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名古屋の二十歳男子 [季節ネタ]

 今日は成人の日。ハッピーマンデーのせいで今日が成人の日やなんていうことに気がつかず、「あ、また連休か」くらいにしか思わなんだんですけどね。朝刊を読んだら佐世保市の成人式で新成人の愚かなる輩が壇上で市長に喧嘩を売ったとか書いてあって、ああ、シーズンですなあと思う。こういう愚かしい行為をする輩には5年間の成人猶予を与えて選挙権やら飲酒権やら喫煙権やらパチンコ権やらAV視聴権やら停止したらどないだ。
 で、テレビでニュースを見てたら、NHKが名古屋市の成人式に参加してる若者にインタビューしてた。その中の男性一人が、「壇の上でミッキーマウスが踊ってるのを見たときに、成人したんだなあと思いました」と答えていてのけぞった。
 ギャグですか、これは。ただの天然ボケですか。彼は東京ディズニーランドに行くたびに「成人式みたいだがや」とか思うんやろうか。
 いや別に何を言おうとかまわんのやけれど、NHKの他の地方局の映像では、東大阪での囲碁の名人の井山裕太さんへのインタビューやとか(いやあ、ものすごくしっかりしてるぞさすがに)、神戸での震災を経験した新成人の「あの揺れのことは覚えているから、その恐ろしさなんかを語り伝えたい」と一見チャラチャラした女の子が語っているのとか使うてるわけやからね。もう少しっかりしたことを言うている映像を放送したらどうやJOCK。

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白鵬の土俵入り失敗 [大相撲]

 昨日は神戸新聞の高井信さんの創作教室の新年交流会で三宮へ。いつも呼んでいただいてますが、今回は講師として東京から森岡浩之さんが来はったり、林譲治さんも見えるということなんもんやから、私も旧交を温めたくお邪魔する。
 三宮駅前の古本屋の閉店フェアで文庫一律1冊30円の棚から「快傑ゾロ」や「エデンの東」などを探し出して購入。もう少し海外翻訳古典の絶版本はないかと探したけれど、めぼしいところはなし。SFもめぼしいものはあらかた先に買われているみたいで、まあ、仕方ない。もっとも林さんによると雑誌ではまだまだとんでもない掘り出し物もあるみたいなんで、関心のある方はどうぞ。
 二次会にも参加し、JRの京都行最終快速で帰阪。環状線京橋止まり最終で最寄り駅まで帰る。前回は道に迷うた上に阪神電車に乗ってしまい最終は尼崎止まりやったんでタクシーで大阪まで帰りえらい高うついてしもうた。JRやったらその5%くらいの値段で帰れたわけで、ありがたいこってす。
 今日は朝はまだ酔いが幾分残った感じやったけれど、米の飯をしっかり食べると落ち着いた。やはりパンより飯です、私は。

 大相撲初場所は初日。中継を見ていてびっくり。白鵬が横綱土俵入りの時に土俵中央で柏手を打ち、最初のしこを踏んだ後、せり上がりも何もせずにそのまま腰をあげてまたしこを踏み、今度も何もしないで最後のしこを踏んで二字口にもどっていった。地上波の中継は土俵入りが終わったところから開始やったみたいなんで、BS2で見てる人以外にはわからなんだやろうけれど、これはえらい珍事ですよ。実況の刈屋アナウンサーは一切そのことに触れずに予定通り進行していったけれど、吉田アナや岩佐アナ、藤井アナあたりならなにか言及していたはず。
 初場所の初日というのはそれだけ緊張するもんなんやろうなあ。取組の鶴竜戦でも動きが悪かったし。そやけど、あの土俵入りはおとがめなしなんかなあ。明日の土俵入りには注目ですぞ。

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捨てられないお菓子の缶 [日常生活]

