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暴言も人によりけり [時事ネタ]

 妙に温い一日。しばらく気温の低い日々が続いたところへこの温さはちょっとこたえるなあ。
 明日からは後期期末考査。とりあえず一段落したということでなんかほっとしている。気を抜くわけにはいかんのですけどね。
 沖縄では防衛省の官僚が暴言を吐いたということで大騒ぎ。こういう下卑た輩には即刻退場してもらうべし。橋下新市長もこれに負けんくらいの暴言は吐いているように思うけれど、彼がどんなに下卑たことを言うても「辞めろ」とかいう声が(マスメディアの段階で)あがってこないのですなあ。人気のあるうちは何をしても許されるということか。私にはそこらあたり得心がいかんのですが。

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招いておいて切り捨てる [時事ネタ]

 どうにも合点がいかんのです。
 大阪府のマツイ新知事は、「辞めたいというものは引き留めない」と言うのです。確かに、自分から辞めるというんやから、好きにせいというのは理屈ではある。
 そやけど、「辞めたる」と言うてるのは、前知事が三顧の礼で招いた教育委員ですぞ。大阪の教育を向上させてほしいという依頼を受けて、それなら力を貸しましょうと、他に仕事があるのに引き受けた人たちですわ。ミスター百マス陰山委員も、小河委員も、私としてはそれほど好きになれん人たちではあるけれど、依頼された以上は大阪府の教育を向上させようという意欲を持っている人たちやと信じたい。
 維新さんが出した教育基本条例は、教育基本法に抵触するような内容のものやし、それが大阪府の教育を向上させるとは私にはとても思われん。各委員もそない思うて反対し、そんな条例を自分たちの意見もきかんと通すんやったら、自分らをなんで招いたんやという思いなんやろう。
 そやから「辞めたる」というのは言い変えたら「職を賭して反対する」ということなんやな。それを「辞めていただいて、新しく委任する委員にはかる」という新知事の姿勢には、やはり合点がいかん。「おまえらはしょせん看板や。自分らの言うことを聞かんのやったら看板を変えたらええだけのことや」ということですかな。
 前知事は、わざわざ招いたというのに委員たちをかばう姿勢も見せん。これも合点がいかん。委員たちの見識に期待して招き、称賛したのは自分やないか。
 自分たちに味方をしないものは容赦なく切り捨てる。これまでもそうやったし、これからもそうやろう。
 次に切り捨てられるのは、府民や市民やないという保証は、まあありませんな。

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面白い恋人 [時事ネタ]

 吉本興業が作っている菓子「面白い恋人」というのがあるそうです。これが商標権の侵害として「白い恋人」の石屋製菓が訴えるという。
 うーむ、「白い恋人」って、北海道のお土産でしょう。「面白い恋人」は新大阪や関空で売っているわけで、競合してるわけやないし、パッケージを見たら雪に包まれた大阪城という、明らかに笑わすことを意図した絵が描いてある。
 つまりこの「面白い恋人」は、「白い恋人」と勘違いさせて売ろうという商品やないのですね。「白い恋人」という人気商品があることを踏まえた上で(真剣に)ふざけて作っている、いわば洒落みたいなもんやないですか。
 確かに石屋製菓にしたら類似商品に見えるかもしれんけれど、作ってるのが吉本興業やねんから、「ああ、これはこちらにあやかって作ってる菓子やねんな」と笑うくらいの度量がほしいところ。吉本にもこの商品で「白い恋人」にとってかわったろうというような野心はないやろう。それよりも「面白い恋人」というネーミングの秀逸なこと。私も思いついていたけれど、ちゃんと商品化するあたりの行動力はさすがですわ。
 北海道の方は真面目なんやろうなあ。というか、「大阪城が雪で真白になる」という状況は基本的にはほとんどないということを踏まえて描かれたイラストということが理解でけてへんのかもしれんね。
 さて、裁判官はどう判断を下すかな。大阪地裁で関西人の裁判長が仕切ったら「石屋製菓は「洒落のわからん野暮な会社」と判断するかな。そこまでくだけた判決はでませんか。

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操り人形になる? [時事ネタ]

