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推薦入試自殺の謎 [時事ネタ]

 今日は午前中で仕事を切り上げ、午後からは土曜出勤の代休で帰宅。気圧は低い気温は上がらないで体が重い。帰宅して卒業記念の紅白饅頭をいただき、午睡。
 広島の中学生の自殺の報道で、学校が叩かれている。ただ、新聞やテレビの報道を見ていると不審な点が多い。自殺した少年は私立高校専願の推薦を受けられなんだのが原因とされているけれど、第一志望は公立高校やったという。それは専願やないやないか。併願でしょう。第一志望の公立校が受けられんようになったわけやなく、第二志望の推薦が受けられなんだというのは理由としてなんか割り切れんものがある。
 万引きを一度したこという記録が間違って残っていたために推薦でけんというのも、大阪では有り得ん話で、推薦入学の基準は成績や出席日数によるものやないのか。補導歴があったとしても、常習者やったり素行が悪質やったりしてるわけやなかったら、それを理由に推薦でけへんというのは、私には理解でけん。
 広島県教委の発表にはおかしな点が多すぎる。もっと大きな何かを隠しているのか、大阪と広島では入試制度に大きな違いがあるのか。
 帰宅してから見ていたMBS「ちちんぷいぷい」でもそのあたりの矛盾を冷静に追及していた。
 メディアは学校の不祥事は無条件で叩いていいというコードでもあるのか、一方的に学校を断罪しているみたいやけれど、私はここに書いたような矛盾点をちゃんと分析して明らかにして、少年が死を選んだ理由が推薦入試でけなんだというのがほんまなんかをはっきりさせてほしいと思う。
 高校入試とは違うから一概には言えんけれど、大学入試の場合は、推薦の条件に「素行不良」はないのですね。あくまで成績と欠席の日数が基本。担任としてはなるべく生徒の不利益にならんように推薦状を書く。広島県だけが特殊なのか、そこらあたりも知りたいところやね。少年がなんで死を選らばなならなんだのか。報道からは私にはわからんことだらけなのですよ。

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