体育祭と忘れ物

　直射日光は体に悪い。疲れる。
　昨日予定されていた体育祭が今日に延期になり、好天のもと実施された。
　病み上がりの、いえいえまだほんまに副鼻腔炎が治ってるかどうか定かやないおっさんにとって昨日の湿気むんむん気圧下がりまくりの翌日の真夏日はほんまに体に悪いですよ。
　いろんな係があって、その仕事のためにクラスのテントを何度も離れなあかんかったけど、生徒たちは自分らでなんとかやってたみたいで、この調子で成長していただいたらええなあと思うことしきり。
　もっとも、盗難防止等々の理由で生徒が校舎に入る時は担任がついてないとあかんから、何度も連続して生徒たちが「先生、教室に忘れものした」「先生、音楽室に置いてある楽器を取りに行きたい（吹奏楽部の生徒です）」などなどやってきてはそのたびに１階から３階までを何度も往復せんとあかんかった。しかもたいていは急いでますからね。駆け上がって教室の鍵を開けに行くわけです。忘れ物を入手した生徒には「先に降りて、急いで」と指示して、あとは呼吸を整えながらゆっくり降りたりなんかしてたのであります。
　これだけの肉体的疲労を覚えたのは久しぶりかなあ。
　今晩は爆睡しそうです。

琴光喜の野球賭博疑惑

　いやあ驚いたなあ、琴光喜の野球賭博疑惑。週刊新潮のリークは玉石混交なんやけれど、こと相撲に関しては朝青龍を引退に追い込むにいたった「朝青龍の暴行相手」をすっぱ抜くなどの実績があるから、今回も……、という気もする。
　野球賭博というたら旧Ｗヤングの中田治雄さんを自殺に追い込んだ、３０数年前の苦い記憶がよみがえる。あの当時は在阪球団が多かったということもあって大阪の暴力団の重要な資金源になってたとかいうような記事を読んだ記憶がある。
　そうなると、今度はプロ野球にも八百長問題として事態が飛び火する可能性もあるかも。
　どちらにしても、あの当時かなり厳しく摘発されたりした野球賭博が、今も東京では行われていたりするんか。しぶといもんですなあ。
　相撲ファンとしては無実であることを祈るしかない。とはいえ、場所中にそういう記事を出すというのは週刊新潮にかなりの悪意ありとみた。よほど相撲に対する恨みの深い記者がいるということなんかもな。

薬か仕事か

　今日は体育祭の予行。朝から小雨やったけれど強行。体調がまだ万全やないのに小雨の中午前中ずっとグランドにいてるのはきつかった。担任クラスの生徒は私が肩を痛めているのを知らんから気安く「大縄跳びの縄をまわして」などと要求する。痛みはかなりましになっているのでちょっとやってみたけど、途中でリタイヤ。そのあと肩ぐるぐる運動をしつこく繰り返したのはいうまでもありません。
　副鼻腔炎治療のためにずっと処方された鼻炎薬を呑んでいるんやけれど、これがもう副作用がきつくて眠気とだるさが毎朝毎夕おそってくる。コーヒーを飲んだり今日みたいな日には出勤途上にコンビニで「眠眠打破」やら「強強打破」のようなカフェインドリンクを飲んだりして対応してるんやけれど、それでもカフェインが切れると一気に眠気が襲ってきて酔眼朦朧というような感じ。
　鼻炎薬が切れる時間帯になっても副鼻腔炎の濃い鼻汁が出てこなくなってるんで、今晩から試しに鼻炎薬の服用をやめてみることにする。さすがに仕事に影響を及ぼすとなると、まずいわなあ。

　昨日の日記で「妻は１００円ショップで代わりの湯呑を買うて用意していてくれたみたい」と書いたけど、実は前任校の養護学校で生徒が授業で作った流しこみの型から作られた湯呑やった。大き過ぎて使いにくそうなんで、まさに鮨屋の湯呑型の米朝湯呑を使うことにしたんやけど、米朝湯呑を使うのがもったいないと思うたら、そっちに変えるかな。