 大相撲小言場所「平成二十二年初場所展望~白鵬の連勝記録はのびるか」 を更新しました。

 夕食後、正月に妹にもらったユーハイムのバウムクーヘンを妻といっしょに食べていて、「必ずどこの家にもあるお菓子の缶」の話題になった。
 ユーハイムのテーゲベックの缶、これはたいていの家にあるやろう。あの楕円形の独特のフォルムは使い方が難しい。
 ヨックモックのラングドシャの缶は長方形で使い勝手がよく、複数集めて物入れに使うてるご家庭も多かろう。妻によるとターナーのポスターカラーを収納するのに便利やそうな。
 神戸風月堂のゴーフルの缶は、色が渋いけれど、真ん丸なのでかえって残しておいても使い道に困りそうやな。でも大きい缶はなんか捨てがたい。モロゾフの緑色の缶は大きさも手ごろで形も平たい長方形。これは小物入れに使うのに適している。
 関西ではおそらくたいていの家で見かけるのは炭酸せんべいの赤い缶ですな。幅をとらず深さがあるんでなにか使えるとつい置いといてしまう。
 ちなみにうちにあるテーゲベックの缶のふたは食器棚の中でカレー皿の下に敷いてある。大きさといい、少しだけ深さがある形状といい、皿を安定させておくのには都合がよろしい。
 さて、みなさんのお家にはどの缶が置いてありますか。

 明日は都合により日記はお休みします。次回更新は日曜深夜の予定です。

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2010年初頭の読書傾向 [読書全般]

 今年に入ってから読んだのが、ウィリアム・サマセット・モーム「月と六ペンス」、ハーバード・ジョージ・ウェルズ「モロー博士の島」、ジェローム・K・ジェローム「ポートの三人男」ときて昨日からとっかかってるのがウィリアム・ウィルキー・コリンズ「月長石」。
 と、こう書きならべているとなんやイギリスの作家ばっかりやん。イギリスの作家ばかりよって読んでるわけやなく、なんとなく「これ読もうかな」とふと思うた本を手にとったらたまたまそうなったということになる。作品に対する予備知識はほとんどなく、カバーに書かれている内容紹介を読んだくらいで選んでいるのです。
 ただ、こういうのは偶然とばかりは言い切れず、おそらく今の私が18世紀から19世紀にかけてのイギリスに浸りたい気分ということなんかもしれん。とはいえそれぞれ作風もばらばらで内容も全然違うんやけどね。
 芸術家の奇人変人ぶりを徹底的に描写したもの、動物を人間に改造するマッドサイエンスとを描きつつ人間にこもる獣性を浮き彫りにしたもの、紳士ぶった男たちを徹底的に笑い飛ばしたもの……。お、なんか知らんけれど、共通点が見えてきた。人間を突き放した視点からとらえているんやないか。つまり私はそういう小説を潜在的に読みたがっているのかしらん。はたして「月長石」はどうなのか。まだ物語は長々と人物や事件の背景の紹介をしている部分なんで、まだなんともいわれんけれど、もし同じような傾向があるとしたら……。
 まあ、偶然やろうね。

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内館横審委員最後の稽古総見 [大相撲]

 冬の寒さというたら、だいたいは底冷えとくるところなんやろうけれど、この正月の寒さはちょっと違うように思う。
 風が強いんですな。秋に吹く木枯らしみたいな感じか。気温はさほど低くなくても、外に出たら体感温度が全然違う。底冷えも好きやないけど、風が体温を容赦なく奪うていくのはかなり厳しいから、もっと嫌ですわ。
 それでも「相撲取り裸で風邪ひかん」のやからたいしたもの。
 この初場所後に横綱審議委員を退任する内館牧子さんが最後の稽古総見に参加した。私が子どもの頃の横審委員というのはほんまに相撲が大好きで苦言もはっきりと口にする人が多かったように思う。作家の舟橋聖一さんやドイツ文学者の高橋義孝さんがそうで、同意できることもできないこともあったけど、愛する相撲のために自分が御意見番になるんやという気概があったんやないか。
 ところが近年の横審委員のメンバーを見てると、歴代のNHK会長が必ず入っていたり、読売新聞のナベツネ氏などほんまに相撲が好きなんかどうかふだんの言動からはまったくわからん方も選ばれたりしている。つまり、名誉職なんですな。
 たぶん内館さんは「女性の委員も入れておいたらよかろう。相撲が好きらしいし」程度の感覚で委嘱されたんやろう。ところがこの方の舌鋒はそらきつい。名誉職どころか、まさに「平成の角界御意見番」という感じで、私はその発言に拍手を送ったものです。
 内館さんくらいはっきりとものの言える横審委員はもう出てこんやろうな。そしてますます横審委員は名誉職の色が濃くなってお手盛りの審議委員会が開かれると、そういうことになるんかな。せめて内館さんの思いを引き継ぐような方が1人でも残ってくれたらなあと望むばかり。
 内館さんには退任後も桟敷席にどっかと座って睨みをきかせ、在野からこれまで通りどんどん意見を言い続けてほしい。応援してまっせ。

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2010年の目標 [日常生活]