 大相撲小言場所「九州場所をふりかえって~白鵬圧勝、稀勢の里は大関に~」 を更新しました。

 大阪W選挙は、府知事が松井一郎さん、市長が橋下徹さんと「大阪維新の会」コンビの圧勝という結果が出た。私としては「大阪都」という壮大な実験を認めた府民、市民は、もしこれでますます大阪の景気がよくならず、各地域に金も降りて来ず、気まぐれに発せられる朝令暮改の市長発言にふりまわされても、それは投票した人たちの責任やということを覚悟しといてほしいと思うのみ。投票してへん者としては、これからもウォッチングを続けてええもんはええ、あかんもんはあかんと言い続けたい。
 問題は新知事でしょうね。記者会見で新知事に質問が振られても、ちらりと新市長の方を見て、新市長の目くばせを確認してから発言していたけれど、知事という立場で府下の各市町村を束ねていくんやから、大阪市長の操り人形では困りますよ。政策で足並みをそろえるのはよろしい。それは例えば倉田さんと平松さんが当選しても同じことを私は求めているから。ただ、なんでも市長のご機嫌を伺わなければ行動でけんような知事では府政のかじ取り役としてはこころもとない。
 たとえ市長の側近やったという過去があっても、知事となったからにはときには市長と対立するようなことがあってもええと思う。まあ、新市長は「こいつは私の言うことを聞かない」と判断したら相手の人格を全否定するような暴言を吐く方なので、対立どころか切り捨てられる可能性はあるけどね。前知事の支援で当選したにもかかわらず、住民のためなら前知事に反対もした堺市長みたいな気骨がほしい。
 さて、4年で大阪都にすると豪語し、国政への進出は全くないと断言した新市長。その言葉、「子どもが笑う大阪」というどこかに消えたマニュフェストと同じ運命にならねばよいのですけれどね。

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船場太郎が改名? [時事ネタ]

 今日は完全休養日。朝食時に今週の「カーネーション」をまとめて見る。そのあとまた寝る。午後からはテレビで相撲を見たほか、寸暇を惜しむように録画してあったアニメを見まくる。
 そら、疲れが取れるわけありまへんわな。
 窓の外では選挙カー、声をからして選挙カー。
「ひらまつくにおです。みなさんご迷惑かけてすみまへんなあ」
 うーむ、どう聞いても船場太郎さんの声にしか聞こえん。ま、実際船場さんなんやけどね。ここで「船場太郎です」とやったら選挙で「船場太郎」と書いて投票する人も出てくるやろうけどね。まさか船場さん、比良末国男と改名したんちゃうやろうな。
 どうせなら知事選挙、船場太郎さんが立候補したら楽勝やったかもしれんぞ。
 さて、明日の投票ではどんな結果が出るのか。ほんまに予想外のことが起きるかも。まったく予想でけへんなあ。

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西本幸雄の死 [追悼]

 仕事が終わり、へろへろになって帰宅。今日は朝から幾分集中力を欠いていて、細かなミスがちょこちょこと。致命的なのはなかったからよかったけど、そうとう疲れているみたいやな。
 帰宅後、録画した相撲を見ていたら、白鵬が豪快な投げで琴欧洲を下してすんなりと優勝を決めてしもうた。大関陣よ、もう少し差を詰めたらんかいと叱咤激励したくなる。私が叱咤激励したから強くなるということはないやろうけど。
 夜、いくつかニュースサイトをめぐっていたら西本幸雄さんの訃報に接する。享年91。死因は心不全。
 大毎オリオンズ、阪急ブレーブス、近鉄バファローズとパ・リーグ一筋に3球団の監督をし、それぞれのチームを優勝に導いた名監督なんてのは、プロ野球ファンならどなたでもご存知のはず。それよりもこれらのチームが今はもうなくなったか名前も親会社もかわっているというのが、なんとも言えんところであります。
 私はブレーブスの監督時代はさすがに小さかったからあまり記憶にない。あ、アニメ「侍ジャイアンツ」で敵将としてブレーブス時代の西本さんが出ていたのは覚えているぞ。まあそれくらい。
 そやから、私の記憶にあるのは近鉄バファローズ時代の西本さん。宿毛キャンプでバットをお尻にあててつっかい棒にし、それを椅子がわり(?)にしているポーズなんか、スポーツ紙の写真でよくみたものです。
 タイガースがらみでいうと、この前亡くならはった久万オーナーがなんとか西本さんに監督になってもらいたがっていた。実際、1985年のシーズンは西本さんが監督になるという報道が飛び交ったものです。結局年齢を理由に辞退し、吉田監督が復帰して初の日本一に輝いたのはタイガースファンなら誰でも知っているはず。
 真弓前監督の後任にファイターズ前監督の梨田さんの名が浮上したのも、西本野球を注入してほしいという希望があったかららしいし、最終的に有田さんがヘッドコーチになったのも西本イズムの体現者という意味合いがあるはず。
 人呼んで「悲運の名将」。そやけど、引退試合でブレーブスとバファローズの両チームの選手から胴上げされたりしているわけやから、こんなに幸せなことはない。
 もしあの時にタイガースのユニフォームを着ていたらどうなったやろうか。タイガースというチームをどのように変えてくれたやろう。
 でも、結果的にはタイガースに来なくてよかった。西本さんはパ・リーグ一筋。そやからこそその存在感が際立っていたんやと思うから。
 謹んで哀悼の意を表します。

