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R-1ぐらんぷり2016 [演芸]

 今日は完全休養日。午前中はいつもの日曜メニューでテレビ漬け。午睡のあと、録画したプロ野球オープン戦「阪神-巨人」を見る。藤川球児がタイガースのユニフォームを着て甲子園のマウンドに立っているというだけでも満足やのに、高山、横田ら若手の連打で先発内海をKOしてくれて、シーズンインが楽しみになってきた。
 夜は 「R-1ぐらんぷり2016」を見る。裸で芸をするのがはやってるんか。敗者復活待ちにも股間をお盆で隠している裸芸人がいた。
 Aブロックの勝ち抜けは小島よしお。明らかに優勝狙い。自分のそっくりさん人形を2体用意して棒でつなげて動かすという、かなり練習せんと動かれんネタを披露。Bブロックはハリウッドザコシショウが勝ち抜け。似てない物真似を気合で押していくという芸風。キャラクター的にはちょっとこわもてなので、人気が出るかどうかはわからんけれど、インパクトは一番強かった。ネタではおいでやす小田の面接官コントが完成度が高く、私はこちらが勝ち抜けるかと思うたけれど、会場で生で見てたらコシショウのほうが力づくで笑わせていたんやろうなあ。Cブロックはゆりやんレトリィバァが勝ちぬけたけれど、ここは厚切りジェイソンとにかく明るい安村マツモトクラブと誰が勝ち抜いてもおかしくない接戦。服を着ていても安村が面白いということがわかったのは収穫かもしれんね。
 最終決勝は、小島よしおハリウッドザコシショウが甲乙つけがたい出来。アクの強さでコシショウ小島よしおを振り切ったというところか。
 練り上げられたネタが優勝する年と、芸人のキャラクターがそれを上回る年があるけれど、今年は後者やったような気がする。たぶん、会場にいてる人たちは魔法にかけられたようにハリウッドザコシショウのネタに笑わされたのと違うかな。42歳、芸歴20年を越える苦労人が、そんな美談なんか関係ないような迫力で優勝。そんな年があってもよいかな。
 私はおいでやす小田マツモトクラブのネタの良さ、間の良さがええと思うたんやけれど、それが決め手にならんのが「R-1」の面白さやね。

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