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野望の果て [テレビ全般]

 3週間ぶりの土曜休み。やはり週休2日になれた体に2週連続の週休1日はこたえたな。朝から深夜アニメを何本か見る。「炎炎の消防隊」をのぞいてみんな新番組。まずその世界観を飲みこまんとあかんので、結構しんどいね。昼前に外出。月例の京都の医者行き。はいえ今月は土曜日が5回あるので、次回は今月末になるんやけれど。往復の阪急は座れたし、診察もそれほど待たずにすんだし、帰宅してすぐに午睡。夕刻起きてきて追っかけ再生でプロ野球中継を見る。大敗かと思われたけれど、9回裏に3点差に迫ったところでジャイアンツに珍プレー続出。抑えのデラロサがコールされたのに、リリーフカーに乗ってきたのは中川。すごすごとダグアウトに中川が引っこみ、再度リリーフカーが出動して今度はデラロサがマウンドに上がったけれど、交代時の制限時間にひっかかって投球練習はなし。北條が内野フライを打ったら、内野手が交錯して落球。セーフかと思うたら、審判が寄って協議しアウトに。なんでも落球したのをこけた田中俊の腹に乗っていたので捕球とみなしてのことらしい。ジャイアンツはどうやら油断しているみたい。そこをついたら明日からはまだまだわからんよ。
 夜は妻と久しぶりに「刑事コロンボ」を見る。今日は「野望の果て」。カリフォルニア州の上院議員候補である犯人はゲスな奴。選挙のボランティアに来た女子学生を愛人にし、なんと自分の妻の秘書にしている。選挙参謀が手を切るように言うと、自作自演で脅迫状を作り、冷え切った関係になっている本妻の誕生日サプライズパーティーをして、それをアリバイ作りに利用し、自分の身がわりに殺された形で選挙参謀を殺してしまう。
 計画はずさんで穴だらけ。コロンボは矛盾点をじわじわとついて追い詰めていく。犯人は脅迫犯がまだ自分を狙っているようにさらに工作し、墓穴を掘る。犯人役は、ジャッキー・クーパー。クリストファー・リーブの「スーパーマン」で新聞の編集長役をしていた人です。子役あがりなんやけれど、悪人顔。コロンボの犯人には大概やない奴も多いけれど、同情してしまう犯人もいてる。この犯人は同情の余地なし。一応切れ味よくラストは決まるけれど、なにしろ犯行が穴だらけなんでそれが決め手になったように感じない。私の中の「残念コロンボ」5指に入る作品ではあるけれど、コロンボの追いつめ方が実に嫌らしく、ラストは相手にぐうの音もいわせないというあたり、それなりに楽しめた。

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