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想像力が未来を拓く [SF]

 今日は冷えこんだなあ。明日はもっと冷えるらしい。で、週末からまた温くなるらしい。体調を崩せと言わんばかりの気候ですな。
 帰宅してから録画しておいた相撲を見、夕食後、妻といっしょに「クローズアップ現代」を見る。私は録画予約を忘れていたんやけれど、妻がちゃんとセットしておいてくれたので見逃さずにすんだ。ありがたいことです。
 サブタイトルは「想像力が未来を拓く」。小松左京さんの追悼番組というような内容。
 とにかく「クローズアップ現代」でありますから、全く内容には期待してなんだ。どんなテーマもさらりと浅く短く取り扱うもんやから、どんな面白そうなテーマでも私はたいていスルーしている番組なのであります。
 瀬名秀明さんを呼んで話を聞いたり、映像化された作品を中心に小松さんの「未来予測」を論じたり、というような内容で、「クローズアップ現代」の割には健闘していたと思う。25分間で小松さんの世界を消化できるはずないしね。
 あららと思うたのは、「日本沈没」「復活の日」「首都消失」といった映画化されたものだけが代表作みたいに扱われていたこと。映画化されてないものでとりあげられていたのは「虚無回廊」くらいか。映画化というたら「エスパイ」も「さよならジュピター」もあるでしょうが。まあ「エスパイ」は未来予測とは関係ないかもしれんけれどさ。
 あと、ビデオ出演の石川喬司さんが「SFは子どものおもちゃみたいに思われていて……」と証言している次に、そのたとえとしてSF漫画の単行本をずらりと並べた映像がうつったけど、「パトレイバー」や「地球へ」みたいな秀逸な作品までいっしょくたに映されていたのには違和感があった。「子どものおもちゃ」どころか問題意識を明確にした本格的な作品やのにねえ。知らん人が見たら誤解されるやないですか。
 ツッコミどころは多々あったにせよ、「クローズアップ現代」にしてはそれなりにコンパクトにうまくまとめていたように思う。できれば「NHKスペシャル」か「ETV特集」あたりの枠でもっとしっかりしたものを作ってほしいところですけどね。

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立川談志の死 [追悼]

 今日は勤労感謝の日。自分の勤労に自分で感謝しつつ、一日完全休養。午後からはしっかり午睡。でもまだまだ1日だけでは疲れが取れんのでありました。
 相撲中継を録画したのを見ていたら、速報で立川談師匠の訃報が。
 がんや糖尿病などでここ10年ずっと闘病してはったわけで、ついにこの日が来たかと。私は生の高座では1度だけしか聞いてへんから、その時の印象でしか談志落語は語られへんけれど、その力量の並々ならぬことは、その時に強く感じたなあ。「粗忽長屋」のシュールな展開、「品川心中」の迫真の語り口。今でも忘れられん。
 ただ、妙なところで恥ずかしがりやなんやなあとも感じた。「品川心中」の盛り上がってきたところでいきなり噺を中断して袖の弟子に向かい「ここ、これであってたっけ」なんて声をかけるのですね。この中断は、この時はこたえた。せっかく落語の世界に没入していたのに、すっとそこから現実に引き戻され、こうゆうことをやるかなあと残念に思うた。
 今思うと、噺に没入している自分をどこか恥ずかしく感じていたんやないかということやったのかもしれん。そこが、長いまくらで世間話をしつつ自分の世界に引き込んでいく柳家小三治師匠との違いやった。
 持論の「落語はイリュージョンである」というのは私には得心でけんかったのはその高座を見ていたからで、「イリュージョン」というならば途中で現実に戻させるようなことはしてほしくなかったと、今でも思う。
 落語研究の方面でも何冊か読み、とても面白かった。こんなに落語が好きな人はそうそういてへんのやないかと思わせた。落語が好きで寄席が好きな人が、その寄席に背を向けなならんようになってしもうたところに悲劇もあったんやないか。
 謹んで哀悼の意を表します。