はてなの茶碗

　昨日の朝、結婚以来使うている萩焼の湯呑をぽろりと床に落としてしもうた。もともとひびは入っていたけどなんとか使えていた。それでもさすがに床に落とすとひび割れが深くなったのか、お茶を注ぐとぽたぽたと漏りますのや。
　というわけで、ついに湯呑リタイア。そのかわりに、学生時代に「米朝十八番」という落語のカセットのセットについていた特別付録の湯呑を使うことにした。米朝師匠の円熟期の高座を録音したセットで、湯呑も大切に保管していたものなんやけれど、実は使いたくて仕方なかったのです。
　鮨屋の湯呑のように大きなもので、カセットのセットに収録された落語の演目が表面に書かれている。妻は１００円ショップで代わりの湯呑を買うて用意していてくれたみたいなんやけど、落語の「はてなの茶碗」よろしくぽたぽた漏る湯呑の代わりに使うんなら、やっぱり落語にかかわるものを使いたいという、そんな気持ちなのですね。
　そんなん使うんもったいない！
　そう言う方もいてはるかもしれんけれど、せっかくの湯呑を死蔵するのもまたもったいない。というわけで、今度のは大事に大事に一生もんとして使い切りますぞ。
　さすがに鮨屋の湯呑。重くてしっかりしてて持ちやすく使いやすい。これなら大丈夫やな。

教員の資質向上とは

　愛すれどTigers「ブラゼル、連日の豪快一発」 を更新しました。

　なにかというと教師がやり玉に挙がる教育現場でありますが、現場の教師にはとんでもないのもいますが民間企業かて精鋭ばかりやあるまい。困った人はどこにでも一定の割合でいるものであります。
　自民党政権では教員の勉強不足やと研修の時間を増やされた上に教員免許更新の制度まで作られ、本来一番大切な生徒と接する時間を削られるという本末転倒なことを実施された。
　民主党政権では免許更新制度は廃止の方向らしいけど、教員養成課程を厳しくして免許を取りにくくするんやて。そんな面倒なことをしたら優秀な人材は企業に流れるぞ、きっと。
　問題解決の一番の方法は教員定数の拡充と余裕を持って生徒と接することができるようにしたり教材研究に集中できるようにすることやないかなあ。それと、採用試験のあり方を見直すとか。何年も講師を続けてて非常に生徒に信頼されてる先生が、現場の仕事に追われて採用試験の勉強の時間が取られんというような実態を見るに、大学でのお勉強を重視するより、現場で鍛えられた講師への採用基準を緩めたりする方が優秀な人材を確保できると思うんやけれどね。
　文部官僚のみなさんはもう少し現場について理解していただきたいと思う教員は私だけやないやろう。まして議員さんなんかどこまで実態を把握しているやら。机上の空論で現場をかき回すのはもうそろそろやめてほしいなあ。

ニュースになってないぞ「こどもニュース」

　朝から早起きして土曜深夜から日曜早朝にかけて放送されているアニメ特撮を一気に見、仕事で使用する「週刊こどもニュース」をＤＶＤに保存し、休む暇なく「たちよみの会」に出かける。今日は初参加のＤ大ＳＦ研の若者も来てくれたし、常連のみなさんも顔をそろえてくれたし。体調不十分なれど気分はリフレッシュ。とはいえ帰宅してから昼の間に録画したプロ野球と大相撲を一気に見たら、さすがに疲れた。
　それにしても「こどもニュース」は困るなあ。普天間問題を今週やりよんの。先週やってくれたらホットな話題を生徒にわかりやすく伝えられたのにねえ。いえいえせっかく録画したから見せるけど。その後に読ませる「社説読み比べ」のネタを選ぶのが難しい。
　いっそのこと社説はやめて参議院出馬を表明しているタレント候補について書かれた記事を読ませて、タレント候補についてどう感じているか書かせるというのも面白いかもね。

