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ゴールデングラブ賞に5人 [プロ野球]

 今日は定休日。午前中は昨日の分も含めてたまっている録画を見て過ごす。NHK朝のテレビ小説「ブギウギ」も2話分だけ見る。私は笠置シヅ子さんの歌声が好きで、3枚組のCDを愛聴していた。服部良一サウンドも時代を超えたモダンなもので、「ジャングルブギー」や「ホームランブギ」など聴いていてとても元気になれたもんです。「わーお、わーお、おおきなこえでわーお」なんて歌詞、今時の作詞家には作られんと思うぞ。というわけで、ドラマの方も期待してます。
 少し読書したりしてから午睡。夕刻目覚めて社説のダウンロードなど。
 夕食をとりながらサンテレビ「熱血! タイガース党」を見る。改めてタイガースが日本一に輝いた喜びをかみしめる。まあ、ファンはそれでいいとして、若手たちは安芸の秋季キャンプで一軍定着に向けて腕を磨いている。今はあちこちの放送局に引っ張りだこの選手たち、うかうかしていたら若いのの突き上げを食うぞ。
 ゴールデングラブ賞が発表され、タイガースからは5人が選出。嬉しいのは坂本捕手の受賞。昨年までは試合出場の機会が限られていたので梅野捕手にいろいろと譲っていたけれど、今季は梅野捕手の骨折でチャンスがまわってきて、正当な評価を得られたと思う。ダルビッシュ投手が坂本捕手のフレーミングをほめて、一度受けてもらいたいと評したのは数年前のこと。その時に少し話題になったけれど、こうやって賞をとったということで、オフの企画でダルビッシュ投手とのキャッチボールなんかが実現したりしたらええなあ。
 一塁の大山選手は今季初めて一塁に固定され、そのうまさが認められた。ショートの木浪選手と二塁の中野選手はコンビとして選ばれたと思う。今季、このコンビによるダブルプレーは見ていて素晴らしかった。二塁手の常連やったカープの菊池選手とは3票差という僅差での受賞。今季の菊池選手は私の見た範囲でも全盛期よりもミスが目立ってきた。ただ、スポーツ記者の投票やから、イメージだけで投票する人もいてるやろうから、中野選手は不利かと心配していたけれど、こちらも正当な評価を受けられたと安堵しております。外野では早くも常連となっている近本選手が3年連続の受賞。特に今季はフェンス際での正確なジャンプが際立っていたと思う。
 タイガースはエラーの数が多いから守備の評価も低くなるかと不安やったけれど、これだけようけ受賞したのには「守りの野球」を重視する岡田監督もさぞ嬉しかろう。さて、次はベストナイン。こちらは中野選手に対してはベイスターズの牧選手が立ちはだかってるから、ちょっと厳しいかな。他のポジションではゴールデングラブ賞とほぼ同じメンバーが選ばれるやろう。投手部門でもしかしたら村上投手が……と期待しているけれど、勝利数で勝るベイスターズの東選手に票が集まりそうやなあ。

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阪神VS巨人 [読書全般]

 今日は定休日。昨日疲れていたせいか、目覚めは遅め。午前中は例によって、日曜深夜から昨日の深夜までに録画した番組をひたすら見る。ただ、量が多く、すべて見ることはできず。何本か残したので、残りは明日見ることにする。NHK朝のテレビ小説「らんまん」の最終週も残っていたので、一気に見てしまう。これでやっと「ブギウギ」が見られる。
 午睡は少し長め。夕刻起きて、社説のダウンロードやら読書やら。夕食後も読書。
 とにかくテレビを見ているか本を読んでいるかスマホをいじっているか寝ているか、という一日。
 橘木俊詔「阪神VS巨人 『大阪』VS『東京』の代理戦争」(潮新書)読了。別に優勝便乗本やないです。発行は2020年9月。ジャイアンツは原監督が復帰してカープから丸選手をフリーエージェントで獲得し連覇を果たした年。タイガースは矢野監督1年目でなんとか3位にすべりこんだ年。「伝統の一戦」といわれるタイガースとジャイアンツの対立の構図を、大阪と東京の対立の構図に当てはめ、それ以外の東西の比較も取り入れたもの。著者は労働経済学者。ただ、この東西対立の構造という図式がすでに古臭い。むろん著者は3年後にタイガースが岡田監督のもとで日本一となり、その対戦相手がバファローズであるということはむろん知り得ないわけで、ついでに言うと、本書の発行された年の日本シリーズはホークスとジャイアンツで、ジャイアンツが2年連続でホークスに4連敗し、そこからジャイアンツの凋落が始まるということも予測できてへん。そのことを踏まえたうえで読んでも、いささかこじつけめいた感があることは否めん。しかも本の構成はタイガースとジャイアンツの創立以来の「ライバル」史と景浦対沢村にはじまるライバル選手列伝を少しばかり書きしるし、鉄道会社と新聞社という比較しようのない親会社の比較をしたり、大阪と東京の経済的な比較、大阪漫才対東京落語などの文化の比較と、なんとか東西の対立からタイガースとジャイアンツがライバルとして対戦するのが関西偉人と東京人の代理戦争であると無理に結論づけている。いろいろと資料を読みこんでいるけれど、それをうまく使いこなせていない印象がある。さらに「江川ドラフト破り」の時にはやった「エガワる」(ルール破りをしながらも開き直る、くらいの意)のことを「エガワル(悪)」と誤認していたりとするような事実誤認も散見される。たぶん私が本書を買うた時は、何か新しい知見があるんやないかと期待したんやと思うけれど、買うてすぐに読んでもたぶん感想は変わらなんだと思う。前提となる大阪と東京の対立という図式が古臭く、構成も散漫。おそらく当時話題になったW・ケリー「虎とバット」に触発されて書いたものやないかと想像するんやけれど、内容的にはそれよりも薄いと断じざるを得ん。たまたま未読の本の中から目についたんで読んでみたんやけれど、内容的には残念なものやったとしか言いようがない。

