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釈然としない注意 [日常生活]

 今日は「たちよみの会」例会。早朝は雨天やったけれど、昨夜録画したアニメ「薬屋のひとりごと」などやたらたくさんの番組やら「仮面ライダーガッチャード」「キングオージャー」などを見ているうちに雨はあがる。昼前に出発し、阪急の特急で上洛。
 先月は喫煙できていた四条木屋町南側の高瀬川沿いのスペースから灰皿が撤去されていた。それでもそこで一服つけていたら、腕章をした男性二人に声をかけられ、ここでは喫煙しないように注意された。先月までは灰皿が置かれていてずっとそこで喫煙していても誰にも何も言われなんだのになあ。それやったら先月までずっと灰皿が置かれていたのやら喫煙していても放置されていたのはなんでや、と反論したかったけれど、そんなことでもめるのもあほくさいので素直につけたばかりの煙草の火を揉み消しゴミ箱へ。ほとんど吸うてへんのをほかすのはもったいなく、せめて一本全部吸うてからにしてくれと言いたかったけれど、そんなことでもめるのもあほくさかったので素直に従う。場所を移動し、数少ない喫煙スペースで一服。「フランソア喫茶室」は全面禁煙なんで、店に入る前に一服つけるにはちょうどええ場所やったのになあ。
 例会には古参会員Y氏が参加してくれて、AIが話を作ったという新作のブラックジャックがあまり面白くなかったというような話題など。手塚先生は希代のストーリーテラーで、それほどたいしたことのないアイデアでも実にうまくストーリーを仕上げていた。いくらAIでも漫画の神様の領域まで到達するのは難しかろう。クリエイティヴな作業というのはインスピレーションの味付けやら作者の人生経験からくる哲学などが必要で、それがAIで簡単にできるというのは幻想に過ぎんのやないかと思うている。
 午後3時ごろ、場所を「丸善」に移す。宮部みゆきの時代小説の文庫などを買う。Y氏は所用のため、今月は「丸善」で散会。阪急の特急で帰阪。帰宅後、疲れていたのでしばらく寝床でスマホをいじったり往復の車中で読んでいた本の続きを読んだり。
 しばらくしてから録画した相撲を見る。朝乃山が玉鷲に突き落とされて1敗。霧島が翔猿に敗れて2敗目を喫したため、琴ノ若、朝乃山、阿武咲、大の里の4名が1敗で並ぶ展開に。
 夕食後、寝床で読書の続き。やはり外出は疲れる。寝床で読書の続きをしていたけれど、なかなか起きあがれん。明日からまた3連勤。やはりこの勤務形態はきついですねえ。

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受験生は謎解きに向かない [読書全般]