相撲の前に負けている

　しかし白鵬強いなあ。今場所は特に相手のつけいる隙がない。一番よかった時の貴乃花を思い出させる。
　それにしても不思議なんは、朝青龍以来、１人強い横綱が出てきたら相手の力士全てがまともにぶつかってまともにやられるようになったということ。
　私が相撲を見始めてから３５年くらいたつけれど、例えば貴乃花に対してだめもとで頭から思い切って突っ込んで勝機をうかがってみたり立ち合い変化してみたりというようなことをする力士は必ずいてた。ところが、今の力士はみんな正直に胸を出して相撲を取るのね。そこまで自分の相撲に自信があるんか。
　どうもどの力士も勝つことへの執着が薄いような気がする。そやから朝青龍みたいな「勝つ」ということへの執念が人一倍強い力士の前にはたとえ彼が衰えを見せ始めていても気持ちで負けてたように思うのね。
　今は白鵬に対してみんな最初から負けてるような感じかな。
　プロ野球でいうたら、タイガース以外のセ・リーグのチームは試合する前にジャイアンツに負けてる感じがする。タイガースの選手は悪かった去年でも五分の星をあげてるから、気持ちでは負けてへん。
　私は極端な精神論者やないけど、気力は大切やとは思う。いきなり立ち合いに白鵬に張り手をかますような力士が出てこんかなあ。

　明日５月１６日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

国会議員のケンカ

　国会で民主党が強行採決した際に自民党の議員が民主党の議員を押してこかして怪我さしたということでもめてるらしい。
　子どもか。
　ええ年したおっさんおばはんがどついたのどつかんのというようなことをするのは、まあよろし。
　そやけど、国会議事堂でそんなんするか。まあ自民党は長年社会党とそんなことばかりやってたけどなあ。強行採決を阻止せんとして自民党の議員を会場に入れさせんようにとバリケードを社会党の議員が作ると、自民党のハマコー議員がずかずかと近寄ってバリケードを排除するシーンをテレビのニュースで見たのはずいぶん昔のことやけど、いまだに印象に残ってる。
　まだそんなことばかりやってんのでっか。ほなら、でていけー。
　民主党はどついた自民党の議員に対して懲罰動議をかけるそうな。その自民党の議員は「わしはやっとらん。あの女がわざと転んだ」と主張する。その民主党の議員はわざとらしく車いすで登院している。
　本位でないのに車いすの生活を強いられてる人に対して失礼と思わんか。
　一番問題なんは、この人らが有権者に選ばれた「選良」やということですわな。
　私が投票してたとしたら、「いまから別な候補に入れ直したい」と選挙管理委員会に申し出たくなると思うな。
「いつやった。言うてみい。何時何分何秒！？」と子どものケンカではよう言うけど、この人ら、同レベルでっせ。国会議員という分だけよけいタチが悪いわな。

　５月１６日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

肩をぐるぐる

　四十肩という奴かな。昨日から右肩が痛く頭の上まであげるのも辛い。こういう時は肩まわし運動がええと妻から教えてもろうている。左手で肩を抑え、肩を動かさんようにして関節の部分だけを動かすように腕を回す。今日は暇があったらそれをやっていた。
　担任クラスでの休憩時間にもそれをしていたら、生徒から「先生も応援団のダンスやるん？」と言われた。来週の体育祭に向け、応援合戦の集団ダンスを生徒たちが練習している横で腕をまわしていたわけやけれど、ちょうど彼らが練習しているところも腕をぐるぐる回す振付のとこやったんですな。
　いやいや、４０代後半のおっさんが生徒と一緒に踊っても様にならんでしょう。というよりも踊ってる最中にぶっ倒れるぞ。
　さっき自宅のサッシを開けようとしたら、ちょっと痛みがましになっていたように感じた。しばらく肩ぐるぐるは続けていこう。そやないと、板書する時に手に力が入らんので、ただでさえ読みにくい字がますますよたよたになってしまうもんなあ。

　５月１６日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

痰を切る薬

　副鼻腔炎の薬が今日から変わった。炎症を抑える薬がなくなり、その代わりに痰を切る薬になった。副鼻腔の炎症がのどにまわってきて、そしてそれが治まったらよいということらしい。私が脳内変換してるかもしれんので間違うてたらすんません、お医者の先生。
　そやけどなあ、仕事がらのどを使うわけで、しかも授業中は水分補給もままならんので、たんは切れる代わりにのどがカサカサになるのが難点か。日常生活の範囲やと支障ないんやろうけれどね。次は土曜に行ってまた処方を変えてもらう予定。
　お医者の先生からは「これは２週間コースですね」と言われた。つまり治療開始から２週間たたんと治らんということです。あと１０日か。長いなあ。

　５月１６日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。