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濃霧の朝 [日常生活]



 とにかく今朝近畿地方を覆った濃霧はすごかった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200812100018.html
 大阪に転居して10年以上になるけれど、こんなん初めて。昔教員採用試験に合格する前に京都府亀岡市内の中学校に3年間勤務してたけれど、あれ以来ですな。亀岡の霧は秋に一番よく発生し、天気のいい日は毎日朝は霧。少し気温が上がるとすっかりはれて日本晴れになるんだ、これが。そやから朝から霧がない日は「今日は曇るかなあ」なんて思いながら国道9号線をスクーターで走っていたものです。
 今朝の大阪の霧は秋の亀岡の霧よりも深く濃かったように思う。家を出た時間には霧なんか発生してなんだんやけれど、職場に着いた午前8時頃にはもう雲の中みたいな状態になっていた。
 妻はマンションのベランダから霧が広がる様子を観察していたらしい。その中にいてるものとしてはどう広がってるんやら何なんやらわかりませんよ。
 いやそれにしても、朝日新聞に載っていた写真を埋め込んでみましたが、なかなか壮観ですなあ。霧の中から顔を出している高層マンションがかなりいいレイアウトで並んでると思いませんか。そんな呑気なことをいうてられる状況やなかったのは、霧の中にいたからようわかってるんやけどね。それはそれ、これはこれ。

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若井はやとの死 [追悼]

 漫談家若井はやとさんの訃報に接する。享年64。死因は心不全。
 漫談家という肩書よりも、漫才コンビ若井ぼん・はやとというイメージの方が私には強い。出っ歯のぼんさんのボケにきっちりと突っ込むはやとさんの漫才は、例えばラジオ「漫才教室」出身の仲間やった横山やすしさんの激しく勢いのある漫才とは逆の思わずにーっと笑うてしまうような、そんな感じやった。
 そんなもんあるかと思うようなウソを楽しそうにしゃべるぼんさん、たしなめるように突っ込むはやとさん。巻物などの小道具を出してきたりするネタもあった。最後は落ちのあとに「しっつれいしました」と言うて下がる。松竹芸能の昔風の舞台が似合う漫才。何が何でも笑わすというがつがつとしたところのない漫才。それがぼん・はやとやった。そういう意味では貴重な芸風やったのに、方向性の違いでコンビ別れしたのは今でももったいなかったと思うている。
 弟子に山田雅人さん、森脇健司さんがいる。やはりがつがつと笑わせるタイプの芸人やない。なんというか、おおらかな笑いか。
 一度でいいから再結成してほしいと、ずっと思うていたけれど、それもかなわなくなった。そういう漫才さん、まだいてるよね。太平サブロー・シローさんとか。
 謹んで哀悼の意を表します。

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おうちに早く帰りたい [テレビ全般]

 平日の楽しみは、帰宅してから見るビデオ。
 昼間に関西テレビで再放送をしているドラマ「鹿男あをによし」と、この日記で前に書いたテレビ大阪で毎朝再放送している「機動戦士ガンダム」であります。特に「鹿男あをによし」は毎日2回分放送しているので、毎日一気に話が進み待たされることがない。昨年、本放送で妻が毎週じれていた理由がわかりましたよ。おもろいなあ。本放送の時、妻がとても楽しそうにドラマの話をしてくれていたんやけれど、第1話から見てないと面白さも半減するのであきらめておったのだ。
 「機動戦士ガンダム」は、おっさんの目で今見たら、アムロのクソ生意気で身勝手なガキぶりの描き方、そしてブライトの実に気の毒な立場など、非常によくできた話で改めて感心した。アムロって命令違反ばっかりしてるやんか。あんなん廊下に立たしときなさい。ここまでガキのうざさを描いている富野監督はよほどガキ(及びガキのまま年を食ったような奴)が嫌いやったに違いない。
 というわけで、「鹿男」はせっかく大和杯で勝ち取った「三角」が実は鹿の言うてたものとは違うたことがわかったところまで、「ガンダム」はランバ・ラルとの戦いで勝手なことをしたアムロがガンダムから降ろされることを知ってガンダムに乗って脱走するところまできています。
 ああもう、今から早く明日の仕事を終えておうちに帰りたい気分やぞ。

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大臣になる資格 [時事ネタ]

 子どもを産んでなんだら「少子化担当大臣」になられんのであれば、外交官の経験がないと外務大臣はつとまらんことになり、教員の経験がないと文部科学大臣にはなられんことになる。ならば総理大臣になる資格はいかに? 笹川はん、失言以前の問題と違いますか。ご自身は孫が14人いるから少子化担当大臣の資格があるとかさらにピントのぼけたことを言うてはりますが。そやからそういう問題と違うでしょう。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081206/stt0812062136005-n1.htm