 今日も午前中はテレビの前に釘づけ。「ウルトラマンブレイザー」は今週で最終回。まだ見てへん人もいてると思うので詳しくは書かんけれど、怪獣を倒す組織や、その上部組織、そしてウルトラマンがなぜ隊長を変身相手に選んだか、宇宙からの侵略者がなぜ地球を攻撃しようとしたか、などなど一貫したテーマのストーリーと、ウルトラQやウルトラマンへのオマージュがあったりと、非常に楽しめた。前にも書いたけれど、小林泰三さんが存命であればどんなに喜んで見ただろうかと思う。
 昼食後、少し午睡。夕刻起きて外出。月例となった血圧の内科医に行く。血圧の薬とアレルギー性鼻炎の薬を処方してもらう。帰宅後、録画した相撲を見る。朝乃山は7連勝。照ノ富士が正代に攻め立てられて敗れたため、1敗は霧島、琴ノ若、阿武咲、大の里の4人。放送のゲストは女子レスリング50kg級の金メダリスト、須崎優衣さん。格闘技で相通じるところがあるのか、力士の動きなどについて実にわかりやすく的確な解説をする。しかももと白鵬の宮城野親方が横にいて、これまた非常にわかりやすい解説をしてくれるから今日の中継を見た人は非常にお得やったと思う。これで実況が吉田賢アナウンサーやったら、解説者が3人もいてるような具合になっていたかもね。
 夕食後、朝に録画した「題名のない音楽会」を見たりしてから、しばらく読書。薄手で読みやすく、一気に読み切った。
 ホリー・ジャクソン/服部京子・訳「受験生は謎解きに向かない」(創元推理文庫)読了。「自由研究には向かない殺人」の前日譚。まだ自由研究を何にするか決まっていないピップが友人に誘われて、架空の殺人犯当てゲームに参加。最初は乗り気やなかったけれど、のめり込んだら夢中になるピップは真剣に謎解きに取り組み始める。ブックレットや付属の証拠品などを使い、犯人当てゲームは白熱。ピップはついに真犯人を特定したのだが……という話。「向かない」三部作で関係性が変わってくる友人たちがまだみんな事の真相を知らないため良好な人間関係を保っているけれど、この後にいろいろとそれぞれの上に運命を変えるような事態が、それもピップの謎解きで起こると思うと、それだけであれやこれやと感慨深いものがある。それ抜きでも、犯人当てゲームを読み手とピップが共同で解決していくような趣向になっているので、三部作を読んでなくても単品でも楽しめるあたり、作者の手腕に脱帽する。そして物語は「自由研究」につながっていく。ここらあたりの仕掛け方もうまい。それにしてもまだまだ無邪気な彼らが後にあんな風になるんやなあと思わせるということは、それだけ作者の人物造形が確かなものやということ。未読の方は本書を読んでから三部作に取りかかってもええかもしれんね。

 明日、1月21日は「たちよみの会」例会の予定です。インフルエンザなどの感染症があちこちで増えておりますので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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青春の証明 [読書全般]

 今日は定休日。午前中は昨日までに録画した番組を見て過ごし、昼食後、午睡。夕刻、いつもより早く目覚めると、妻が日帰り帰省をしに出るところやった。そのまま起きて、録画した相撲中継を見る。幕内では朝乃山が錦木にてこずりながらも勝ち、琴ノ若が若元春に完敗したため唯一勝ちっ放しに。阿炎が豊昇龍を引き落として今場所の初勝利。ここまで前に出ながらも気持ちと体がかみ合うてなんだ感じやったけれど、勝つ時はあっけなく勝つ。勝負というのはほんま、不思議なものです。
 妻が帰宅して、夕食。サンテレビ「熱血! タイガース党」を見る。毎年恒例のドラフト1位と2位の新人選手がゲスト。1位の下村選手は初めてテレビの生放送に出演したというのにかなり落ち着いている。西宮出身で、子どもの頃はサンテレビの野球中継を見ていたとか。2位の椎葉選手は契約金でまず釣り道具を買うたというほどの釣り好きで、サンテレビの番組も野球中継やなく釣り番組を見ていたという。さて、この2人、プロでどう活躍するのか、今は楽しみしかないですね。
 その後はしばらく読書。
 森村誠一「青春の証明」(角川文庫)読了。結婚を目前にしながら、夜の公園で殺人事件を目の前にして恐怖で動けなかった笠岡は恋人から「卑怯者」と絶縁される。その恋人、麻子は戦争で死んだ姉の代わりに特攻隊から生還した矢吹と結婚する。笠岡は「卑怯者」という言葉にとらわれ警察官に転身し、自虐的に、自分の目の前で死んだ刑事の娘、時子と結婚する。笠岡は妻の父を殺した犯人「くりやま」を探すが、あきらめていたところで「栗山」という男の死体を発見し、その男を殺した犯人を追う。笠岡の息子の婚約者の両親とあわせ、3組の夫婦とその子どもたちがそれぞれが知らぬところで関係を持ち、物語は笠岡を中心に一つにつながっていく……という話。ミステリとしては、複数の事件で誰が誰を殺したかというところに焦点が置かれるけれども、それが主眼ではなく、錯綜する人間関係と微妙な心理の動きがテーマとなっていて、ここらあたりの展開は「人間の証明」と同様、一見無関係と思われる出来事がどこかでつながっているという構造になっていて、それが収斂されていくあたりが読みどころ。結末はなんともほろ苦く、まさに「青春」という時期と壮年期に入った時期との比較をしながら登場人物の生き方そのものを解き明かすミステリとなっている。おそらく若き日に読んでいたとしたら、このほろ苦さを実感でけなんだんやないかと思われる。傑作とは言いかねる部分もあるけれど、なんと言えん味わいのある話やった。

