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コロナ休業余波 [日常生活]

 コロナ休業期間はそれなりに深夜アニメの本数が減ってありがたかったんやけれど、その余波が今クールにきていて、見ても見ても見切られんくらい本数が多い。2話まで見てどうでもいいと思うたものは切っていくべきやなあ。コロナ休業の間はプロ野球も休止してたから、そちらもずれこんで11月までやってるわけで、例年やと今クールはどんなにアニメが多くても毎日夕食後に妻と何本か見たりもしていたんやけれど、野球優先になる。
 というわけで、土日はなるべく予定が入らん方がええんやけれど、今年度はマンションの管理組合の理事の番がまわってきたんで、月に1回の会議にも出んならん。今日はその会議の日。
 朝から何本もアニメを見、会議に出席し、帰宅後すぐに昼食をとりながら「キラメイジャー」「仮面ライダー」を見る。そのあとしばらくパソコンで遊び、それからプロ野球中継。今日は完全中継やないんで、午睡したら試合終了のところを見逃すかもしれん。今日はたまたま試合が早く終わったから午睡しといたらよかったという感じになったけれど、それは結果論。
 試合終了後、夕刻ではあったけれど、午睡。夕食の時間帯に目覚める。テレビに会議にまたテレビでやはり疲れていたんですな。明日から仕事やから疲れはある程度とっておきたい。夜は書きものを少々。
 いろいろとコロナ休業の余波が来ているなあ。来月はまたも土曜出勤が予定されているしね。こんなことならコロナ休業の時期にもっと休んでおくんやった。

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エラリー・クイーンの新冒険 [読書全般]

 ホームページ開設24年目に突入であります。ほぼ毎日この日記も書き続けているわけでして、ようやるわと自分でも思う。書き始めた当初、ここまで続くとは思うてなんだ。当時はレギュラーページのある書評家で、「おどりじいさん」で正式デビューした作家でもあったのですね。
 今や休日の午前中はアニメ漬け、午後から昼寝して夕刻からスポーツ中継の録画を見るというようなおっさんであります。こんな私に誰がした。自分でした。
 というわけで、そういう一日を送る。記念すべきふたまわり目(干支でね)の日やというのに、手を抜いてはいけません。
 台風は我が家にはほとんど被害をもたらさず、太平洋に抜けていきました。
 エラリー・クイーン/中村有希・訳「エラリー・クイーンの新冒険」(創元推理文庫)読了。エラリー・クイーンという探偵には強烈な個性がないのがよいところで、純粋に推理ゲームを楽しめるように作者がそうしているのだけれど、それが悪い方に行くと、キャラクターが作品ごとに変わってしまうということになる。本書は3部に分かれた短編集で、目の前から忽然と家が消えてしまうという「神の灯」と、タイトルに必ず「冒険」がつく気のきいた短編群、そしてスポーツ・ミステリの異色短編群という形になっている。推理部分に関しては第一短編集「エラリー・クイーンの冒険」(創元推理文庫)と同様切れ味のよいものなんやけれど、スポーツミステリでのクイーンはニューヨーク・ジャイアンツを熱狂的に応援したり、大学のフットボールチームに熱を入れたりと、これまでに見せたこともない「個性」が表に出てくる。しかも女優のパートナーがいっしょについてまわる。これは絶版になっている「ハートの4」(創元推理文庫)に登場する女性なんやけれど、これが絶版になったままなので、関係が非常にわかりにくい。一応作品中にかんたんに訳注がついているんやけれど、これでは足りん。創元推理文庫は新訳版として「新冒険」を出す前に、復刊フェアで「ハートの4」とそれにつらなるシリーズを出しておくべきやったんやないかなあ。もともとはミステリ読みではない私は「ハートの4」を読んでへんので、そこらあたりが作品を楽しむ邪魔になってしもうた。短編ミステリとしては、どれも小味で切れがよいものばかりなんでお薦めですが、「国名シリーズ」などでのクイーン探偵のキャラクターしか知らん私のような読者は気をつけた方がええと思います。というわけで、創元推理文庫は絶版になっているクイーンの作品をどんどん復刊してください。言いたいのはそこですか。

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通常モード移行 [日常生活]

