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呉昇桓の賭博疑惑 [プロ野球]

 朝、スポーツ紙を広げたら、2年連続のセーブ王で来季は米大リーグ行きを希望しているタイガースのクローザー、呉昇桓が韓国で事情聴取とのこと。
 前々から、悪い噂は紙面を飾っていた。元スワローズで現在は韓国に帰っているイムがマカオで大金を賭けていて、これが韓国の法律に触れて契約を解除されたけれど、呉昇桓もいっしょにやっていたんやないか、ということやった。今朝の報道では、韓国の暴力団関係者から金を借りて賭けをしていたとか。
 韓国の法律は賭博には厳しく、外国で賭博をする場合、持ち出し金額が限られるんやそうで、抜け道として人から金を借りて大金を賭けたのがあかんのやて。しかもそれが暴力団員。
 日本のプロ野球では、ジャイアンツの選手が博打で長期謹慎となった。呉昇桓の場合、暴力団員から金を借りていたとなると、日本の野球協約にも抵触するから、もしこれがほんまやったら、タイガースとの再契約はでけん。むろん米大リーグでも韓国でも同じ。
 本人は否認しているらしいけれど、えらいこっちゃ。なんとか残留してほしかったけれど、真偽がはっきりするまでは、もし無罪となってタイガースと再契約することになったとしても、開幕にはとうてい間に合わん。
 現有戦力では復帰した藤川がクローザーの最有力候補となるけれど、昔のような「火の玉ストレート」は投げられんやろうし、酷使したら故障再発ということにもなりかねん。
 というわけで、スポーツ紙各紙が、呉昇桓にかわる新外国人の名前をあげているけれど、情報が錯綜しているせいか、コンビニで見た見出しではサンスポもスポニチも全然違う投手の名をあげている。共通するのは今季カープに在籍していたヒースやけれど、ヒースはカープでクローザーがつとまらなんだ投手。タイガースがとったら大変身するかというと、それは難しかろう。
 同じ今季リリースされた外国人投手をとるなら、ホークスで10勝をあげながら契約解除されたスタンリッジなんかどうでしょうか。以前はタイガースにも在籍していたし、最初にホークスで来日した時はリリーフをしてもいた。タイガースでも当初はリリーフやったし。10勝したということは、力が落ちたというわけやなかろう。タイガースに復帰となれば、チーム事情もよくわかっているやろうしね。当たり外れのある米マイナーの投手をあわててとるよりも、確実やし、ヒースよりも実績も実力もある。心配なのは年齢だけか。そやけど39歳になる福原を抑えにするよりは、ええんやないかなあ。
 それにしても、呉昇桓。何やってんねん。ほんまにもう。