盛り上げるためにやったことなんやけれど、「お祭り」やからこそ真剣勝負を見せるべきという野村監督の考えとは合わなんだみたい。
 今日の増田の投手起用については、きっとこれから賛否両論起こることになるやろうけれど、たとえ11点差ついても、試合を投げるような姿勢を見せてしもうたら、そのチームの緊張感はそこで緩むんやないかと思う。捨てゲームにするにしても、一気に7点取られた若手の堀岡投手を続投させた方がまだ選手たちの気持ちは緩まんやろうと思う。今後のペナントレースの展開に大きな影響をもたらす選手起用になるんやないかと、そんな気分でテレビを見ていた。連敗ストップで嬉しいはずやのに、なんか異物を飲みこんでしもうたような気分にさせられる試合やったなあ。

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