スポーツ紙一面は野球に

　愛すれどTigers「リーグ戦再開で連敗」を更新しました。

　日本がＷ杯の一次リーグで敗退したら、スポーツ紙のサッカーにさくページが大きく減ってしもうた。日刊スポーツなんか連日サッカーが一面やったのに、今朝は昨日タイガースがボロ負けした試合を一面にもってきている。これまではタイガースが勝ってもサッカーが一面やったのにね。
　サッカーが好きな人は残念やろうなあ。むろん日本チームに勝ち進んでもらいたい気持ちはあったと思うけれど、日本が決勝トーナメントに出るから見る、出ないから見ないということはないと思う。
　五輪大会に代表される国際試合になるといつも思うんやけれど、結局は日本の選手やチームに関心があるだけで大会そのものには興味がないというような人は多いんやろうなあ。別にそれはそれでええんやけれど、私にはちょっと理解でけん感覚やなあ。
　競技そのものの面白さとか、奥深さとか、そういうものを楽しまんと損やと思うんやけれどねえ。
　スポーツ紙の一面からＷ杯が外れ、ページ数が減るというのは、つまり日本が勝てばそれでよしというような人が多いということを示しているように感じるんやけれど、如何。

ビデオとＢＳ放送の恩恵

　ＨＤＤレコーダーというのは繊細な機械で、ちょっとしたことで録画に失敗したりする。昨夜の深夜アニメは４本連続の録画予約。サッカーＷ杯延長があったとみえ、時間どおりに録画を開始できなんだらしい。通常なら機械がダウンロードする番組表が自動更新されてそれをもとに補正して録画してくれるんやけれど、どうやらそれがうまくいかなんだらしく、レコーダーは起動し、明け方にも電源が入っていたらしいんやけれど、録画はでけてなんだ。
　「ジョジョの不思議な冒険」など、楽しみにしている番組もあって一時はがっくりしたんやけれど、ＢＳ１１放送の番組表をチェックしたら、曜日はばらけるけれど、４本とも来週には同じものが放送されることが判明。さっそく予約した。
　民放のＢＳ放送では地上波で放送されるアニメが数日遅れで放送されることが多く、これまでも同じ曜日に何本も同時にアニメが放送されるときなどは、ＢＳをうまく使うて予約を入れてきたけれど、今回はそのおかげで録画が失敗したものを録り逃すことなく見られる。
　昔はビデオデッキすら家庭用には普及していなくて、夕方のアニメを見たくて早く帰宅したり、早朝に再放送されている昔のアニメを早起きして見たりと、リアルタイムでないと見られなんだというのにね。そういう時代にはきっと戻られんのやろうなあ。

参戦権

　今日は朝寝。朝食後、テレビを少し見て午睡。起きてからプロ野球中継を見ながら昼食。試合終了後、「三国志（三）」を読了後、また少し寝る。夕食後、また眠くなり、うとうと。今こうやって日記を書いていても眠い。どうしてこんなに眠いのか。
　眠い眠いと毎日を過ごしいているうちに気がついたら解釈改憲で「集団的自衛権」なるものが時の内角の一存で発動できることになった。
　妻が「今は戦前？」と新聞を見ながらつぶやく。反対の声はしんぞう総理には届かへん。気がついたら国民はしんぞう総理にどこか嫌なところに連れていかれている、そんな感じやね。
　社説の読み比べをしていると、地方紙の方がはっきりとものを言うている。全国紙はあかんな。国政中央に近すぎて、奥歯にもののはさまったようなことか書かれへんのと違うか。
　どうせごまめの歯ぎしりとわかっていても書いておこう。「集団的自衛権」なんてきれいな言葉でごまかすな。これは「参戦権」です。「限定的」とかいうて縛りをかけたとしても、「参戦権」には違いない。私は「政治経済」の授業を後期に持つことになっているけれど、「憲法にはこう書いてあるけど、内閣は好き勝手に解釈を変えられる」と教えんならんな。嘘やないもんな。

