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教育勅語小学校 [教育]

 今日は完全休養日。というか、明日は入試がらみで休日出勤で、来週一週間は入試業務に追われるから、今日しっかり休んでおかんとあかんのです。
 朝のうちはテレビを友とするけれど、昼食前と昼食後に午睡。それでも体力が低下しているのか鼻風邪が治りません。
 しかしなんだね、しんぞう総理が大見えを切ってるね。大阪にでけるという「安部晋三小学校」について。国有地を安くで払い下げ、総理夫人が名誉校長やそうです。もし、国有地売却に総理か夫人が関係してたら、総理も国会議員も辞職すると断言してはる。
 この学校、日本初の神道系の小学校やそうで、なんと「教育勅語を暗唱させる」とか。神道系というより、「日本会議系」らしいけどね。
 もともと保育園やったのに小学校を併設するとかで、その保育園のホームページでは韓国人や中国人に対する差別的な文言が書かれていて、抗議を受けて削除したとか。
 私ら高校教員には18歳選挙権に関して「政治的中立」を行うよう強調しているのに、自分の妻が名誉校長の小学校やったら「教育勅語」はええんですか。それこそ政治的に偏向しているんやないですか。憲法や教育基本法に違反してるんやないですか。文科省の指導は入らんのですか。私学やったら何をしてもええというわけやないと思うけどね。
 もしその偏向教育を文科省が容認するようやったら、マスメディアも野党も徹底的に追及してほしいものです。いやほんま、政府に対する批判を口にしたら偏向教育で、明治時代の教育観を小さいうちに刷りこむのは偏向やないとは言わせませんぞ。

 明日の「たちよみの会」例会は、都合により休会といたします。もし予定されていた方がいらしたら、すみません。また3月にお会いいたしましょう。
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佐藤さとるの死 [追悼]

 今日は一日入試準備に追われ、自分本来の仕事はほんの少ししかできず。現任校に転勤して初めて1時間以上の残業をした。帰宅したらもうぐったり。こんなんで入試本番は大丈夫なんかなあ。
 夜、ネットニュースで児童文学のファンタジー作家佐藤さとるさんの訃報 に接する。享年88。死因は心不全。
 あれは小学校中学年くらいの頃やったか。従弟の家で「だれも知らない小さな国」を読ませてもろうた。一気に読んでしもうた。せいたかさんとこぼしさまたちの交流、せいたかさんとおちびさんの愛情、それらが生き生きと描かれていて、「矢印の先っぽの国」と彼らの呼ぶ「コロボックル小国」がほんまにあるような気がした。
 続編が出ていることを知ると、誕生日やクリスマスに続きを親に買うてもらい、夢中になって読んだ。コロボックルや管狐などの伝承を、現代によみがえらせ、しかもそれは現在やと伝奇的な物語になるやろうに、日常の中にとけこんだ物語として、お話好きな子どもの心をつかんだ。
 今は、ゲームやラノベなどでファンタジーはあたり前のように書かれているけれど、それはC・S・ルイスやトールキン、あるいはハワードなど海外の作家の影響を受けたものが多く、コロボックルたちの物語のように日常生活の片隅にひそむもうひとつの世界というようなものはほとんどない。
 日本独自のファンタジー小説として、そして何代にもわたるクロニクルとして、佐藤さんの作りだした世界は他のだれにもまねのできないものやないかと思う。佐藤さんのつくりだした日本独自のファンタジーは、残念ながら日本におけるファンタジー本流にはならなんだけれど、それだけに貴重なものやと思う。
 今でも、視界の片隅で何か影が見えたら、それは小人やないかなんて思うてしまう。ええ歳したおっさんが、その時一瞬子どもに戻る。ああ、あのころ、ほんまにコロボックルがいて、自分も友だちになりたいと、そう思うていたなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

 今月の「たちよみの会」例会は、都合により休会といたします。もし予定されていた方がいらしたら、すみません。また3月にお会いいたしましょう。

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金正男暗殺 [時事ネタ]

