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ビハインドに弱い菅野 [プロ野球]

 ジャイアンツ、ここで負けるかね。東京ドームではタイガースは2勝11敗というのが今シーズンの結果ですよ。しかもマイコラス、ポレダ、菅野、高木勇と“タイガースキラー”だらけ。私はタイガースファンやけれど、まあ東京ドームのことやから2連敗でしまいやろうと、割と冷静に考えていたのです。なにしろ抑えの切り札の呉昇桓を欠いているんやから、必勝パターンに持ちこまれん。福原を抑えに使うんやろうけれど、負けてもええから経験を積ますつもりで22歳の歳内をクローザーにまわしたらどないだというくらいの思いで見ていた。いやほんま、初戦は梅野に先発マスクをかぶらせてるしね。江越をスタメン起用してるのも、来季への布石と見たのですよ。
 菅野という投手はビハインドに弱いんやな。初回にゴメスとマートンのホームランで3点取られたら、今までタイガース戦で見せたことがないくらい弱気の投球。内角にはよう投げんし、右打者には外へのスライダーばっかり。メッセンジャーのバント処理で焦ったか間に合わん三塁に悪送球。もう魂の抜けたような眼になってたなあ。テレビいうのんはそういうところを全部アップで見せるから怖いよね。
 というわけで、クライマックス・シリーズのファースト・ステージは明日に決着が持ち越された。いやあ、なんというか、まだあと1試合はタイガースの試合が見られるから、私としては嬉しいんですけれどね。

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抑え不在 [日常生活]

 土曜はゆっくり寝ていればええものを、体のリズムが早起きモードになってるので、早目に目が覚め、朝から深夜アニメの録画を見たりなんかして、また眠くなる。昼食前に少し寝る。午後からはプロ野球クライマックス・シリーズを見る。ジャイアンツと1点を争う緊迫した試合になり、延長10回裏、押し出しサヨナラ負け。これは抑えの切り札呉昇桓が故障でベンチ入りしてへんから、やむを得ん結果やったかもしれんなあ。
 試合終了後は録画した番組をDVDにコピーしたりするけれど、野球の試合があまりにも緊迫していたせいか、なんか疲れてしまい、夕食前までまた少し寝る。夕食後、録りためていた「サンダーバード ARE GO」を続けて2本見る。それからパソコンに向かうが、また眠くなり、モニターを前にうとうと。
 ものかき関連のお仕事を一気に進める予定が、全く進まず。期限はまだあるので、毎日コツコツ進めるしかないか。
 家庭の事情等いろいろあり、ここ数日は妻ともども落ち着かぬ日々を過ごす。まだしばらくそれが続きそうなので、休める時に休んでおかんとね。

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ノーベル賞雑感 [時事ネタ]

 日本人のノーベル賞受賞者がでると、毎回お祭り騒ぎみたいにメディアがにぎわう。それはまあよい。知らない人であってもその功績が認められるのは喜ばしいことやからね。
 でも、新聞の社説で「日本人すごいえらい」みたいな論調で書かれていたりするのを読むと、それは違うやろうと思うのですね。別にノーベル賞は国に贈られるわけやなく、個人に贈られるんやないですか。
 そら、湯川秀樹さんが日本人で初めて受賞した時は、敗戦に打ちひしがれていた中の光明ということで「日本人すごいえらい」と喜んだやろう。そやけど、今年の2名でもう24名の受賞者が出ているんやで。世界中で日本製の自動車が走りまわり、世界各地で日本人が活躍している21世紀、敗戦後すぐと同じメンタリティで「すごいえらい」と喜ぶ論説委員たちの書きように、私は違和感を覚えるなあ。
 村上春樹さんが今年も受賞を逃したというて騒ぐけれど、候補者になってるかどうか非公表なのに、どうして「今年こそ受賞」みたいな騒ぎ方ができるのかも不思議ですね。大江健三郎さんが受賞する前に、いちばんノーベル賞に近かったのは安部公房さんやったという話を聞いたことがある。私としてはもう少し安部公房さんには長生きしていただいてノーベル賞を受賞していただきたかったなあ。でもそれは同じ日本人やからというのではないですよ。
 あ、今思い出したけれど、私の小学校時代の夢は「ノーベル賞受賞」やった。自分のことながら、子どもというのはとんでもないことを考えるものです。

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秋田Aスケの死 [追悼]

