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教科書検定とアクティヴラーニング [教育]

 午前中は先週の深夜に録画した「平成紅梅亭」や「扇町寄席」などを見て、DVDにダビング。午後からはしっかり午睡して昨日の疲れを取る。夕刻からは相撲を見たりして過ごす。稀勢の里が立ち合い軽く当たって琴奨菊を一瞬の間に突き落とす。白鵬は必死になって勝ちにいっている感じなんで、ひょっとしたらひょっと……いやいや期待しないぞしませんぞ。
 新聞の社説では高校社会科の検定に対するものが多い。現在の政府の見解にあわない記述はことごとく意見を付されて書き直しをしているらしい。それに憤慨する論調がほとんど。ただし産経だけは誤った認識がただされたと評価している。
 正直なところ、私は教科書は参考程度に使うだけで、自分で工夫した教材を使う方が多いので、どんな風に書き変えられようと動じません。教え方にもよるよね。「教科書にはこう書いてあるけれど、別な意見もあるよ」と紹介すればすむことで、教科書の記述に頼り切って授業をする教師というのはよほど若くて経験がなく、教材研究も教科書と指導書だけしかしない、そんな人だけやないかなあ。
 文部科学省は、自分で考える「アクティヴ・ラーニング」を推奨しておきながら、こと教科書に関しては逆行している。こんなに振れ幅が大きいと現場の混乱を招くだけやないか。各紙の論説委員はそこらあたりを問題にすべきやないかと思うんやけど、如何。

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