 今年度の私の持ち授業は、本日ですべて終了。やれやれと一息ついてはいられません。成績をつけねばならんし、入試はあるし、まあとにかく気がしんどい。
 日刊スポーツの一面は昨日も今日も「金正男暗殺」。なんか暗殺事件というには不可思議なことばかりで、作られたストーリーを読まされているみたい。
 犯人と目される女性たちが次々と逮捕されているけれど、この人たちはあの金賢姫みたいな「なりすまし外国人」なんやろうか。金正男とは知らなかったとか寝とぼけたことを言うてはるらしいけれど、それをそのまんま信じるわけにはいかんでしょう。
 この事件がほんまに北朝鮮政府の仕業として、私には若き指導者さん、焦ったはるみたいな感じがするなあ。日米首脳会談の時に、「こっちを見てよ」とばかりにミサイルをぶっ放していたのもそんな感じやし。兄貴をなりふり構わず消していしまうのも、そう。私らにはわからんことやけれど、クーデターとか起こって金王朝が崩壊する可能性が高くなっているのかな。どうもかの国はようわかりませんわ。

 今月の「たちよみの会」例会は、都合により休会といたします。もし予定されていた方がいらしたら、すみません。また3月にお会いいたしましょう。

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美味なる菓子は幸福感を生む [日常生活]

 今日の主なお仕事は、入試の出願受け付け。というても、受付のピークは昨日の午後。2日目となる今日は、新聞に発表された初日の出願者数を見てから出願する高校を決めるという生徒だけなんで、午前中、数名を受け付けただけ。出願者が来ない間は、昨日受け付けた受験生のリストと願書の読み合わせなど、事務作業を行う。
 午後からは奨学金関係の事務作業。そして臨時の会議。急に温くなったせいか、また体が順応してくれないもんで、思うように体が動かん。
 定時に退出し、早く帰ろうと思うたんやけれど、阪急京都線の人身事故の影響でダイヤが乱れている。5分程度の遅れではあったけれど、早く帰りたいという思いがあるんで、ホームで電車が来るのを待つのがじれったい。
 夕食後、ご近所さんからいただいたという「大徳苺」という和菓子をいただく。新作の和菓子で、苺を小豆とホイップクリームでくるみ、薄い羽二重餅で包んだもの。この苺と小豆とクリームと餅のバランスが絶妙で、「本日中にお召し上がりください」と書かれていたので、妻といっしょに2つずついただく。満腹になる。腹の皮が突っ張ると目の皮がたるむというやつで、消化するまでへたりこんでしもうた。
 それにしても、おいしいお菓子というのはほんまに身も心も幸福感で包んでくれるなあ。しばし、日々の疲れを忘れるひとときでありました。

 今月の「たちよみの会」例会は、都合により休会といたします。もし予定されていた方がいらしたら、すみません。また3月にお会いいたしましょう。

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SNSのソーシャルスキル [教育]

 今日は聖バレンタインの日。職場ではわざわざぼっち部屋に義理クッキーを持ってきてくれはった同僚がいてて、ありがたくちょうだいした。夜は妻からいろいろな味のチョコレートを花びらのような形にして並べたセットをいただく。大切に少しずつ食べることとしましょう。
 「ソーシャルスキルパワーアップ講座入門」なる授業は今日が今年度最終日。ぼっち教諭にコミュニケーションのスキルを教えられるかと心配していたけれど、さてうまくいったのかどうなのか。
 今日はSNSのスキル。ことLINEなどのアプリに関しては私はスキルはないです。ディジタル・ネイティヴである彼らの方がよほどスキルを持っているよね。参考にしたソーシャルスキルのテキストを教材に使うつもりやったけれど、著者がSNSについて何もわかってへんことが一読してわかったんで、かねてから新聞のサイトのコラムなどをコピペして保存しておいたものを参考に、YOU TUBEの動画からスマホ依存に関するニュース動画などを活用したりしてなんとかSNSに関して考える機会くらいは作れたかな。
 なにしろ知らん単語が多く、キーワードをいくつかあげて、そのキーワードについて自分の考えを書かせたりする、という形をとった。
「既読無視」「バトン」「ブロック」「チェーンメール」「拡散希望」と、あげたら、生徒たちはすらすらと書いてましたね。おっちゃんにわかるのはチェーンメールくらいですな。いわゆる「不幸の手紙」いうやつです。同じ文面のものを3人に送らないと不幸になるという、あれです。私の子どもの頃はハガキで送られてきたものやけれど、今はLINEなんやねえ。
 というか、21世紀になった今でも、ツールがハガキからスマホのアプリになっただけでこの手の嫌がらせがまだ続いているということに驚きを感じる。
 それにしても、スマホって便利なものを持ちながら、わざわざ自分の行動を縛りがんじがらめになってしまうというのは、ちっともスマートやないと思うぞ。携帯電話だけ賢くなって、人間がそれについていけないというのは、行きすぎた科学文明を批判したSF作家の先達たちの警告が現実のものになっているということなんやなあと実感した次第。
 スマホのアプリについてはわからんでも、インターネットは彼らが生まれる前から使用してますからね。だてに20年近く毎日のようにウェブ日記は書いてませんて。