 台風接近中。朝から風雨。お山の学校の最寄りバス停あたりの風雨は、自宅間ベランダと強さが変わらん。ああ、私は標高が高層マンション並みのところにきているんやなあと実感する。
 今日から後期授業開始。生徒たちはしばらく球技大会とか講演会とか通常授業以外のプログラムで毎日を過ごしていたから、私にとっても彼らにとっても久々の授業。さすがに双方なかなか通常営業モードにはならない。空き時間は校長との面談とか午後の会議の資料を新たに印刷したりとか。ほんまは空き時間は一息つきたいところなんやけれど。
 午後は会議。終了後は月曜日の授業準備。ばたばたしつつ、定時より少しだけ遅く退出。
 台風接近のため、甲子園球場で予定されていた試合は中止。ゆったりと読書や書きものをしたいと思うていたんやけれど、夕食後すぐに睡魔に襲われ、読みかけの本を閉じて居眠り。台風接近で気圧が下がっているのが体調に影響している、だけではないなあ。
 起きて少しかきものをする。明日は完全休養日。たっぷりアニメを見て午睡して野球見て、だけでなく、書きものや読書もしたいものです。

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おっさんはガス欠する [日常生活]

 本日は午前中は校内の安全点検用紙のプリントアウトなどでつぶれる。喜多哲士はワードとエクセルを使うた差し込み印刷の技法をマスターした! でもマスターするのに時間がかかったので、レベルアップしたような気はしません。おまけにプリントアウトしている途中でプリンタのトナーが切れて事務室に交換にいったりと手間がかかることはなはだしい。裏面の注意書きを両面コピーするのを忘れて全職員のレターケースに配布したら、くだんの養護教諭に全部回収して裏に刷るように言われた。別紙として印刷して追加で配布したら手間がかからないと主張したが、却下された。言う通りになるまで一歩も引かない相手なんで、回収して裏面に印刷して再配布という手間と時間をかけることになってしもうた。他にもやろうと思うていたことはあったけれど、時間も気力も尽きたので明日以降にする。若い人にはおっさんはじきにガス欠になるということはたぶん理解でけんのやろうなあ。
 今年度得た教訓。完璧主義で仕事の効率化を考えない人とは合わない、ということ。
 午後からは成績会議。前任校で担任をしていた時も同じような会議で成績不振者の洗い出しと授業担当者への情報提供なんてことをしていたなあ。名前は変われど、どこの学校でもこの手の会議はあるみたいですね。
 朝から本降り。寒かったので上着を着用し、一日中脱げず。なにしろ座っての作業が多かったから、体がぬくもらんのですよ。マスクも春まで使うていた布マスクを使用。顔が冷えないのでよろしいね。
 定時に退出。帰宅してプロ野球中継を見る。試合が早めに終わったんで、短いアニメを何本か見る。「ポンコツクエスト」とか「鷹の爪団」とか「せいぜいがんばれ魔法少女くるみ」とか、ギャグセンス満点のものばかり。ストレス解消には笑いが一番です。
 やっとかきものに着手できた。土日には少しばかり進めたいところですね。

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子どもの名前 [日常生活]

 台風接近のため風が強く、朝から寒い。上着を着ていくんやったなあ。
 午前中は会議資料を作ったり、成績不振者の資料フォームに記入をしたりと、細々と事務作業。午後の保健部会で提案したら、仕事が遅すぎると指摘された。成績をつけたりなんやかやと途切れることなく仕事をしてたのに、まだ足らんというのか。いっそのこと発熱して休んでしまいたい。新米保健主事に、昨年までのベテラン保健主事と同じものを求められるのは正直つらいねえ。
 それでも定時には退出しようとしたら、諸般の事情で管理職から待機を命じられ、1時間近く退出が遅くなった。帰りはもっと寒い。このまま冬に直行するのか。自宅最寄り駅から歩いていると、わずかながらぽつぽつと降りはじめる。帰宅後、本降り。明日は一日雨ですかそうですか。
 帰宅後、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日も4時間近い試合。それでも勝ったら疲れも吹っ飛ぶというもんですが、ボロ負けですもんねえ。
 ところで、二人の養護教諭が雑談をしていたのを横で聞いていたんやけれど、高校生くらいに自分の子どもにどんな名前をつけようかと考えていたとか言うて盛り上がっている。高校生の女の子はたいてい一度はそんなことを考えている……らしい。うーむ、私は自分が将来有名人になった時にどんなペンネームまたは芸名をつけるかということを考えていたぞ。ほんまに高校生の女子は必ずそんなことを一度は考えるもんなんやろうか。二人とも全く別々の場所、しかもかなり離れたところで高校生をしていたはずやのに。なんか理解しがたい世界ですねえ。