 今年の目標というのをテレビアニメなどでも登場人物が言うたりしております。では私の今年の目標とは。
「節分明けに厄払いをしてもらう」
 2月の初めで目標を達成してしまうか。
「毎日平穏な気分で暮らしたい」
 目標というよりは願望ですね。そやけど去年は精神的に非常にきつい日々が続いたし、とにかく人間関係でしんどいことが多かったんで、せめて気を遣うたりくよくよ悩んだりするようなことだけはもうごめんです。
 というわけで、遅ればせながら今年の目標(というか願望)決定です。

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米朝師匠の笑顔 [演芸]

 三が日も終わり、テレビも日常のプログラムにもどりつつある。関西でいうたら、「おはよう朝日」と「ちちんぷいぷい」が新聞のテレビ欄に載っているのを見るだけで「ああ日常やなあ」と思うわけです。
 といいつつ、関西テレビでは「新春扇町寄席初笑いSP」なんていう落語の特番があったりするから、まだまだ正月と日常が混在しているという感じかな。
 「扇町寄席」では司会の南光さんと八光さんのほか、ざこばさん、きん枝さん、八方さんが出演して好きなことをしゃべり倒すという企画の後、桂都丸「鯛」、桂南光「あくびの稽古」と落語が2席。そして、前述のメンバーに加えて人間国宝米朝師匠が加わり、「好っきやねん米朝師匠」と題してまた出演者が好きなことをしゃべり倒す。それを聞いて米朝師匠が「どやったか。忘れた」とにこにこ笑いながら言うのを見ると、あの「知の米朝」も神さんに近くなり、なんかもう浮世から切り離されたようになりはるんやなあと思うた。その邪気のない笑顔がよろしいなあ。
 福の神と化した人間国宝が鏡割りの後、実においしそうに升酒を飲んではるのを見て、まだまだお元気と嬉しくなった。ニューイヤーコンサートのブレートルといい、今日の米朝師匠といい、80を超えたその道の達人に癒していただく正月であることよ。

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「龍馬伝」開幕 [テレビ全般]

 大河ドラマ「龍馬伝」第1回を見る。
 いきなり明治時代で始まり、岩崎弥太郎が土佐の新聞記者の取材を受けて坂本竜馬について尋ねられる、という場面で始まるのがよいね。つまり、これは岩崎弥太郎から見た「龍馬伝」であり幕末史であるということを最初に見せている。視点がはっきりしてへんと「天地人」みたいな「直江兼続のやることはすべて正しく、歴史の重要なポイントには必ず彼がからんでいる」というおかしげなドラマが出来上がるということになる。
 福山雅治の龍馬も、自然体で作り過ぎてない感じがあってよろしいな。もともと役者やないんやから、その方がええ味が出ると思う。
 で、岩崎弥太郎の香川照之なんやけれど、ついこの前まで「坂の上の雲」で正岡子規をしてたのを見てたから、それとは対照的な役柄をきっちりとこなしているのはさすが。ええ役者が語り手として、そして物語の準主役としてずっと龍馬とかかわり続けていくということになる。
 というわけで、第1回はおもしろかった。次回以降も楽しみです。

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プレートルのウィンナ・ワルツふたたび [音楽]

 昨日実家に帰っていて見られなんだ「ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2010」を今日録画でやっと見る。
 指揮は一昨年に登場して好評やったジョルジュ・プレートル。2度目の指揮とあって前回よりもリラックスした感じで、しかも「ウィーンのボンボン」「朝刊」「常動曲」などよく知られた曲目が多く、安心して聴けるプログラムになっていた。一昨年の日記 にも書いたように、とてもチャーミングでおしゃれ。85歳というのに、実にかっこいい指揮ぶりで、「ポルカ 狩り」で猟銃の先から花を出すお遊びもきれいに決めてくれた。
 特に印象的やったのはウィーン・フィルの楽団員がとても楽しそうに演奏していたこと。これは彼らのお祭りなんやから、まず自分たちが楽しもうという、それが大切やと思う。自然、音楽も楽しいものになる。
 昨日いろいろあってへとへとになった気持ちをやわらげてくれた。音楽の力はすごいなあ。

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京都は粉雪 [季節ネタ]

 喪中につき、新年のご挨拶は控えております。
 新年の里帰りで実家に。夜、帰り際、粉雪が舞うていた。
 大阪に帰る電車に乗ってる時間の長く感じたこと。
 ああしんどかった。
 というわけで、本年もおつきあいいただければ幸いです。

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