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清水富美加の出家 [時事ネタ]

 今日は朝刊は休刊。出勤時にコンビニで日刊スポーツの即売版を買う。一面は「清水富美加、出家」。スポーツ紙の一面を飾るほど知名度高かったっけと思いつつ記事を読む。
 出家というから尼寺にでも行くんかと思うたら、「幸福の科学」に出家するんか。両親も信者やったというから、二世信者ですね。まあ、その信仰が彼女の価値観になっているんやから、他人がとやかく言うことやないやろうとは思うけれど、契約不履行のまま出家して引退というのは、信仰が何であるかに関わらず、損害賠償を請求されても仕方ないと思うぞ。
 清水富美加は「仮面ライダーフォーゼ」に出てた時に知った。最近はNHKがよう起用しているなあと思うていた。実は教え子に彼女にそっくりな子がいてたんで、最初はその生徒の芸名かと思うたくらい。
 それにしても、「幸福の科学」か。私には個人的にはええ記憶のない教団ですね。四半世紀前、亀岡市内の中学校で講師をしていたときに、産まれて初めて「担任」なるものになった。その時のクラスに思春期分裂症とのちに診断されることになる生徒がいて、隣の席の子にいきなり物を投げつけてみたり、両腕で顔をはさみこむようにして自分の殻に閉じこもったりした。何度も保護者と懇談もし、カウンセリングを受けるようにと勧めたりもしたけれど、母親はそれを拒んだ。そして言う。
「幸福の科学の信仰をもっと深めれば、きっと良くなると信じています」。
 私は翌年は産休講師で同じ学校に勤めたけれど、その生徒は不登校となり、新しい担任の先生に聞くと「昼夜逆転の生活になり、夜は妖精さんとお話をして過ごしている」とのこと。
 母親からは「先生もこの本を読んで理解してください」と「黄金の法」なる本を渡された。読んでみたけれど、私には到底理解しがたい教義やった。信じたい人は信じたらええけれど、初めて受け持った担任のクラスの生徒に結局何もしてやれなんだという思いは今も残る。
 というわけで、清水富美加が出家しようがどうしようが勝手になされと思うんやけれど、それが「幸福の科学」というのを知ると、昔の苦い思いが蘇ってしまいなんか嫌な気分になるのでした。あくまで私個人の感想ですけれどね。

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宇宙戦隊キュウレンジャー [テレビ全般]

 今日も完全休養日。午前中はテレビを友とし、昼食後は午睡といつものパターン。「宇宙戦隊キュウレンジャー」が第一話。9人組というシリーズ史上最多のメンバーというので、若者たちの顔の見分けがつくかとおっちゃんは心配してたんやけれど、着ぐるみの宇宙人もメンバーの中に混じっているので、おっちゃんの見分けのつく程度に若い役者は抑えられるみたいですね。味方の宇宙人の声のキャストにM・A・Oの名が。おお、「ゴウカイジャー」では市道真央の名で顔を出して出演し、声優メインになってM・A・Oの名で声で出演というのは珍しいパターン。ゴウカイイエロー役でゲスト出演したりしたらおもしろかろうとか、番組の内容とは関係ないところで勝手に一人で盛り上がっていたのでした。
 まあ第一話なんてのはまだ顔見せの段階やから、おもしろくなるかどうかはわからんけどね。でも、地球だけが舞台やないみたいなんで、逃げ回るモブの人たちも宇宙人のメイクやかぶり物をしてたりするのが楽しかったりする。まさか本格SFになることはないやろうけれど、戦隊ものとしては久しぶりにSF風味の強いものになりそう。そういう意味では楽しみかもしれんね。
 夜は妻とともに録画したドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」「精霊の守人II」「おんな城主直虎」「空想大河ドラマ 小田信夫」などを見る。あ、「小田信夫」は本格的な大河ドラマのセットを使うたコントみたいな番組です。NHKというのは時々こういう不思議な遊びをするから油断でけん。「大河ドラマ」と銘打つ割に4回でおしまいというのもふざけてて楽しい。頭の堅いお方は「受信料の無駄遣い」とか「民放みたい」とか言うのかもしれんけれど、民放ではこんなに豪華なセットと衣装でコント番組は作れません。NHKやないとでけん番組なんです。というか、こんな遊びにスポンサーはつかんよ、たぶん。

