近所の世話焼き親父

　今日から後期が始まり、始業式。というてもまだ体育館に全校生徒を集めてなどということはできず、放送室から校長のことば、各係から連絡を各クラスにいる生徒にマイク越しに聞かせるという形が続く。私は例によって新型コロナウィルス感染症に関する注意。涼しくなったからクーラーなどつけず、窓を開け放して風通しをよくしろの、涼しかったらブレザーやセーターでそれぞれが調節しろの、マスクなしで近くでおしゃべりしないの、インフルエンザ対策にもなるからマスクと手洗い手指消毒はこまめにやれのと、なんかご近所の世話焼き親父みたいな話になってしもうた。でもなあ、しつこく言うとかんと生徒たちはすぐに油断しよるからなあ。
　保健室に戻り、採点業務を始める。昼食前に、検尿採取の後片付けを手伝う。昼食後は月曜日に助っ人で行く１年生の球技大会の打ち合わせ。私はエスケープ防止のための立ち番。午前中はこれでつぶれるとなると、明日中に成績業務は完全にすましておかんとあかん。定時まで必死のパッチでテスト採点。まあ明日中には平常点も含めて前期成績は完全に出せそうなところまで進む。
　定時に退出し、帰宅後は追っかけ再生でナイター観戦。タイガースは完封リレー。昨日のお返しですね。セットアッパーとして登板した藤浪くんが160kmの速球を連発。ダグアウトに戻った時の嬉しそうな笑顔を見ると、今季はずっとこの形で起用し、来季はクローザーに転向させたら藤川球児の後継者になれるんやないか。スアレスには先発にまわってもらいましょう。あ、なんで来シーズンの話をしてしまうんや。今季はここから大逆転優勝のドラマが繰り広げられるというのに！
　というわけで、なんか今日もがんばって仕事をしてしまいました。おかげで帰路の電車内はへろへろでした。明日も通勤時はへろへろなんやろうなあ。