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バイオリン狂騒曲 [読書全般]

 本日も出勤日。ただし、昨日授業の交換をした関係で授業はなし。それでも先の授業の準備はしておかんとあかん。教材もストックしておかんとあかんしね。
 ほか、今週は土曜に出勤日があるので、そちらにからんでもやらねばならん仕事があり、体はそれほど使うてへんけれど、頭が疲れた。
 定時に退出。帰路、日刊スポーツとサンケイスポーツのタイガース日本一特集号を購入。あとはベースボールマガジン社から出るのを待つくらいか。とはいえ、各社新書で「岡田阪神優勝の秘密」みたいなタイトルの便乗本が暮れにかけてどんどん出るんやないかとにらんでいる。全部買うて読んでもたいてい同じような内容なんやないかと思うので、内容を精選して買うかどうか決めることになるやろうな。
 帰宅後、どぶさりつつ社説のダウンロードなどをしていたら、ついうとうと。遅めの夕食をとり、少し読書など。
 ブレンダン・スロウカム/東野さやか・訳「バイオリン狂騒曲」(集英社文庫)読了。若い黒人バイオリニスト、レイの持っていた名器ストラディバリウスが盗難された。チャイコフスキーコンクールに挑戦することが決まっている。バイオリンの行方が気にかかる上に、代替のバイオリンを慣らす時間も必要とあって、レイは苦しむ。心の支えはビオラ奏者の恋人ニコルと恩師のジャニス。物語は事件の発端を描いた後、レイが貧しい黒人家庭に生まれ、理解のない母親に邪魔されながらも音楽の道に進んでいく経緯を描いていく。そして彼のストラディバリウスが数奇な運命をたどりながら祖母の家の屋根裏部屋に埋もれていた物語、ストラディバリウスの所有権をめぐり、奴隷だった祖先の主人の子孫や、身内が訴訟を起こそうとするなど、レイとバイオリンをめぐるさまざまな狂騒が次々と描かれる。むろん、いわれなき黒人差別の描写も生々しく描かれる。盗まれたストラディバリウスの行方は、そしてチャイコフスキーコンクールの結果は……。途中でページを閉じるのがもったいないくらいスリリングで面白い。特に作者も実は黒人のクラシック奏者で、作中でレイが受けた差別は自分の体験をそのまま描いているということに辛いものを感じたりする。音楽家としての才だけではなく文才にもたけているとは羨ましい限り。主人公の才能を信じた祖母や、彼を見出し音楽大学まで導いた恩師などの彼への愛情には心を打たれること間違いなし。クラシック音楽に詳しくなくてもきっと面白く読めるはず。くわしければより楽しめる。お薦めの一冊です。

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日本一特集が続々と [日常生活]

