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断たれた音 [テレビ全般]

 いよいよ盆休みもあと4日。有意義に過ごさねばと思いつつ、午前中はテレビ漬け。ただしアニメばかり見てたのではなく、録画して置いてあった映画「猿の惑星」(1968年版)を見たりする。吹き替え版で何度か見たけれど、数十年ぶりに見直したらわりと平板な演出なのが意外やったなあ。ただ、チェンバースの特殊メイクは50年も前のものとは思えんみごとなもの。パソコンで少し遊んでから、昼食後、少しだけ午睡。すぐに目覚めて昨日買うた「週刊ベースボール」をなめるように読む。以下に外国人選手の成功者が少ないかがようわかった。
 夜は妻と久しぶりに「刑事コロンボ」を見る。今夜見たのは「断たれた音」。聴覚障碍のチェスのチャンピオンが、病気のために引退したが現チャンピオンに挑戦したいとカムバックする前チャンピオンと対戦前夜に対局。本番で敗北するのを恐れてゴミ処理場につき落して殺害しようとする。前チャンピオンは一命をとりとめ、コロンボは殺人未遂として捜査を始める、というお話。記憶力は抜群で、チェスも強い犯人やけれど、いろいろなコンプレックスを持っているあたりが、「溶ける糸」の医者と違うところ。とはいえ、ラストの切れ味の良さは「二枚のドガの絵」や「溶ける糸」に匹敵する。ラストシーンは何度見てもみごとです。当時の補聴器の性能やとこうなるんやなあ。現代の補聴器はもっとコンパクトで耳たぶにはさんでおけるくらいのものやから、また違った展開になるやろう。私の好きなエピソードのベスト5に入る作品でして、それは今回久しぶりに見直して改めて感じた。さて、全てを見直してそのベスト5がどう変わるか、まだまだこれから見るエピソードはようけあるからね。楽しみです。

 8月16日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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