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意外に過激な岸田森 [テレビ全般]

 今日は完全休養日。午後から例に寄って午睡。昨日出かけたこともあってかけっこう疲れが残っていたみたいであります。
 BSで昔の「怪奇大作戦」を放送しているので、録画したのを見る。何年ぶりかしらん。「氷の死刑台」と「オヤスミナサイ」の2本。岸田森さんの牧先輩って、けっこう過激にぶっ放すのね。「氷の死刑台」では冷凍人間にされた哀れな男に引導を渡すビーム砲を打って殺してしまうし、「オヤスミナサイ」では自分を殺人犯に仕立てようとした男(演じる佐々木功さんが若い!)を猟銃を打ちまくって追いつめるし。
 自分の記憶ではもう少し冷静な印象があったんやけどねえ。かなり派手なアクションもある。ただ、岸田森さんという役者の演技に常に漂う静かな狂気が表に出たらこうなるんやなあということを改めて感じた。そういう意味では、先年新作で同じ牧先輩の役を演じた西島秀俊さんはごく普通の人なので、科学犯罪に対してただ悩むだけという感じで、若干物足りなかったなあ。
 大人の視点で見たり、あるいは今の特撮ドラマのつくりと比べてみたら、「ウルトラマン」も「怪奇大作戦」もそうとうえげつない。ウルトラマンなんか大量虐殺者というてもええことを平気でしているしねえ。時代の違いと自分の物の見方の変化というのはやはり大きいなあ。

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