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ブラウザが古い [日常生活]

 今日は成績提出締め切り日。午前中は成績入力やらチェックやらで時間があっという間に過ぎた。午後は今週末から始まる授業の準備を始める。明日は会議資料の作成と、なかなか休ませてくれんのう。
 定時に退出。帰宅してプロ野球中継を追っかけ再生で見る。延長戦で4時間。しかも土壇場で勝ち越し、最後は追いつかれて引き分け。ああしんど。
 明日が国勢調査の締め切りというので、パソコンに向かいネット入力をしようとしたら、ブラウザが古くて対応してへんという表示。まあ、パソコンも古いですし、これは仕方ない。そこでスマホを取り出しバーコードを読みとったら、スマホのブラウザも古いと拒否されてしもうた。パケ料がもったいないのでバージョンアップをさぼっていたのです。
 今からバージョンアップをするのも面倒なので、すでにバージョンアップしていた妻のスマホを借りて入力。こんなに手間取るとは思わなんだ。
 というわけで、ほんまはちょっと書きものなどしようと思うていたんやけれど、時間切れ。そちらは明日から始めよう。
 それにしてもほっといたらパソコンもスマホもOSやらブラウザやらがバージョンアップされるなあ。今はまだついていけるけれど、これから歳を重ねるごとに時代から取り残されていってしまうんやろうなあ。正直、現段階でもう生徒たちほどスマホを使いこなしているとは言えんしなあ。
 聞いている音楽も18世紀のものばかり。あ、クラシックが好きやというのは時代についていかれへんということではないですか。あ、よく聞く演奏は20世紀の録音中心やなあ。最近の若手指揮者の演奏はあまり面白くないもんでねえ。

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富田耕生の死 [追悼]

 愛すれどTigers「高橋遥人、14奪三振でプロ入り初完投勝利」を更新しました。

 今日は午前中は1年生の球技大会の手伝いにかり出される。生徒が勝手に後者に入らんように、校舎の入り口付近で立ち番であります。2年生や3年生はまた別のプログラムで動いているので、1年生に邪魔をされてはいかんのです。まあ交代要員もいてて、石のベンチもあったのでずっと立っていたわけやないけれど。
 ただ、風がかなり強く、寒い。アクリルマスクをしていったのは失敗やったな。風で飛ばされそうになったもんな。長袖でちょうどよし。若者は元気やのう。半袖の体操服で屋外でドッジボールしてるんですもんね。
 午後は社会科の成績会議。1年生の社会科は、私だけがちょっと平均点を低くつけているので、エクセルの計算式をいじってなんとか平均を上げていかんとあかんことになり、四苦八苦。疲れた頭ではこれ以上無理。一日寝かせて明日仕上げてしまおう。で、定時に退散。
 帰宅後は追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日はタイガースの完勝。4戦して2勝2敗やねんから、それほどタイガースが弱すぎるわけやないということが証明された。スポーツ紙は1つ負けると騒ぎ、2つ負けるとダメ虎扱いしてくれるんやからねえ。
 声優の富田耕生さんの訃報 に接する。享年84。死因は脳卒中。
 名脇役やったなあ。若い頃からおっさんの役ばかりやっていた。永井一郎さんなんかもそうですね。そやからマスコミも見出しに困ったみたい。「初代ドラえもん」「二代目バカボンのパパ」「手塚アニメのヒゲオヤジ」……。どれも富田さんの当たり役、ではないのね。ドラえもんといえば三代目の大山のぶ代さんやし、バカボンのパパは初代の雨森雅司さん。ヒゲオヤジは誰と特定はでけんな。「鉄腕アトム」の初代ヒゲオヤジは矢島正明さんやし、カラーでリメイクされた時は熊倉一雄さんやし。富田さんははて、どのヒゲオヤジやったっけ。「マリンエクスプレス」やったかなあ。調べるのも面倒なんであれですが、ヒゲオヤジの絵でまず富田さんの声が浮かぶということはないなあ。
 複数の声優さんのしているおやじ役のどれかをたいてい富田さんが演じている、ということになるか。「サイボーグ009」のギルモア博士も二代目ですしね。それぐらい芸域が広い、どんな役でも自然にこなす(さすがドラえもんだけはイメージが違いすぎるけれど)名優やった。私もテレビっ子でしたからね。富田さんの声はいろんな「テレビマンガ」や洋画の吹き替えで聞いて覚えていたし、特徴がある声やったから、すぐに聞き分けられたし。でもどんな役でもしっくりきてたし。
 よう考えたら他の人の当たり役を引き受けるのは大変なんやと思う。バカボンパパなんか、雨森さんが亡くなったので二代目をしていたわけやしね。初代の声の印象が強烈だけに、おいそれと受けられる仕事やないと思いますよ。で、富田さんがちゃんと地ならしをしてくれたから、三代目の小倉久寛さんや四代目の古田新太さんも自分なりのパパを作っていけたんやと思う。
 テレビっ子の耳になじんだ名優の一人やったと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。
 ところで二代目ドラえもんは野沢雅子さん。この人もどんな役でもやってしまう人ですね。しかもまだ現役バリバリ。すごいなあ。

