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マルチタスクとストレス [日常生活]

 今朝、日刊スポーツを読んでいたら、新連載の医療コラムに「マルチタスクはストレスのもと」という主旨のことが書いてあった。何か一つのことに打ちこんでいるのと、同時並行で仕事をしているのを比較したら、同時並行の方がストレスが高まるというもの。
 当たり前のことなんやけれど、これを読んでちょっと気が楽になった。
 私はもともとマルチタスクが苦手なので、一つのことをやり切ってから、一服つけて切り替えて次の仕事に打ちこむという方法をこの4年間のぼっち部屋では貫いてきた。マイペースで仕事ができるので、頭を切り替えるために全く仕事と関係のない本を少し読んでみたり、時間を決めてパソコンでソリティアをしてみたり。そうやって頭をまっさらにしてから次の仕事に集中していたわけです。
 保健室に配置が変わってから、それができなくなった。一つのことをしていると、「あれはどうなりました?」と養護教諭から声をかけられる。あとにのばすと何度でも聞いてくるので、「今やります」と、せっかく集中してできていた仕事を中断し、切り替えのできないままたずねられた方の仕事に取り組まんとあかんということが続いた。
 それでしんどいというのは自分でもわかっていたし、ひどい時には、朝に家を出る前から「今日も仕事を中断させられるのか」と悩んで、いっそのことすべてをうっちゃらかして休んでしまいたいと何度も思うた。
 そう、マルチタスクはストレスのもと。そんなのは経験上わかっていたのに、久々に他に人がいてる環境で仕事をするのにマルチタスクを無理やりしていたからしんどかったんや。
 というわけで、今日は午前中は社会科教師としての仕事に専念。昼食後、外で一服つけながらスマホでゲームをし、午後は自分が教員であることを忘れ、ひたすら学校保健主事の仕事に専念。
 かなり楽になった。
 問題は今日のように午前と午後というはっきりとした区切りをつけられん曜日があるということ。ここらあたりどうするか。月曜は保健主事の仕事は一切せず、火曜は教師の仕事は一切しないというように決めるのも一つの手かもしれんなあ。
 というわけで、自分ではわかっているのに思うようにならないことでも、新聞のコラムひとつで専門家のお墨付きをもろうたような気分になり、割り切ることができる。それを実感できたのが本日の収穫です。
 夜はプロ野球のテレビ中継がないので、例によってラジオとスマホで試合を視聴。1点差で逃げ切れる試合やと思うたら、あらららスアレスがサヨナラホームランを打たれてしもうたよ。なかなかスカッと一日を終えることがでけんもんですなあ。

 10月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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