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首会談 [時事ネタ]

 今日は完全休養日。一日よく寝た。
 ニュースではしんぞう総理が米大統領と握手したりゴルフしたりして嬉しそうな映像が垂れ流されている。正直、忠犬が新しい主人に気にいってもろうて喜んでいるようにしか見えんのですが、如何。
 トランプなる御仁は者を深く考えてへんように見受けられるけれど、わが総理もそのように見受けられるんで、存外同質な人間ということで気が合うのかもしれん。
 法務大臣も防衛大臣も国会で追いつめられてたじたじとなり、文科省は天下りでごたごたしているというのに、総理はそんなことにはおかまいなく他の国を差し置いて一番乗りで米大統領と会談できたことがなにより嬉しいみたいに見える。それはそれですごいことやけれど。常人とは違う鉄の神経を持ってへんと総理大臣などつとまらんということなんかなあ。
 嬉しそうに握手している両人の映像を見ていると、なんやしらん背筋が寒うなってくるのは私だけかしらん。「首脳会談」から「脳」を抜いたら「首会談」になるなあ、なんてしゃれにならんか。

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改札前の受験生 [日常生活]

 いつもの時間に家を出て、いつもの電車に乗って、終点の北千里駅に到着したら、そこだけいつもとは別世界。ホームから改札近辺、駅前コンコースまで中学生の大集団がてんでんばらばらに動いている。
 そうや、今日は大阪は私立高校の入試があるんやった。
 ふだん、そんな時間に駅を利用することのない中学生たちやから、通勤客の流れなんか完全に無視しよる。
 ええい改札前にたまって立ち話をするんやない! ええい改札を通る時に立ち止まって切符を出すんやない! ええいコンコースから改札に向かって走るんやない! ぶつかりそうになったやんか。
 早いほうの電車に乗れたんで時間の余裕があったから多少もたついても焦りはせなんだけれど、いやもう難儀なことでした。心に余裕があれば「おお受験生諸君健闘し給え」くらい胸中でこっそり励ます気にもなったやろうけれど、この集団に妨害されたんで今日は心が狭くなった。健闘を祈る気になれず。
 お山の学校行きのバスに乗る受験生はいてなんだんで、ゆっくり座って出勤できたのだけは幸いでした。でも、お山のバス停に着いたら粉雪がちらついていた。ああ寒い。
 午後は大阪縦断して教育センターへ。今年度最後の研修会であります。天気はよかったけれど、冷えこんでいたんやね。大阪市内で最高気温は7度くらいやったらしい。あびこ駅からセンターまで歩くといつもやったら汗ばんだりするんやけれど、ぜんぜん体がぬくもらん。研修が終わり、直帰。
 帰宅したらもうへろへろで夕食前に眠ってしもうた。朝の受験生たちもどっと疲れが出て早く寝てたりするんかなあ。ま、彼らは若いからすぐに回復するやろうけれどね。

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暖房今昔 [日常生活]

 朝、大阪市内を出た時には雨やった。1時間半後、お山の学校に就いた時には粉雪やった。仕事をしててふと窓の外を見ると、ぼたん雪が山から吹きおろす風に乗って大量に舞っている。
 生徒も教師も次々とインフルエンザにかかっている。大阪市内よりもうんと寒いから、体温も奪われやすく体力も落ち気味になるから、発症もしやすいんやないかな。各教室にエアコンは設置してあるけれど、特に女子生徒は寒がってひざかけを手放さないものもいてる。温風といえども、風が吹きつけてくるわけやから、途中で温度が下がった風が当たるあたりにいてる生徒には寒く感じられるのかもしれんなあ。
 私の仕事部屋にはエアコンは設置されてへんのでガスストーブをがんがんたいている。前任者の置き土産である電気ストーブも稼働させている。普通の教室と同じ広さの部屋に一人きりやから、出勤してすぐなんかほんまに寒いのよ。
 暦の上ではもう春やけれど、窓の外に舞うぼたん雪を見ていると春が近づいてくる気がせんねえ。
 帰宅すると、リビングの床暖房が実に快適。下からじんわりと部屋をぬくめているんやからね。いすに座ってても足下がすーすーすることもない。
 40年近く前に私の通っていた高校はスチームでしたなあ。少し温まってくるとパイプがかんかん鳴りはじめてやかましかったのを思い出す。小学1年生の時はだるまストーブやった。倉庫から石炭を運ぶ当番にあたった日はほんまに嫌やった。
 今の子たちはそんな経験をせんですんでるんやからええなあ。

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