 漫才師秋田Aスケさんの訃報 に接する。享年93。死因は糖尿病性腎症。
 私が漫才や落語に親しみだした頃にはもう一線を退いてはったけれど、漫才まつりなどの企画ものには相方のBスケさんとともに昔の漫才を披露してはった。英語漫才と称して「アーマ・ナットビス・ケーット」とAスケさんがやるとBスケさんが「それどういう意味?」とつっこみ、「甘納豆ビスケットや」とぼける。他愛ないといえば他愛なかったけれど、師匠である秋田実さんの「家族みんなが楽しめる健全な笑い」を体現してはったんやろうなあ。
 戦前、吉本の養成所で双子漫才のAスケBスケとして出発したけれど、初代Bスケさんが亡くなり、二代目Bスケさんとコンビを組み、秋田実門下に。戦後は蝶々・雄二、ワカサ・ひろし、いとし・こいしといった面々と「MZ研進会」を結成し、秋田実さんの指導のもと、若手人気漫才師として活躍。宝塚新芸座・上方演芸社を経て松竹芸能に。1950年代のラジオ全盛期にはBスケさんが「エテコのBちゃん」として人気を博したけれども、ネタの数が少なく次第に飽きられていって、コンビは解消しないまま副業の飲食店に力を入れるようになった。
 ただし、全盛時の人気はものすごかったと聞く。ただどうしても「エテコ」に頼ってしまい、いとし・こいしのようにどんどんネタを増やしていくことがなかったのが、人気凋落の原因やったらしい。今でいう「一発屋」的な要素があったのかもしれん。
 それでも1080年ごろに久々にテレビ出演したよみうりテレビ「お笑いネットワーク」の映像が残されていて、DVD化もされている。ラジオ時代の漫才は一般の方の録音したコレクションがCD化されていて、それで往時の勢いを偲ぶことができる。
 一時代を築いたけれど、第一線から離れて長かったために新聞などで訃報もそれほど大きくとりあげられなんだけれど、MZ研進会の他のメンバーよりも長命やったわけで、できればその当時の証言など、誰かが聞き書きでもしてくれていたらなあ。貴重な資料となったやろうになあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

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落ち着かぬCS [プロ野球]

 愛すれどTigers「関本、涙の引退試合」を更新しました。

 うーむ、喜んでいいものかどうか。カープが負けてタイガースが3位に残り、クライマックス・シリーズに出ることになった。タイガースはここ一番に弱いと言われ続けているけれど、カープかてたいがいやないですよ。去年もあと1勝で2位になってマツダスタジアムでクライマックス・シリーズのファースト・ステージを戦えるところまでいきながら、ここ一番で負けてタイガースが2位になったんやもんね。
 しかも今季は「誤審ホームラン」でタイガース戦の1勝をふいにしていて、あの誤審がなかったら文句なしに3位やったはず、なんて状況やからな。もっとも、勝負弱いチームというのは、あそこで1勝していても他の試合にここ一番で負けてしもうてたかしれん。「あの誤審がなかったら」というのは結果論でしかないと思うね。今日勝って文句なしに3位になったらそれですむことなわけで。それはタイガースも同じ。最終戦でカープに勝って自力で3位になってたらよかったのですよ。
 それにしても、選手たちは退任する監督のもとでクライマックス・シリーズに臨み、それとは別にドラフト会議などは新監督(金本だか岡田だかしらんけれど)のもとで進められる。なんとも落ち着かんことになってしもうたもんですな。
 ここはあっさりファースト・ステージで敗れてもええと思うけれど、相手のジャイアンツは福田投手の野球賭博問題で球団全体がざわついている。果たして試合に集中できる状況なんやろうか。
 どっちにしても、ファイナル・ステージでスワローズがすんなり日本シリーズ進出を決めるやろうし、それが一番ええ形やないですか。
 ところで、もしジャイアンツが野球賭博問題でクライマックス・シリーズを辞退なんてことにしてたら、このシリーズはどういう形で行われることになったんやろう。3位タイガースと、繰り上がって出場権を得たカープがファースト・ステージを戦うことになったのか、3位タイガースの不戦勝ということでいきなりスワローズとタイガースのファイナル・ステージが行われるということになったのか。もしカープが繰り上がるということになって、シリーズを勝ち抜き、日本シリーズでパ・リーグの覇者を破ったりなんかしたら、2010年の千葉ロッテマリーンズ(リーグ3位から日本シリーズ優勝)以上の「下克上」になる可能性もあったわけで、ジャイアンツが出場辞退しなくてほんまによかった。