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午睡の時間制限 [日常生活]

 朝はいつもよりゆっくり目に起きる。平日ならとっくに家を出ている時間に起きられるなんて、贅沢な。鼻ポンプの表示を見たら、平日よりも1時間半は長く寝ていた。というか、平日の睡眠時間が短すぎるだけやねんけれど。通勤時間が短かったらもう少し毎日ゆっくり寝られるはず。
 午前中はテレビ三昧。パソコンで遊んだりもする。昼食後、少しだけ午睡。今日のプロ野球中継は試合終了までの完全中継と違うんで、追っかけ再生で1.5倍速というような見方をしていても、どこかで追いつくように時間を見計らってんとあかんのです。サンテレビとかNHKBS1なんかやったら完全中継なんで試合が終わってからナイター気分で見られるんやけど。通信料のかかることを考えなんだらDAZNでも見逃し配信で見られるんやけれどね。
 で、タイガースは残塁の山。ジャイアンツはワンチャンスをものにして得点。気がつけば大敗。こういう負け方が一番フラストレーションがたまる。
 試合は途中でラジオとスマホに切り替えて、最後まで聞く。そのあと本でも読もうと思うたけれど、まだ寝足りなんだらしく、小一時間うとうと。
 夜は妻と「アルプスの少女ハイジ」を2話だけ見る。森康二さんか宮崎駿さんの作画なのか、ハイジがすごい美人さんになってる時があったりするのが面白い。この時代のアニメは、まだまだ原画の人の画風がはっきりと出てたんですよね。もっとも、契約の関係かなんかでお二人の名前はエンディングのテロップでは原画としては出てこなかったりするんやけれど。富野喜幸さんが絵コンテを切ってるのも興味深い。こちらは富野さんとは全く気付かんくらい高畑演出に忠実なコンテではあるけれど。
 こんな風にして休日は過ぎていくのでありました。カレンダーを見たら、今月は祝日がないのね。ほんまやったら体育の日があったのに。きつい月になりそうです。

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野望の果て [テレビ全般]

