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名古屋からの来訪者 [教育]

 本日夕刻に来客。学校向けの芸術鑑賞会をあっせんする事務所の方。来年度は古典芸能の鑑賞会ということで、東京の会社と大阪の会社にどんなプログラムが組めるか依頼をしているんやけれど、今日来訪したのは名古屋の会社の人。関西方面に販路を開くために出張してきているとのこと。
 これまで依頼した会社は、過去にも見積もりを出してもろうたり、宣伝用のパンフを送ってもろうたりしている。こういう言い方をするのもなんやけれど、定番のプログラムで、あとは緊急時の対応や見積もりの金額が決め手となるということになる。
 で、今日の会社の方は、そういう定番とはまた違う珍しいプログラムを用意してくれて、大いに興味をそそられた。問題は、関西方面ではまだあまり仕事をしてはらへんので何か演者に故障があった時にどう対応できるのかが不明なことと、私以外の担当者が興味を持ってくれるかというところ。
 それにしても、私ももう何年も鑑賞会の担当をしているけれど、学校向けのプログラムを組む会社はかなり多いのですね。一件契約が取れたら、まずよほどのことがない限りドタキャンはないし、観客の入りが悪くて赤字になるということもないし、非常に手堅い商売相手なんやろうなあ。
 こちらは生徒たちから徴収したお金を使うわけやから、生徒たちが満足してくれるものにしたい。出してくれた案をよく吟味して決定までもっていくのは非常に大変なのですよ。この事務所にと特約店を決められるのなら楽でええんやけれど、教育委員会の監査が入って、複数の会社の入札から一つだけ選んでいないと痛くもない腹を探られることになる。古典芸能や演劇などにそれなりに見識を持ってへんといかんしなあ。傍からはどう見られているかわからんけれど、結構しんどい仕事なのでありますよ。

 7月20日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。