 今日も出勤日。懇談週間で時間割変更があり、本来は定休日の時間割なんやけれど、今日は来られん非常勤講師の先生と授業を交換したので、1コマだけ授業。
 午後は蒸し暑く、だるい。教材研究をずっとしていて、新聞の社説を活用したプリントを作ってみたけれど、今ひとつピンとこない。時間をかけていくつか作ってみたけれど、全部没にした。一応フォルダに残してあるので、また何かあった時に使えるんやないか。ストックしておけば、困った時に引き出せる。せっかく貴重な時間を使うて作ったんやから、無駄にはしたくないしね。
 定時に退出。帰路、梅田の駅売店でスポニチと夕刊フジの「タイガース日本一特集号」を買う。昨日のデイリースポーツに続いて3冊目。明日はおそらく日刊スポーツのグラフ誌が駅売店に並ぶやろう。むろんサンスポもオールからアート紙のグラフ誌を出すやろうし、ベースボールマガジン社は毎年必ず「日本シリーズ特集号」を作ってるから、そちらも発売日をチェックしておかねば。明日発売の通常号も日本シリーズの特集をしているはずやから見逃せん。なにしろめったにないことなんで、関西のスポーツ紙は競うように出すし、熱狂的なファンも全て手に入れようとする。これもまたタイガース優勝の経済効果の一つやと思う。記念グッズもいくつかそろえたいところ。
 ジャイアンツみたいにようけ優勝しているチームのファンにはわかってもらえんやろうなあ。なにしろ18年ぶりの優勝、38年ぶりの日本一。まあ、ジャイアンツも日本一からはけっこう遠ざかってるから、いつになるかわからんけれど日本一になったら飢えた狼のように買いあさるようになっているかも。
 ただ、もしタイガースが常勝チームになったら、こういう熱気は年ごとに冷めていくのかもしれんなあ。待たされて待たされてやっと、という思いがあり、常勝チームになってほしいけれど、待たされた末の喜びというのも捨てがたい。いや、古手のタイガースファンなんてそんなちょっとひねこびたところがあるんよ。もっとも、ベイスターズファンはもっと長く待たされてるんやから、またタイガースファンとは違う心理状態にあるんやないかな。

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教え子の絵本 [日常生活]

 愛すれどTigers「岡田監督、日本一の胴上げ」を更新しました。

 朝、コンビニで昼食を買うと同時に、日刊スポーツを除くスポーツ紙4紙を購入。日刊スポーツは宅配で取っているので、わざわざセット買いをする必要がなかった。コンビニの店員さんによると、サンスポやデイリーは通常の倍の部数が入ってきたそうです。私は朝イチでコンビニに行ったんで、買いもらしをせずにすんだ。
 往路の車中でデイリースポーツを読み始めたけれど、読み切る前に降車駅に到着。それくらい読みでがある。残りの新聞はぼちぼち読もう。
 今週は懇談週間で授業は午前中のみ。午後からは教材研究などをする。空模様は怪しく、降ったり止んだり。昼、外に一服つけに行く時も傘を持って出た。喫煙中、雨脚が強くにり、傘をさす。定時に退出したけれど、幸い帰路は雨には合わず。
 デイリースポーツが早くも日本一特集号を出していたので、梅田の駅売店で購入。日刊やサンスポもおいおい出すんやろう。それにしても翌日ですよ。リーグ優勝の時もデイリーは翌日に出していた。さすがというほかないね。
 今日は妻の誕生日。帰路にケーキを買い、夕食後に祝う。山岸涼子の漫画文庫数冊と、藤岡拓太郎の絵本「たぷの里」を贈る。どこかで見た名前と思い、検索したら、川の近くの学校で部活の顧問をしていた時の生徒。そんなことは全く気にせず、ただ妻好みの絵本やと思い買うたんやけれど、奇遇やなあ。
 昨日の深夜録画した「トラ番SP」を見る。ビールかけ、楽しそうやなあ。12球団の中でただ1チームにのみ許された蕩尽。一度こうゆう歓喜を自分自身で味わうてみたいものです。

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タイガース2度目の日本シリーズ制覇 [プロ野球]

 今日も完全休養日。午前中はひたすら録画した番組を見、昼食後はパソコンで作業。少し読書をしてから遅い午睡。夕刻目覚めて社説のダウンロードなど。追っかけ再生でプロ野球日本シリーズ最終戦を見る。今日の中継はカンテレ。解説は福留さんともとライオンズ等の工藤公康さん。ゲスト解説はなんと今日も局をまたいでスワローズの中村捕手。こういうケースは珍しいんやないやろうか。
 試合は中盤に大量点をとってタイガースが2度目の日本シリーズ制覇。潮目は4回表、大山への死球と見た。バファローズの宮城投手はそれまで左腕から繰り出すクロスファイアの右打者への内角球をずばずばと投げ込んできて、タイガースの各打者はそれで見逃し三振を取られていた。それで大山には背中に当たる死球となり、それ以降は外角に外れる球か、内角への甘いチェンジアップしか投げられなくなり、そこをノイジーに狙われてスリーランホームランに。宮城の若さが出た。高卒からプロ入り4年目。社会人野球経由やとルーキーで、大学野球経由やとこの秋のドラフトで指名された選手と同い年。内角球はぶつけてなんぼ、みたいなかつての東尾修投手みたいなふてぶてしさはない。
 5回も厳しい攻めができず、走者をためて途中交代。第2戦でタイガース打線を抑えたから、第7戦でもタイガースは抑えられると予想した解説者がいたけれど、「パワプロ」みたいなゲームとは違うんやからね。数値だけでは測れん人間臭さがあるから、面白いんと違いますか。
 というわけで、タイガースが日本一になりました。ああよかった。今晩録画予約した「虎バンSP」は、さていつ見ましょう。リアルタイムで見たい気もするけれど、明日の夕食時にでも見ようかな。