 3週間ぶりの土曜休み。やはり週休2日になれた体に2週連続の週休1日はこたえたな。朝から深夜アニメを何本か見る。「炎炎の消防隊」をのぞいてみんな新番組。まずその世界観を飲みこまんとあかんので、結構しんどいね。昼前に外出。月例の京都の医者行き。はいえ今月は土曜日が5回あるので、次回は今月末になるんやけれど。往復の阪急は座れたし、診察もそれほど待たずにすんだし、帰宅してすぐに午睡。夕刻起きてきて追っかけ再生でプロ野球中継を見る。大敗かと思われたけれど、9回裏に3点差に迫ったところでジャイアンツに珍プレー続出。抑えのデラロサがコールされたのに、リリーフカーに乗ってきたのは中川。すごすごとダグアウトに中川が引っこみ、再度リリーフカーが出動して今度はデラロサがマウンドに上がったけれど、交代時の制限時間にひっかかって投球練習はなし。北條が内野フライを打ったら、内野手が交錯して落球。セーフかと思うたら、審判が寄って協議しアウトに。なんでも落球したのをこけた田中俊の腹に乗っていたので捕球とみなしてのことらしい。ジャイアンツはどうやら油断しているみたい。そこをついたら明日からはまだまだわからんよ。
 夜は妻と久しぶりに「刑事コロンボ」を見る。今日は「野望の果て」。カリフォルニア州の上院議員候補である犯人はゲスな奴。選挙のボランティアに来た女子学生を愛人にし、なんと自分の妻の秘書にしている。選挙参謀が手を切るように言うと、自作自演で脅迫状を作り、冷え切った関係になっている本妻の誕生日サプライズパーティーをして、それをアリバイ作りに利用し、自分の身がわりに殺された形で選挙参謀を殺してしまう。
 計画はずさんで穴だらけ。コロンボは矛盾点をじわじわとついて追い詰めていく。犯人は脅迫犯がまだ自分を狙っているようにさらに工作し、墓穴を掘る。犯人役は、ジャッキー・クーパー。クリストファー・リーブの「スーパーマン」で新聞の編集長役をしていた人です。子役あがりなんやけれど、悪人顔。コロンボの犯人には大概やない奴も多いけれど、同情してしまう犯人もいてる。この犯人は同情の余地なし。一応切れ味よくラストは決まるけれど、なにしろ犯行が穴だらけなんでそれが決め手になったように感じない。私の中の「残念コロンボ」5指に入る作品ではあるけれど、コロンボの追いつめ方が実に嫌らしく、ラストは相手にぐうの音もいわせないというあたり、それなりに楽しめた。

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レツゴー正児の死 [追悼]

 しんどかった一週間もやっと終わり。一日中成績算出業務。月曜日に幾分修正して、提出できるところまでもっていった。提出させるプリント類の評価が面倒なのですよ。特に「自分の考えを書きましょう」なんてのが総合的な学習には多いので、それぞれの生徒の特性を把握しつつ評価せねばならん。テストの丸つけをし、ノートをちゃんととっているかのチェックだけしていたらいいというような授業やとそう時間はとらんのやけれどね。お山の学校に転勤して2年目から5年間、ずっと固定されているからねえ。そろそろ若手にその任を譲らせてほしいものです。
 定時に退出し、帰宅後は追っかけ再生でナイター中継を見る。タイガースがジャイアンツに快勝。この調子で明日も頼むでぇ。
 漫才師レツゴー正児さんの訃報 に接する。享年80。死因は肺炎。これでレツゴー三匹の全員が鬼籍に入ってしまわはった。トリオというとたいていは楽器をもっていた時代に、しゃべくりと舞台を端から端まで使うアクション漫才は新鮮やったんやろなあ。正児さんは横山やすしさんと組んで「やすし・たかし」で漫才をしてはった。自伝によると、生真面目な正児さんは非常に要領のよいやすしさんの調子の良さについていけず、自らコンビ別れを申し出たという。ただ、はっきりと理由を告げてないので、やすしさんは互いに売れっ子になってもコンビ別れの理由がわかってなんだという。録音などが残ってへんのでどういう漫才やったかはわからんけれど、お互いの自伝を読むとそれなりにええ感じの漫才で売れる可能性が高かったらしい。
 そののち実兄のルーキー新一さんの劇団に加入したけれど、不祥事で解散してしまい、行き場を失う。その時に知り合うたのがレツゴーじゅんさんやったそうです。
 タイヘイトリオ門下に入り、吉本新喜劇をやめた渡じゅんさん、森一修さんと第一期レツゴー三匹を結成してからのことはレツゴーじゅんさんの訃報 レツゴー長作さんの訃報 の時に書いたとおり。それにつけ加えることはない。
 70年代漫才ブーム(今風にいうと第三世代というところか)の人気者のひと組やったし、独自のカラーを貫いた貴重な漫才やったなあ。ところで新聞などでは「お笑いトリオ『レツゴー三匹』」などと表記してあるのを見かけたけれど、正児さんたちの全盛時には「お笑いトリオ」やの「お笑いコンビ」てな言い方はなかった。あくまで「漫才コンビ」「漫才トリオ」やった。書いている記者も、若い世代なんやろうなあ。「お笑い芸人」やなく「漫才師」。晩年はトリオ解散で漫談をしてはったというけれど、レツゴー三匹はあくまで「漫才」やったと、書いておきたい。
 謹んで哀悼の意を表します。

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