SSブログ

売店の変更 [時事ネタ]

 大阪市営地下鉄の駅売店は、長いこと外郭団体が運営していたんやけれど、ゼロサム市長が民間との契約に切り替えてから、ずっとポプラ、ファミマが南北エリアを分け合う形で営業してきた。契約が切れて入札し直したことで、この春からローソンが入ることになった。
 それはまあええとしよう。
 問題はポプラやファミマからローソンに看板を変えるために1週間ほど駅売店が休業状態になっていたこと。私はが出勤する時間帯はまだ開店してへん時間やったから、さほど不便は感じなんだけれど、開店時間以降に利用してはった人らはさぞかし困っていたことやろうね。
 1週間もかけて改装したんやから、どないかわってるんかなあと思うたら、外観は看板が変わっただけで商品の配置やなんか全然変わってへん。おそらくレジをつけかえるのに時間が要ったんやろうとは思うけれど、それにしても駅売店を長いこと閉店させておくということは乗客のことなんかなんも考えてへんということなんやろうなあと思う。
 この先、大阪地下鉄は民営化することになっているけれど、住民サービスのためやなく、どこかでどなたさんかが金儲けをするためにそうするんやろうなあと、これはまあ私の邪推でありますが。
 ただ、現に売店を民間委託したことに寄って契約が切り替わるごとにこういう乗客の利便性を無視したようなことが行われているという事実をもって、地下鉄民営化でも同様なことが行われることになるんやないかという危惧を抱いてしまうわけなんですねえ。
 カジノと一体化した万博勧誘といい、大阪府と大阪市を手中に収めた人たちは住民に必要なものよりも、どこかのどなたかの金儲けのために権力を行使しているというのがもうはっきりしてきたように思うなあ。
 ああ、昔のあの売店のおばちゃんがどんなに混んでいても正確に商品と代金の受け渡しを素早くやってのけていた職人技をもう一度見たいものであります。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感