 1月21日は「たちよみの会」例会の予定です。インフルエンザなどの感染症があちこちで増えておりますので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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琴ノ若か朝乃山か [大相撲]

 今日は定休日。完全休養日。午前中は昨日までに録りためていた番組をひたすら見る。いやあ疲れた。そやけど、HDDレコーダの残容量のことを考えるととにかく録画した分は確実に見ておかんとあかん。昼食後、もう少しだけ見てから午睡。
 夕刻、目覚めたあとは例に寄ってスマホをいじったりしてから大相撲初場所5日目を見る。昨日同様、幕下と十両前半のBS放送分は古い方のデッキで録画し、地上波放送分は新しい方のデッキで録画。幕下では若隆景も北はり磨も3勝目をあげ、関取返り咲きにまた一歩近づいた。幕内では豊昇龍が豪ノ山にいいところなく寄り切られ初黒星。琴ノ若は宇良を送りだし、朝乃山が平戸海を寄り切って勝ちっ放しは2人。霧島は阿炎にかなり押されていたけれど、突き落とすと阿炎の足が蛇の目の砂をはいてしまい辛勝し、照ノ富士、大栄翔らとともに1敗を守る。場所前に予想したように、朝乃山が優勝争いにからんできそうな感じになってきた。照ノ富士はまだ不安の残る相撲を取っているし、豊昇龍も相撲にあまり余裕がないんで、霧島、琴ノ若、朝乃山あたりが軸となって優勝争いをしそう。大の里がどこまでからんでくるかが楽しみになってきた。とにかく下半身がどっしりしていてゆるぎない。中日までは幕内下位の力士相手の相撲が続くやろうから、10日目くらいまでは優勝争いのトップにからんでいるんやなかろうか。序盤戦5日間だけで残り10日の展開を読むのは難しいけれど、私の予想としてはそんな感じ。この時点でも誰が優勝しそうかということは全く不明。大の里の新入幕優勝は……あり得ない話やないと思うてます。伯桜鵬の時よりも確率は高そう。そやけど今場所は朝乃山と琴ノ若が安定しているから、そこらあたりに跳ね返されるんやなかろうか。
 夕食時も相撲を見、食後はしばらく寝床でスマホをいじったり本を読んだり。もっと読書に時間を割きたいところやけれど、相撲が始まったらそちらに気がいってしまうねえ。

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震災と自衛隊 [1月17日の記憶]

 今朝は朝食中にあの5時45分を迎え、少し黙祷。なんとか出勤できそうやったんで、通常通り出る。授業は3コマ。そこだけは気合を入れてなんとか普通に授業ができた。
 単元は「平和主義と安全保障」なので、自衛隊について説明するわけやけれど、教科書には災害出動について一切触れてへん。我々が自衛隊の活動として目にするのは、多くは災害出動やのにね。なんか、集団的自衛権ができるように解釈改憲したことについてその事実のみを記述してあったりして、そこはあまりさらりと流したくないんで、「安全保障」の意味がここで大きく転換したということを強調したり、元日に起きた能登半島地震で、どのような手順を踏んで自衛隊が災害出動したのかなどを解説した。むろん、29年前の阪神淡路大震災のことにも触れたし、東日本大震災のことについても触れた。1月17日に自衛隊について講義するのに、災害出動に触れんわけにはいかん。
 というか、震災について若者たちに語り継ぐのが私ら年配の者のつとめやと思う。私らの親が戦争について話してくれたのと同じ。生徒たちにとっては阪神淡路大震災はもう歴史上の出来事なんやから。
 授業がすべて終わった後はもうへろへろ。来週の授業に向け、生徒たちに見せるような動画がないかネットで探したりし、定時に退出。帰宅後、すぐに録画した相撲中継を見る。今日はデッキ2台を駆使して昨日みたいに録画が途切れんように予約を入れたので、すべてテレビで見ることができた。貴景勝が今日から休場。勝ちっ放しは豊昇龍、琴ノ若、朝乃山。霧島は翠富士に肩透かしを食らう。幕下に落ちた、震災の日に産まれた照強は今日は取り組みがない。審判部もそこらあたりはちょっと考えて今日に取り組みを入れたらええのになあ。
 夕食後、寝床にどぶさってたら動けず。明日はしっかり休みを取ろう。天気もようないみたいやし、外に出ることはまずなかろう。いや、この3日間はほんまにしんどかった。よう休まんと仕事ができたなあ。