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現役選手の野球賭博 [時事ネタ]

 驚いたなあ。博打好きのジャイアンツの投手が、同僚の紹介で野球賭博に手を染めていたなんてね。最初は高校野球。負け続けてプロ野球や米メジャーリーグにも手を出した。
 金銭授受はなかったというけれど、ほんまやろうか。ただただ数字の上だけで借金がかさみ、胴元の男が二軍の練習場に取り立てに来たんやそうな。暴力団関係者ではないとのことやけれど、手口からいうと、玄人の仕事にしてはあまりにも稚拙やから、まあ本業のヤーサンやなかろうな。本業やったら、最初からちゃんとむしり取っていってると思うね。
 どちらにしても、福田投手の野球選手生命はこれで断たれたな。胴元を紹介した笠原投手も自分は野球賭博には手を出してなんだというけれど、まず謹慎程度ではすまんでしょう。
 プロ野球選手が野球賭博ですってんてんになるとはシャレにならんなあ。まあ解説者でも優勝予想を外しまくってるわけやから、勝負事の予測は難しいとはいえ、そこまで外すということは、彼自身に野球を見る目がなかったということか。
 もうひとつ感じたことは、時代が変わったなあということ。かの西鉄ライオンズを中心とした「黒い霧」の時は、読売新聞が積極的に関与したライオンズの選手を洗い出し、噂に上ったジャイアンツの選手は守り通した。
 まあ、福田投手にしても笠原投手にしても主力ではなく、というよりも一軍でも戦力になってなんだわけで、このクラスの選手ならば、週刊誌などに事実をすっぱ抜かれるよりも自ら告発してトカゲよろしくしっぽ切りをした方がよいという判断かな。
 この事件、「黒い霧」のように八百長が行われたわけやなく、思慮の浅い博打好きの選手の素行が明るみに出たというだけやから、球界全体を揺るがすような事態にはならんと思う。そやけど、プロ球界のイメージダウンにはなるやろうね。将来を期待された選手が二軍で腐って博打におぼれる……。絵に描いたような転落劇ではあるけれど、それだけになんかちょっと切なくもなるのでありますよ。
 むろん両投手をかばい立てしようとは思わんけれどね。それにしても福田投手はジャイアンツの試合にも賭けていたそうな。自分のいない一軍に対して、どう賭けていたのか。負ける方に賭けたのか、勝つ方に賭けたのか。その時の思いはどうやったんやろうねえ。

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つまずいてばったり [日常生活]

 出勤途中、バス停から職場に行く途中の公園でつまずいてこけてしもうた。立ち合いに変化さればったりと倒れる力士みたいに。ズボンの破れもなく、てのひらも擦り傷ひとつなかったけれど、膝小僧がやけに痛い。ズボンのすそをめくると、左膝に大きく擦り傷が。右膝も少しばかり擦りむいていたけれど、左の方がひどかった。左膝から落ちたのですね。
 朝からゲンの悪いこっちゃと思いながら出勤。ズボンに擦れて痛い左膝を気にしつつ、粛々と事務作業をこなす。仕事には特に支障はなく、やれやれ。
 そやけどほんまにきれいに前に倒れたものです。コンクリのブロックが少し隙間をあけて置かれているところでこけたから、その隙間に爪先をひっかけてこけたに違いない。考え事をしていたので、足元に注意がいかなんだんやろう。若い頃なら多少つまずいても反射的に足を出して踏ん張ったんやろうけれど、それだけ反射神経が衰えているということかな。
 まあ、擦り傷程度ですんでよかった。足首をひねって腫らしたりとか、そういう大事にはならなんだんやからね。歳を考えて、考え事をしながら歩くのはやめにしましょう、という教訓を得たのでありました。

 「愛すれどTigers」は順位確定の10月7日に更新いたします。もしいつも読んで下さる方がいてたら、もう少し待ってくださいね。

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「仮面ライダーゴースト」開始 [テレビ全般]