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四代目朝潮太郎の死 [追悼]

 午前中は「葬送のフリーレン」などを見てからパソコンで作業をしたりする。昼食後もパソコンに向かい、それから少し遅めの午睡。
 夕刻目覚めて社説のダウンロードなどをし、追っかけ再生でプロ野球日本シリーズ第6戦を見る。今日の中継はMBS。ただし、製作はTBSらしく、解説はもとジャイアンツの槙原さんともとベイスターズの佐々木さん、スワローズの中村捕手。このシリーズ初めてタイガースともバファローズとも関係のない解説陣になった。昨日のサンテレビ「熱血! タイガース党」にゲストで出ていた俳優の渡辺謙さんの話の方が非常にくわしくて奥深く面白かった。渡辺謙さん、どんだけタイガースが好きやねん。福本豊さんと非常に仲が良く、その関係もあって阪神間ローカルの番組にゲスト出演してもらえたらしいけれど、サンテレビを見られる虎党は非常に贅沢な思いができたねえ。TBSですら解説席に呼べんハリウッドスターを独占できたんやからなあ。
 試合は村上投手が打たれてタイガースが負け、決着は明日に持ち越し。バファローズの山本由投手を2回表の満塁の場面で攻略でけなんだのが大きかったなあ。明日はついにタイガースは青柳投手が先発。昨年までの功労者が日本シリーズに登板でけんところやったから、今日は負けたけれど、それでもよかったのかもしれん。
 大相撲の元大関四代目朝潮太郎さんの訃報 に接する。享年67。死因は小腸癌。
 新型コロナウィルス禍の規則違反のため退職してそれほどたたない訃報に驚く。小腸癌というのはかなり珍しい癌らしく、治しにくい癌やったらしい。
 私の母が現役時代、朝潮関のファンやった。朝潮関の唯一の優勝のとき、日刊スポーツの写真パネルサービスに申し込み、玄関に朝潮関と富士櫻関の大喜びしているパレード写真のパネルを飾っていたくらい。
 愛嬌があり、いしいひさいちさんが「ワイはアサシオや」というマンガにしたくらい。そやけど実は非常に頭の回転の速い人で、支度部屋でのコメントなどもとても楽しいものやった。大関に上がるチャンスを何度も逃したり、優勝も結局1回だけやったりしたけれど、頭から当たった時の破壊力は強く、特に当時の大横綱北の湖関には無類の強さを発揮した。額が割れて血が流れることもしばしば。ただ、額が割れた時が一番いい相撲やったりした。
 親方としても名門高砂部屋を継ぎ、横綱朝青龍、大関朝乃山をはじめとする関取を多く輩出。ただし、朝青龍の暴走を止められず理事からの降格という憂き目にも。
 近大出身で、大阪場所で優勝し、大阪場所で引退するという、大阪に縁のある人やった。初優勝した年にタイガースが日本一になり、亡くなった年にタイガースが優勝しているというのも不思議な縁ですね。
 謹んで哀悼の意を表します。

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常勝タイガースへの道 [読書全般]