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二人展 [日常生活]

 今日は所用で京都へ行った帰りに梅田の北側、茶屋町の画廊に寄る。
 友人が水彩画を趣味で描いていて、「二人展」を開くというお知らせをくれはったんで、のこのこと足を運んだ次第。
 こういう個展は画廊を借りるだけでそこそこ資金が要るんで、「二人展」として一人分の負担を減らしたんやろうなあなんて、そんないらんことは考えんでよろしい。
 素描なんかは同じ先生の教室に通っている仲間やということもあるのか、割と似た感じの作風。友人は水彩の風景画が多く、中にはパステル画もあったりするんやけれど、とにかく画風が人柄を表わしていて非常に素直なタッチで好感がもてた。
 私も高校時代はちょっとは絵を描いていたんやけれど、おがわさとしなんてのちにプロになるようなのが同級生にいてたら、「完敗!」となりまして、「絵というのはこういうのをいうんであってやな、私の描いているのはなんじゃいなこら」と描くことをやめたのですね。
 もっとも、それははっきりと自分には「絵」は描かれへんと心の底から納得したんで後悔はない。そのかわりに拙いながらも文章で自分を表現するきっかけになったということもあるんで。文章ではそれなりにちゃんと書いたものを評価していただいたしねえ。
 友人と話をしながらそんなことを考えていた。
 「二人展」といえども画廊を借りて自分の絵を見せたいと思えるまでにならはったんやから、たいしたもんやと思う。
ただ、2日続けて梅田の雑踏に出かけたんで、歩いて汗かく寒くて汗冷える人ごみで疲れる。帰宅したら布団にもぐりこんでいました。

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誰かいる? [日常生活]

 今日は忘年会。
 会場に行く途中で地下街「ディアモール大阪」を通ったんやけど、柱に写真のような装飾が施されていた。
 なんかめくって中を確かめてみたくなりませんか?
 ほんまにめくって「キャーあんた何!」とか言われたりしたらどうしよう。
 めくりたいという誘惑に耐えて会場に足を向けたのでありました。
DVC00025.jpg

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高野宏一の死 [追悼]

 日本を代表する特撮技術監督の高野宏一さんの訃報に接する。享年73。死因は肺疾患。
 新聞に載った紹介記事はこれだけ。
“1954年に東宝入社。「ゴジラ」シリーズなどに撮影助手として参加した後、円谷プロダクションで「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」などのヒーロー番組の特撮を手がけた”
 いくらなんでもそっけないんと違うかな。ウルトラシリーズだけやなく、テレビ版の「日本沈没」、夏目雅子が三蔵役をやった「西遊記」など当時の人気番組の特撮も担当しているわけやし、ウルトラシリーズの特技監督がそういう番組の特撮も担当していたということを知らん人もようけいてるんやから、せめて訃報ではそういうことをちゃんと記して個人の業績をたたえるべきなんやないですか。
 円谷英二さんから現在に至る特撮技術の正当な継承者として、特撮の必要な番組にはなくてはならん人やったんやということは、特撮ファンならたいていは知っていると思うけれど、いわば縁の下の力持ち(ほんまは主役を食う働きではあるんやけれど)、一般には知られてへんやろうからね。
 謹んで哀悼の意を表します。

 忘年会シーズンに突入しました。明日は忘年会第一弾。日記はお休みします。とはいえ、まだ12月上旬。年忘れにはちょっと早いけど、まあ仕方ない。

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学校での携帯電話 [教育]

