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維新ぎらい [読書全般]

 今日は定休日。午前中は昨夜録画の深夜アニメと、たまっている録画番組を見てから、パ今に少しだけ向かい、昼食。食後は読書と午睡。
 夕刻起きてきて、録画した相撲を見る。照ノ富士、逸ノ城、翔猿、錦木が勝ち越して2敗グループを形成。正代がまさかの5連勝でカド番脱出まであと2勝。やっぱり支度部屋で四股を踏んで汗をかいてから土俵に向かうているのかしらん。来場所は初日から支度部屋で一汗かいて土俵に上がってほしいものです。個人的には翔猿と錦木にがんばってほしい。
 続いてプロ野球中継を見る。ついにタイガースがマツダズームズームスタジアムで今季初勝利。バンテリンドームナゴヤ以上の鬼門になっていたけれど、これで苦手意識を払拭できたらええな。それにしてもジャイアンツ戦で3試合連続満塁ホームランを打って3連勝したチームを完封リレーで抑えこむとは。ジャイアンツの投手陣がよほど弱体化しているのか、タイガースの投手陣が抜きんでているのか。
 朝から強い雨で蒸し蒸しした天気やったけれど、夜になって雨があがると心地よい風も入ってくるようになった。
 大石あきこ「維新ぎらい」(講談社)読了。本書のタイトルにある「維新」は明治維新のことやなく、政党「大阪維新の会」「日本維新の会」のこと。ゼロサム先生が市長を退任してから、この類の本はもう読まんでええと思うていたけれど、本書の著者はゼロサム知事が着任した時に堂々と意見を述べた方。そして、その後れいわ新選組から衆議院選挙に立候補して比例復活当選した方。つまり反「維新」として行動してきたという実績がある。そういう方の反「維新」論ということで手に取った次第。読みどころは府の職員としてゼロサム知事と対峙してきた経緯などが著者の視点で克明に描かれている部分と、国会議員がなんで市民感覚を失うのかというのを体感した部分。国民の代表でしかないものが、議員として特権階級扱いをされると、凡人ならば勘違いをしてしまうところ。そこは志のある著者の偉いところで、現時点では己を戒めてはる。そうならんように有権者である我々は注視していかんならん、ということになるけれどね。それ以外の「維新」の破廉恥ぶりについてはこれまで私が読んできた少なからぬ本に書かれているとおり。所属するれいわ新選組の宣伝臭がちょっと鼻につくが、それは立場上いたしかたないことか。これまで反「維新」本を読んだことのない方にはよくまとまっているのでお勧めしたい。私のように様々な角度からゼロサム先生と維新の会に対する批判を少なからぬ量の本で読んできた人にとってはこれまで読んできたことの再確認という感じになると思います。

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