 愛すれどTigers「大山サヨナラ打、そして日本一に王手」を更新しました。

 今日は文化の日。昨日から日中は夏日。とにかく温い。夜もいくぶん蒸し暑い。
 少しゆっくり目に起床。例によって午前中はほとんどテレビの前。見やすいアニメとみたらぐったり来るアニメがあるけれど、この秋のアニメはぐったりくるくらい集中して見たいアニメが多いのでしんどいのです。昼食後はパソコンで作業。その後、気分を変えて少し読書。午睡は今日もゆっくり目。
 日本シリーズは移動日で試合がない。なんだか物足りないねえ。さあ、明日で決まるか第7戦にもつれこむか。タイガースの相手は地元のバファローズなんで、「何が何でも勝て!」という気分にはならず、どっちもがんばれ、そしてタイガースが勝て、みたいな気持になるなあ。
 掛布雅之「常勝タイガースへの道 阪神の伝統と未来」(PHP新書)。さてさてタイガース関連の便乗本はどれだけ出るかわからんけれど、一番乗りは掛布さんか。内容は歴代強打者について、1985年の記憶、今季のタイガースの試合運びというようなもので、これまで掛布さんが出してきた本と内容がかぶっていたり、テレビ解説で話していたことがほとんどで、私のような者にはあまり目新しいことがなく、残念。掛布さんがほとんどしらんはずの藤村富美男さんのことなどは編集者が書いたんやないかというほど、通り一遍のことしか書いてなかったりする。できればOB会で話をした時のエピソードとか、掛布さんならではということが書かれていればよかったのに。興味深かったのは、打撃指導で「山内式」と「中西式」の打ち方があると書かれた打撃論。若き日、山内コーチに鍛えられ、一番伸びる時期には中西コーチに指導されるという、プロ野球史上に名を残す2大名コーチに指導された貴重な存在なんですね、掛布さんは。今まで掛布さんの解説を聞いたこともないし、掛布さんの本を読んだこともないという方にはお薦め。

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試合の潮目が変わる時 [プロ野球]

 今日は定休日。昨日までの疲れなどからか、朝は8時ごろ起床。朝食をとりながら、昨日の深夜までに録画したアニメなどをひたすら見る。さすがに量が多く、すべて見切れず。昼食中も見、食後も見る。テレビ疲れをしてきたので、残りは明日。
 しばらくパソコンに向かい、遅めの午睡。夕刻目覚め、社説のダウンロードなどをしてから追っかけ再生で日本シリーズ第5戦を見る。7回までタイガースは無得点。このまま9回まで田嶋に完封されるんやろうなあと思うて見ていたら、なんということでしょう、8回から山崎颯が登板。そこからはあれよあれよで同点。宇田川からも得点して逆転勝利。
 試合の流れの潮目はどこやったか。湯浅が三者凡退に抑えた8回表か。バファローズの投手交代か。投手が交代してすぐに出てしもうた安達のエラーか。試合が均衡して動かん時は、たいてい先に動いた方が負けるように思う。負けてる側は潮目を変えるために動く。勝っている側が動くと潮目が変わる。昨日みたいに同点の場合はともかく、勝っている時はどっしりと構えていれば、負けている側があがいてもがいて自滅してくれる。
 バファローズの中嶋監督も百戦錬磨の将やからそんなことはわかっていたはずなんやけれど、何か動かずにはいられん理由があったのかもな。
 というわけで、タイガースはついに日本シリーズ優勝に王手をかけた。とはいえ、1日の移動日(休養日?)で潮目が変わることもある。第7戦まであると思うてなあかんやろうなあ。いやいや面白い日本シリーズになってきたぞう。

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勝負師監督と四番打者 [プロ野球]

 今日も出勤日。来週から懇談週間で午前中授業になる。空き時間には期末考査までの授業計画を立ててみたりする。なんだかんだで気がつけば退勤時間。定時に退出。
 梅田で書店をのぞいたりもせず、まっすぐ帰還。妻は日帰り帰省でまだ帰宅してなんだ。とにかくテレビや。日本シリーズや。今日タイガースが負けたらバファローズが勢いづくやろう。
 点を取ったり取られたりのシーソーゲームで見てるのがしんどくなった。しかも得点にはたいていエラーがからむ。エラーの少ない方が勝つ、という感じになった。最後は大山選手のサヨナラヒットで勝ったけれど、バファローズの中嶋監督も勝負師やなあ。最終回、サヨナラのランナー近本が三塁まで進むと、中野、森下の両選手を申告敬遠。満塁にして大山選手がゴロを打ったらホームゲッツーができるような形を作る。これでワゲスパック投手が大山選手にゴロを打たせられたら中嶋監督の作戦勝ちということになったんやろうけれど、目の前で2人も敬遠された四番打者のプライドはそれをゆるさなんだ。
 ここらあたりは、中軸を打っていた岡田監督と、下位打線ばかりの中嶋監督の差が出た感じかな。四番打者はたとえ不調でもファンの期待にこたえるのが当然。それなのに、2連続敬遠で勝負されるとは、あまりにも相手になめられ過ぎ。今日の勝敗は、勝負師である中嶋監督が中軸打者の心理を読み違えたことで決まったな。
 試合終了後、社説のダウンロードなどしていたらなかなか寝床から離れられん。寝落ちはしてへんけれど、だるくて仕方なく、動きが鈍い。
 明日の定休日はしっかりと疲れを取らんとあかんな。

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