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しんどさは初雪のせい? [日常生活]

 今日も出勤日。坂道の学校の最寄りのバス停に降り立ったら、粉雪がちらちら。この冬、私にとっては初雪。神経なるものが、雪を見ただけで寒さをより強く感じさせますね。仕事場に着いただけでもう一日の仕事が終わったような気分になる。それでも高座に上がれば、いや、教壇に立てばなんとかなってるように思うんやけれど、午後に行ったクラスなんか珍しくおしゃべりしてる生徒がいたりしたので、やはりこちらに元気がないということが見えたのかな。
 定時に退出し、帰宅して録画した相撲を見る。例によってデッキが高画質で録画しまくったおかげで十両の相撲の一部と幕内の相撲の一部が録画できてなんだ。妻がなんとかやりくりしてくれたおかげでなんとかある程度録画できていたんで、まずはそちらを見、録画できてなんだ相撲は配信で見る。貴景勝に土。照ノ富士は阿炎に勝って連敗を免れたけれど、阿炎は今場所全くいいところがない。師匠が亡くなり、場所前の稽古も十分にでけてへんのやろうな。まだ喪が明けてへんのに本場所やもんな。いくら仕事とはいえきついやろう。とにかく怪我なく今場所を乗り切ってほしい。
 夕食後、スマホで社説のダウンロードなどをする。そして久しぶりに寝落ち。こんなしんどくて明日は出勤できるやろうか。明朝目覚めてから考えるとしよう。

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安倍晋三VS.日刊ゲンダイ [読書全般]

 朝から小雨。ただし、傘をさすまでもなし。次第に雲も減り、昼には日がさしてきたりもしていた。ただ、幾分寒い。歩いて汗をかき、冷気で冷え、また汗をかき、冷え……の繰り返し。教室に高校生がぎっしり詰まっていると、それだけで熱気がびんびんくる。
 今日は日程ぱんぱんの月曜日。放課後は生徒に見せられる動画を探したりして過ごし、同僚と打ち合わせなどしてから少し遅めに退出。帰宅した時にはもうへろへろ。それでもすぐに録画した相撲を見る。新入幕の大の里は強いなあ。あの腰の強い琴勝峰を何もさせずに吹っ飛ばした。昨日はやはり緊張していたんやな。大関陣は連勝。照ノ富士が若元春と長い相撲を取り、スタミナ不足を露呈して敗れる。一番危惧された部分が出てしもうた。まあ、明日は速攻を心がけて相撲を取るやろう。その切り替えができるから横綱なんですよね。夕食時も相撲を見、その後は寝床にどぶさってスマホをいじったり本を読んだり。
 週のスタートとしてはまずまず、かな。
 小塚かおる「安倍晋三VS.日刊ゲンダイ」(朝日新書)読了。常に安倍内閣に対して批判の矛先を向けてきた日刊ゲンダイの編集主幹による、安倍内閣に対する総括。いかに安部という総理大臣が何の展望もなく権力維持のためだけにどのようなことをしてきたかを、その時々の日刊ゲンダイの記事などを引用しながら検証する。私は常々なぜ安倍晋三という人物に対して自民党の政治家が唯唯諾諾と従っていたのか不思議に思うていたんやけれど、マスメディアに対して放送法の解釈をねじ曲げて脅迫したり、小選挙区の議員で自分を批判する者に対しては支援を与えず落選させたり、自分に従う者や仲良くする者には優遇したりという手法で権力を強め、権力が確立したらまわりが忖度してくれるのをいいことに「私は何もしていない、まわりが勝手にやっただけ」と責任逃れをしたり。
 まあ、日刊ゲンダイの記者の主観が強く入っているから、よけいに安倍晋三に対してきつくあたっていると言えるわけやけれど、それでも日刊ゲンダイに掲載された識者の言葉を多数引用し、ただ批判のための批判をしていただけではないということも指し示している。そして、これまた政治家としてのビジョンのない岸田文雄が安倍が試みながらもできなかった軍拡などを平然とやってのけ、岸田政権が安倍政権の延長にあることを指摘する。
 長期政権やったら、大きなビジョンを描いてじっくりとその実現に向けて取り組むこともできたはずやのに、場当たり的にスローガンを打ち出し、失敗したら別のスローガンを出して糊塗するという行為を積み重ねての繰り返しで日本の政治を歪めてきた、というのが本書による安倍晋三評。むろん異論のある人もいてるやろう。それはそれでええと思う。私は安倍晋三がなぜ長期政権を維持できたかという事に対する得心の行く理由が書かれているというところで、本書を評価したい。安倍晋三亡き後、安倍派による裏金問題が明らかになっているけれど、安倍晋三が生きていたら、またお得意の論点すり替えや無意味なスローガンの打ち出しで糊塗して、「モリ・カケ・桜」問題と同じようにうやむやにしてしまうんやろうなあと感じた次第。安倍晋三大好きという方はきっと読みたくないし読まんのやろうけれど。

