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相撲場風景2016 [大相撲]


 というわけで、休暇を使い、今年もなんとか春場所観戦ができた。今年度は、春季休業に入ってからの方が仕事が多いのと、後半戦は早々とチケットが売り切れてしもうたので、3日目の観戦となったのは以前この日記にも書いた。
 11時ごろには大阪府立体育会館に入り、三段目の相撲の途中から見る。
 木村一馬という三段目格の行司さん。かけ声がなんか変です。
「はっけよーい、おっとどうすんだ、おっとどうすんだ、おっとどうすんだ」
 ご本人は「のこったのこった」というてるのやろうけれど、「おっとどうすんだ」にしか聞こえん。幕下格の木村秀朗という行司さんの場合は「はっけよい、ふんたふんたふんたふんた」に聞こえる。幕内格の式守錦太夫さんは「ばっちこーい! のこった」です。三役格の木村玉治郎さんは「はっけよーい、らがっとらがっとらがっとたらららっと」と聞こえる。テレビ中継では「ふんたふんた」「ばっちこーい」「らがっとたららっと」をもって「行司三大空耳」と勝手に名付けていたけれど、会場に行って初めてわかることもあるのですねえ。木村一馬さんの今後に注目だ。
 入ってすぐ、私の目の前の席に座っている男性はずっと文庫本を読んでいる。料金を払い、早い時間にやってきて相撲も見ずに読書とは……と不審に思うたら、くだんの男性は途中で席を立って私の席の真後ろにあった、下の写真の部屋に入っていった。

 会場の関係者やったんですね。紛らわしいことこの上ない。
 そのうち会場にはどんどん観客が増えていき、土俵入りの段階ではぎっしり。次の写真のように「満員御礼」の札が。

 私は今年は東方の一番上の椅子席にいてたんやけれど、西方の力士の顔がよく見えるところ。周囲には例によって外国人のお客さんと、旦那が文句ばかり言い奥さんがいなす老夫婦が。相撲女子とかいう若い女性ファンもところどころに見かけたけれど、割合としては不入りの時の方が高かったような。つまり、相撲女子が増えたからブームが来たわけやなく、不祥事があろうと相撲女子は一定数いたんやないかというのを実感。これも会場に行かんとわからんことでありました。
 というわけで、1年に一度のお楽しみ、満喫してまいりました。

 3月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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