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十一浪の覚悟? [プロ野球]

 もったいないなあと思う。東海大学野球部投手でファイターズのドラフト一位指名を受けた菅野という若者のことであります。
 今はね、大卒の就職率、どれくらいかわかってるのかなあ。たとえ自分のほんまに希望する職種やなくても、内定さえ出してくれたらどこでもええという者もいてるのに、いの一番に来てほしいというてるところを足蹴にして、浪人するんやそうな。
 人間、望まれているうちが花。この1年に何が起こるかわからん。この不景気にどっさりと契約金をくれるというてるんやから、貰うといたらええねん。
 ドラフト一位でプロ野球界に入っても大成せん選手もいてるかと思うたら、育成枠とかいう一軍に上がられん契約で入団して、そこからはいあがって新人王を取った選手もいてる。
 菅野選手がそんなにジャイアンツに入りたいんやったら、浪人なんてせんと、独立リーグでプレーしてみたらどないやろうと思う。そこには、NPBのチームに入りたくても入れず、地域の人々に支えられながら、ただただ好きな野球を続けたいと夢見ている選手たちが集まっている。そういう選手たちと共に過ごしたら、いかに自分が恵まれているかわかるはずやないかな。
 まあ、彼は野球が好きなんやないんやろう。好きなのはジャイアンツと原監督ということで、そういう了見では一浪してジャイアンツに入団できたとしてもそれが最終目標みたいになってしまうんやないか。それに、また来年、例えばタイガースが一位指名して抽選でタイガースに交渉権がいったとしたら、二浪するんやろうか。毎年毎年じゅんぐりにジャイアンツ以外のチームが一位指名して、常にジャイアンツ以外のチームに交渉権がいったとしたら、十一浪するんやろうか。
 まあそれはそれで彼の人生やから好きにしたらええようなもんやけど、十一年かかってジャイアンツに入団できても、その時にはプロ野球選手としてまともな活躍ができるとは思われんよな。今年ファイターズに入団せんと、社会人野球チームにも入らんというなら、最長十一浪する覚悟であってほしいね。そやないと今年一位指名したファイターズに対して失礼になると思うぞ。おそらくそんな覚悟で浪人するということやないような気がするけど如何。

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見られてなんぼの商売 [日常生活]

 今日は書類作成や懇談などなどにあけくれ、前日までの疲れが取れないまま、なんとなく消化不良で一日を終える。教員というものは授業をしないと力が出ないものなんですなあ。
 これは多分芸人さんがお客さんの前に立ってしゃべったりする時に出てくる力と同じ質のようなものかもしれんね。昔、新野新先生の出版記念パーティーに縁あって呼ばれた時、当時まだご存命やった夢路いとし師匠が、会場に入ってテーブルに案内され、コンパニオンさんに椅子を引いてもらったりしている時はただの好々爺という感じやったのに、「いとしこいしさん、どうぞ壇上に」と声をかけられて舞台に上がった途端、はっきりと「漫才師・夢路いとし」になりしゃきっとなって喜味こいし師匠と掛け合いをしたのを見た時に感じた衝撃を思い出す。あそこまでにはなられへんにしろ、どんなにへろへろであっても教壇に立つと体の中から何か力がみなぎってきてパワフルになるのをいつも実感してるもんね。見られてなんぼの商売なのですな。
 もっとも、教室を出て職員室に戻ると力を絞り出し過ぎて干物みたいになってはいるのですが。
 今日は懇談など2つやりまして、そこで力を絞り出したらしい。帰宅したあとは干物になっております。

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