 10月になって深夜アニメも新番組ばかり。まず世界観をつかまねばならんので、ただ見ているだけでも頭を使う。今朝は「仮面ライダーゴースト」開始。こちらは前の「仮面ライダードライブ」の最終回にゲスト出演したりして、なんか小さな機械を集めてるらしいという予備知識はあったものの、本格的に始まらんとやっぱりわからんもんね。
 で、「仮面ライダーゴースト」やけれど、第1話でいきなり主人公が死んで、幽霊としてライダーになるという、なかなかユニークな始まり方。毎年新機軸を打ち出さねばならんのも大変ですねえ。しかしもっと驚いたのは竹中直人さんがどうやらレギュラー出演するらしいところ。どのシリーズでもベテラン俳優や人気タレントをレギュラーにしている仮面ライダーシリーズやけれど、大河ドラマ主役クラスのレギュラーというのは初めてと違うか。
 というわけで、今回は風変わりな仮面ライダーになりそうで、なかなか楽しみであります。
 夜はタイガースの最終戦の中継を見る。関本選手の引退試合。レギュラーではなかった選手でもこんなに立派なセレモニーをしてもらえるんやなあ。ほんまに、スターでも花束贈呈だけやった時代を知っている(それどころかトレードでほっぽり出したりしていた)だけに、ここ数年のタイガースの変わりようには驚きでありますね。

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あれは偽物の維新? [時事ネタ]

 朝から深夜アニメの録画を見たらむやみに眠くなり、気がついたら寝ていた。昼食後も眠く(たぶん頭は起きてなんだのでしょう)、食後に午睡。起きたら夕刻。そこまで疲れていたのか。実は、夕食後もずっと眠い。
 もうゼロサム市長について書くことはないと思うていたんやけれど、国政政党「おおさか維新の会」なるものを立ち上げたらしい。ああそうもう好きにしたらと思うし、しかも今は代表やけれど市長の任期が切れて政界を引退したら代表も降りるとかいうのを聞くと、ええかげんにせえよと思う。
 まあ、彼としんぞう総理の言葉の軽さは双璧ですけれどね。
 ただ、「維新の党」に対して「あれはにせものの維新」と言い放ったのだけは、もと「結いの党」江田憲司代表に対して失礼やと思う。両党合併の際、「結い」という言葉を党名に残したかった江田氏に対して「維新」を党名につけないと合併しないと駄々をこねたのは市長ですからね。「維新の党」は本体は「結いの党」で、看板だけ「維新」という名をかけただけ。本物も偽物もないのですよ。というか、そんなことを言うなら合併時に「維新」の名をつけさせなんだらよかったんと違うかな。江田氏はもっと怒ってもええと思うぞ。

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最下位からの優勝 [プロ野球]

 東京ヤクルトスワローズファンのみなさん、優勝おめでとうございます。2年連続最下位の間に、川端、山田という巧打者を我慢強く使い続けた小川前監督の土台づくりを真中新監督が受け継いで、ついに混戦を制した。お見事でした。
 タイガースファンは贅沢です。優勝を狙え、若手を育てろと二兎を追う。フロントは優勝を狙うことをどうしても優先するので外国人選手に頼り、FAなどで大物をとり、ベテランに頼る。負けてもいいから梅野を正捕手として使い続けるということはでけんのです。タイガースファンはイラチやから梅野のリードが悪いと怒る。在阪スポーツ紙は(特にサンスポは)そういうファン気質に乗っかってあおりたてる。その方が売れるからね。で、結局ベテランに頼る。上本が怪我をしたら、そのかわりにミスや凡打に目をつぶって北條を使うというような冒険はしません。
 真弓監督から和田監督の流れは、そうなってまして、それじゃ優勝は難しいよね。
 ところがタイガースファンは贅沢やから、なんで川端やら山田みたいな選手を自前で育てんとまた責める。2年連続最下位でも甲子園は満員、とはいかん。川端や山田、ベイスターズの筒香、ホークスの柳田も二軍でずっと力を蓄えて一軍でいきなり結果を出したわけやなく、一軍で使い続けたから今年のように素質が開花するのです。
 というわけで、スポーツ紙では金本さんに正式に監督を要請したと書かれたりしているけれど、もし金本監督で負け続けても絶対ボロカスに言わんということやないとあかんと思うよ。
 今日の試合は緊張感あふれる、見てて疲れる、でも野球のだいご味を堪能させてくれるええゲームでした。この緊張感から梅野や江越が学んだものは多かったはず。そして、相手の胴上げを見て悔しい思いをしたはず。来季はチーム成績を度外視して若手を起用し続けても、長い目で見て応援したいものです。そうでないと、新監督の球歴に傷をつけることになるからね。

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