論調と結論のギャップ

　今日もまた粛々と目の前の仕事をこなす。搾りかすのようになって帰宅。プロ野球はリーグ戦再開。いきなり４時間を超える引き分け試合。ああしんど。
　そやのに産経新聞の社説（主張）では教員の人数を増やすよりも個々の資質向上を図るべきやとか書いておる。今秋の社会見学に行った時に文句を言うたろか。
　大阪の産経新聞の人たちはみんな親切で気さくで見学する生徒たちにも偉そぶらずに接してくれるので、見学先としては非常にありがたく、毎年１年生を連れていっているんやけれど、こと論説に関しては勇ましく偉そうな論調になるのでありますね。
　このギャップは何なんやろうなあ。東京の産経と大阪の産経は別もんなんやと思わずにはいられんのですよ。
　もっとも、論調全体は教員の実態に対して同情的なのですね。結論だけ自民党の文教族の考え方に沿ったものにしているという感じ。大人の事情もあるんやろうけれど、論説としてはいかがなものかなあ。

ＯＥＣＤのお墨付き

　今日もまた来た球を打つ一日。ＯＥＣＤの調査では日本の教師は忙しすぎるということらしい。その通りやと思う。なにより自分の担当する授業の内容を掘り下げて研究する時間が取れん。生徒の学力向上のためにあれこれ工夫はしている。それだけしてたらええというんやったらやったらええんやけどね。加えて担任としての生活指導、進路指導、学校運営にかかわる仕事、部活の顧問、行事の係、それに関わる会議、会議、会議……。さらに義務付けられたフォローアップ研修に教員免許更新などなど。これはもう目の前にきた球をとにかく打つしかないんですわ。
　日本は外圧に弱いから、今回のＯＥＣＤの報告を受けて、教員の負担が多少なりとも減る方向に行ってくれたらええんやけれどねえ。
　そやからというて明日から負担が軽くなるということはないわけで、明日もまたきた球をひたすら打つしかないのであります。

Ｗ杯で寝不足続出

　朝起きてテレビをつけたら、サッカーの中継をしていた。日本コロムビアというレコード会社みたいな組み合わせの試合。１－２でリードされている。ああ負けておるなあと思いつつ、昨晩録画した深夜アニメを見たりしながら朝食。ビデオ映像が終わって、テレビ中継に戻ると、１－４で残り３分。あらららら、大会前は予選リーグは軽くクリアしてベスト４に入るのではなんて予想した解説者もいてたというのにね。もっとも、タイガースの「暗黒時代」、それでもファン向けにシーズン順位予想でタイガース優勝と毎年言うてはったＯＢの解説者もいてはったから、それに比べたらなんということもありません。開幕前の期待というのはそういうものです。
　出勤途中、日本代表の青ジャージを着たカップルが横断歩道を渡っているのを目撃。暗いうちからテレビの前で応援してはったのかな。
　案の定、思い切り寝不足顔の生徒が何人もいてて、寝てしまう者もかなりいる。いちいち起こしてまわるのは私の主義ではない（寝るのは本人の自己責任。私語は授業妨害なのでびしびしと注意）のでありますが、まあ教員にも眠た目で憔悴してはる方がいてはったのですから、いたしかたあるまい。
　というわけで、寝不足でお仕事をされた皆様、今日はもう寝てはるかなあ。
　私は微熱が続き体調不良で午後から早退。夜はちゃんと寝てるんですけどねえ。

野次の主あらわる

　都議会のセクハラ野次の主がやっと一人名乗り出た。前日まで知らぬ存ぜぬを繰り返していた御仁やそうな。いつぞやは政府が行かぬようにと止めたにもかかわらず尖閣諸島に何人かで乗り込んだという経歴もある。力を誇示したい人なのか、なんとなくそんな気がする。「早く結婚しろ」という野次は、女性議員に対するエールやったというような言い訳をしたとか。そんなエールを議会での野次という形でする議員がいてるんかいな。だいたい、そういう文句はプライベートでも相手が不快に感じたらセクハラになるんやぞ。そんなことも知らんかったということになる。
　「子どもを産め」などというた議員はまだ名乗り出てへん。
　まあ、今名乗り出たら即議員辞職を迫られるやろうから、おいそれと「私でした」とは言われんわなあ。
　新聞記事を読んでいると「野次は議会の華」なんやそうな。私は国会中継をたまに見ていると、野次が飛び交うのに辟易して見るのをやめてしまうくらい不快になるけどねえ。新聞記者も「議会の常識」に染まって、一般社会では通用しないようなことでも平気でいられるのかな。
　ところで、今日ついに読売が社説でセクハラ野次についてとりあげた。残るは産経のみ。韓国の議員が反日的な発言をしたら速攻で社説（産経は「主張」）で批判するのにねえ。自民党には甘い新聞やなあ。