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横綱土俵入りのある安心感 [大相撲]

 今日も完全休養日。昨夜録画した番組がむやみやたらとあるので、午前中は見まくる。アニメ「青の祓魔師」は第1期が2011年、第2期が2017年、そして今回の第3期が2024年放送と、まあ各期ごとの間の空きようがすごい。しかもまるで半年前の続きみたいに何の説明もなくそのまま続きから始まっているという、いったい誰を対象に製作しているんやと思う。第1期に中高生で見ていた人は、立派な社会人で、よほど好きな人やなかったら深夜アニメなんて見ている間はなかろうと思うし、今の高校生やったらいきなり設定もわからんまま見始めることになってしまうし。配信で昔のものを見直してから、ということをしているのかな。声優陣は第1期から変わらん顔ぶれ。今は若者役などしていないような人も昔と同じ調子で演じないといけない。大変ですねえ。私のように昔から見ているものは、なんか懐かしい顔ぶれやなあ、ていう感じになる。
 他に「仮面ライダーガッチャード」や「キングオージャー」も見たりしてから、午後は午睡。夕刻起きて録画した大相撲初場所初日を見る。幕下の相撲では伯桜鵬が少しぎこちない取り口ながら勝ち、若隆景は嘉陽に対して格の違いを見せつけるような圧勝。新入幕の大の里は緊張していたのか足が出なんだけれど辛うじて逆転勝利。明日からは本来の出足が戻ることでしょう。横綱大関陣は全員が白星発進。特に照ノ富士はブランクを感じさせない力相撲で宇良を下す。宇良は土俵下で尻もちをつかされた。
 うん、やはり結びの一番は木村庄之助が横綱の取り組みを裁く、これでないとあかんな。やっとのことで伊之助から昇格してよかったね。できたら容堂を同時に伊之助に昇格させて庄之助と伊之助の立行司二人体制に戻してほしかったけどね。
 なにより横綱土俵入りがあるのがよろしいな。やはり中入りには幕内力士土俵入りのあと、横綱土俵入りがないと物足りん。霧島にはすぐにでも昇進してもらい、東西の横綱土俵入りを久々にみたいものです。
 夕食後は寝床で読書。明日から仕事再開。今日の共通テストの問題などはちゃんと見て分析したりする必要があるなあ。長年そういう必要のない学校が続いていたから、そういう意味でも日々新たに学ぶことが多い定年後ではあるね。

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フリーレンは資格に興味なし [テレビアニメ]