 知事は公立小中学校の児童生徒の携帯電話持ち込み禁止と府立高校の生徒の校内での携帯電話使用禁止を実施するよう教育委員会に通達したそうです。趣旨はよくわかる。チャイムが鳴る直前までメールを送っている生徒とか、やっぱり気になるもんな。ただ、通学時の安全のために携帯している児童生徒もいてる。障害のある生徒でもGPS機能のついた携帯電話が必要な場合はけっこうあったりする。
 そういう場合は登校時に児童生徒は担任に預けて下校時に返したりするように、とのことです。高校生が校内で使用している場合はその場で没収して保護者に連絡して取りにきてもらうように、とのことです。
 趣旨はわかる。ただ、これって結局現場の教員の仕事を増やすということですよね。やりますよ。やりますけど、廊下でメールを打っている生徒を見つけたらその場で取り上げたりせんなんのですよね。抵抗する生徒、逃げる生徒、口論などいろいろなトラブルが実施当初には起こるように思う。小中学校なんか朝に集める手間、帰りに返す手間、けっこう時間をとりそうやし、同じ機種を持っている子どももいてるから名前を書いてへんと取り違えたりということも起こり得る。
 実は、担任やクラブ顧問をしていると、生徒に校内での使用を認めたいという思いもあるのですね。校内放送などを使わずに直接連絡を取れるというのは非常に便利やし。有用な場合もあるのに、携帯使用に関わるいじめなどをなくすために一律禁止というのは、ちょっと現状に合わんように思うのですよね。
 やりたいことの意味はわかる。その効用も認める。その上で、やっぱり「こういうことを実施したいのだが、現場ではどうか」という調査をして現場の声も吸い上げてからにしてほしかったなあと思う。熱心な担任の先生なんか、心配な問題を抱えている生徒に対しては携帯でこまめにコミュニケーションをとってたりしてるし(無論電話代は自腹を切ってる)、そのおかげで問題を未然に防ぐことができるケースもある。そういう先生にとっては生徒が校内で携帯を使用できないということは指導のやり方を全面的に見直さなならんということで、きっと困らはることやろう。
 携帯電話使用によるいじめは携帯電話が原因やなく、いじめの道具の一つでしかないんやろうし、携帯電話のために勉学に集中でけへん生徒は携帯が禁止されたらポータブルゲームなどで勉学から逃げたりするやろう。一律全面禁止というのは問題の根本的解決にはならんように思うんやけれどなあ。

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「電脳コイル」にSF大賞 [SF]

 SF大賞の受賞作が発表された。貴志祐介さんの「新世界より」と磯光雄監督のアニメ「電脳コイル」のW受賞やそうです。おめでとうございます。
 私はここ数年アニメばかり「SFが読みたい!」のベスト投票に票を投じてきて、今年もまあそうなんやけれども、大賞発表前に投票したから「SF大賞ものの傑作」なんてコメントを書いた。受賞するかもとは思うていたものの、こうやってほんまに受賞が発表されると、鑑識眼は鈍ってなかったよかったよかったと安堵しております。
 というか、ちゃんと受賞しているのに「SF大賞もの」なんてコメントしてるのを読んだ人は「喜多はまたピンボケな事を書いているな」と思われるかもしれんので、今ここに書いておきます。私のコメントは大賞受賞の発表前に書いたのですよ!
 なにあなたまだ見てない。それはいかんですよ。DVD借りてでも見ましょう。そのかわり私は「新世界より」をちゃんと読まなならんな。

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ああ幻の「いかるが牛乳」 [テレビCM]

 私が子どもの頃、テレビのコマーシャルで「いかるが牛乳」 という名前をしょっちゅう聞いていたんやけれど、我が家は地域に根ざした「稲尾乳業」さんの牛乳を配達してもろうていたので、現物にお目にかかることはなかった。
「やっぱりいかるがいかるがぎゅうにゅう~」というCMソングのメロディは今でも口ずさめるのにね。
 もっともCMはその後「ごっくーんいかるがもーにん」とかいう能天気な歌をバックに海岸で女の子と牛が踊るものに変わってしもうたけれど。

映像が切れてしまう人は↓へ。
http://jp.youtube.com/watch?v=hlnRtOK9aOg
 なんでこんな話になったかというと、夕食後に食べたプリンはどこのメーカーのやというようなことを私が聞いてですね、妻がパッケージを調べたら「オハヨー乳業」 の製品やとわかったところで、ふと「いかるが牛乳」を思い出したのでした。あれだけ毎日名前を聞いていたのに実物を見たことがない。幻の牛乳やと私がほたえていたら、妻は冷蔵庫をさぐって今飲んでいる「酪農牛乳」の箱を調べ出した。そして、いきなり私の目の前につきだすやないか。そこには「いかるが乳業株式会社」 の名前が!
 幻かと思うたら、意外なところで実は口にしていたのですねえ、とその場ではおさまったんやけれど。
 この日記を書くために「いかるが乳業」と「いかるが牛乳」で検索してみたら、なんと別々の会社やったんですねえ。創業者は親戚同士やったみたいやけれど、そやけどれっきとした別会社。
 というわけで、子どもの頃にCMで知った「いかるが牛乳」は、私にとってはまだまだ幻の牛乳やったということが判明したのでありました。うーむ。こんな結末が待っていたとは予想もせなんだでえ。

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