沖縄学習の準備

　愛すれどTigers「交流戦は大きく負け越して終了」を更新しました。

　今年の修学旅行は韓国に行く予定やったけれど、保護者に対する調査などを踏まえ、韓国行きは中止になり、沖縄に変更になった。１年生の時から授業で日韓交流などについていろいろと工夫して教えてきただけにちょっと残念やけど、船の事故やら地下鉄事故やら悪条件が重なったんやから仕方ない。
　というわけで、今後は沖縄に関する事前指導なども入れておかないかん。今日は沖縄では「慰霊の日」。琉球新報や沖縄タイムスのweb上の記事をダウンロードしておいて、教材に使えるように準備。本校には沖縄出身の先生もいてはるので、直接話をしてもらうということもできるしね。
　むろん、まだ何を中心に教えるかなどは未定。琉球王国の歴史になるかもしれんし、沖縄戦をテーマにするかもしれん。あるいは沖縄と野球なんてテーマも面白いかも。
　とにかく今は材料をせっせと集めて準備しておくことが肝要。こういう仕事ばかりやと張り合いがあって楽しいんやけどねえ。

ミッチの転落

　本日は完全休養日。今週は戦隊もライダーも放送があって、日曜やと実感。
　それにしても「仮面ライダー鎧武」はだんだんストーリーが邪悪になってきた。ここまで脚本の虚淵玄さんはかなり抑えてきたんやなあ。ここにきてかなり邪悪になってきた。特に隠し事と裏切りを重ねてきたミッチがどんどんすさんできて、実によろしい。「あんたに居場所はないわよ」なんてはっきりといわれる、オーバーロードに好きなようにされる。
　実はミッチ役の役者さんはファプリーズのＣＭで鞄の中の臭いをやたら気にしたりしている人なんやけれど、自分がどう思われるか非常に気にしているところなんか、偶然とはいえなんかかぶってて面白いなあ。
　果たしてミッチくん、これからどうズダボロにされていくのか。ファプリーズを持ってきてヘルハイムの森で臭いを消しまくる、なんて展開には……ならんよなあ。

選良は野次ってよし

　今日は朝から眠い。今日は京都の医者に行く日なので、電車の中でちょっと寝ようと思うていたが、行きは学校の図書室で借りた吉川英治「三国志（一）」をむさぼるように読んでしまう。待合室では「三国志（二）」をまたまたむさぼるように読む。やはり定番となっているものは面白いのです。
　帰路はさすがに眠く、乗り換え駅まで熟睡。帰宅後も眠くて眠くてたまらず、夕食前まで眠る。追っかけ再生でナイター中継を見てから、パソコンに向かう。やはり眠い。
　蓄積した疲労と、休みということで緊張感が解けたせいかな。
　Webで各紙の社説を読んでいたら、「河野談話」の検証が終わったことを評価する朝日、毎日、東京などは都議会の「結婚しろよ」「子ども産めよ」野次に対する批判的な論説が書かれているのに対し、「河野談話」の検証の結果をもとに見直しを迫る読売、産経などは都議会野次に対する論説は今日については全くなし。明日以降、どういう論説が載るのか注目してみたいなあ。一切無視するようであれば見識を疑うところですね。まあ、肯定的に論じるということはしないとは思うけれど。
　それにしても議会というのは国会にしろ地方議会にしろ、野次を飛ばすということが慣例になってるみたいやけれど、あれ、小学校の学級会でやったら怒られるよ。子どもが怒られるようなことでも、選良ならば許されるというのは不思議やなあと思い続けて数十年。野次は禁止してちゃんと議長の指名を受けて発言させることは制度化でけんものなんかねえ。