 大相撲小言場所「令和六年初場所展望~霧島連覇に立ちはだかるか照ノ富士~」 を更新しました。

 本日も完全休養日。土曜の朝の楽しみは、金曜深夜に録画したアニメ「葬送のフリーレン」。今週から一級試験にフリーレンとフェルンが挑むという展開。一癖も二癖もありそうな新キャラクターも登場し、どのような展開になるかが楽しみ。面白いのは、フリーレンがもっている魔法使いの資格が、あまりにも古いということ。フリーレンは長命であるが故に魔法使いの資格が時代によって変わるのでいちいち新たに資格を取ってもまたいずれ新しいものができるだろうと、一級の資格を取ることに対して積極的ではないというところ。しきりにフェルンだけが試験を受けるように促しているのが面白い。フェルンは当然師匠であるフリーレンが一級を取るものと思っていて、最初は尻ごみしていたりする。結局二人とも受けることになるわけやけれど、二人とも資格をとれるのか、どちらか一人になるのか。割と淡々と展開していくのがこの物語の特徴なんやけれど、ここからはけっこう動きがありそうで楽しみですね。
 それ以外にも金曜深夜に録画したものや、ずいぶん前に録画してずっと見られなんだものをまとめて見たり。
 昼食後は午睡。夕刻起きてスマホをいじったり本を読んだりして過ごす。夕食後も読書など。
 さて、明日からはいよいよ大相撲初場所が始まる。今場所は照ノ富士が久しぶりに出場するし、伯桜鵬も幕下からやり直すしと、楽しみでいっぱい。ただ、今場所も炎鵬は休場。このままやと来場所は序二段に落ちるか。このまま引退してしまうには惜しい力士だけに、早く復帰してほしいなあ。

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初ものがたり [読書全般]

 本日は定休日。例によって朝から録画したアニメなどを見る。劇場版「ソードアートオンライン」のように長時間かかるものも見てしまう。やはり劇場版のものはストーリーも凝縮されていて、面白かったけれど疲れた。昼食後、午睡。夕刻起きてスマホをいじったり、夕食時にはサンテレビ「熱血! タイガース党」を見たりする。今週のゲストは大山悠輔内野手。多弁ではないけれど、言葉の一つ一つにチームを背負っているという自覚を感じさせ、ますます好感を持った。
 夕食後は妻と地震の話をしたりしたあと、寝床で読書。面白くて最後まで読み切る。今日は寝落ちせずにすみよかったよかった。
 宮部みゆき「<完本>初ものがたり」(PHP文芸文庫)読了。新潮文庫版もあるけれど、本書はその後に愛蔵版のために書きおろされたものや単行本未収録のものも含めた完全版。舞台は江戸の本所深川。「半七捕物帳」の半七親分を思わせる茂七親分が手下の糸吉、権三とともに様々な事件を解決する捕物帳の連作。それぞれ季節の食材が物語に関わるのでその季節の初ものとひっかけて表題になっている。物語は全部で9編。いずれも親子や兄弟、家族にまつわる事件で、血のつながりと人の情とは別物であるというところがポイント。もと武士で、夜中まで屋台で稲荷寿司を売る親父の正体や、霊感を持つ少年などレギュラーとなる登場人物の秘密についても謎を各編にちりばめているという凝った作りになっているのも楽しい。ただし、<完本>ではあるがそれらの秘密については作者は明かさずにシリーズを完結させている。あとがきによるとやはり本所深川を舞台にした別なシリーズの中で明らかになっていくとのこと。というわけで、今後は作者の時代小説にぼちぼちとつきあうて行くことになりそう。とにかくどの短編も仕掛けがうまく、しかも必ずしも人情ものばかりではなく、人の影の部分をえぐり出すようなものも多く、そこらあたりが本書の魅力になっている。いわば茂七親分は狂言回し的な役割で、主役はそれぞれの作品に登場する人々の光と影、ということが言えそう。茂七親分自身にあまり強烈な個性を持たせていないで、周辺の人物のキャラクターを際立たせているのもそのためなんやろう。私は別に時代小説のよい読み手やないけれど、こういった冷徹さがたぶん他の作家との一線を画していると言えるんやないやろうか。

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