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コンビニコミックスの魅力 [漫画]

 最近はコンビニ用のコミック単行本を買うことが多い。紙質はそれほどよくないし造本も無線綴じでもろいから、保存用には向いてへんのは承知の上。
 なんというてもサイズが普通のコミックスよりも大きめなのがよろしい。漫画の絵は雑誌用に描かれているから、縮小されたコミックス単行本では絵やフキダシの文字がかなり小さい。特にこまかく描きこみをする漫画家さんの場合、新書版コミックスやとほんまに見にくくて困る時がある。
 さらに、私も妻もぼちぼち老眼がすすんできて、文庫本なんかでも最近のものは字のポイントが大きくなっているとはいえ、老眼鏡なしでは読みにくくなっている。私はもともと近眼なんで眼鏡をはずして顔の前に本を持っていけば老眼鏡なしでも読めたりするんやけれど、妻はもともと視力がよい人やから苦労しているみたいですわ。
 というわけで、大判で見やすく分厚くて単価が安いコンビニ用のコミックスは実は私のようなおっさんにぴったり。現在は「JIN-仁-」が全10巻で毎週刊行されているので、これを発売日に必ず買うようにしている。今日は7巻が発売された。帰宅してさっそく読み始める。
 難点は、巻数が進むとだんだん入荷するコンビニが少なくなってくることで、特に続きものの場合、先月に刊行されたものは置いていたのに今月分はちょっとしか入れてなくてすぐになくなってしもうたりすること。「モンキーターン」なんか最後の方は何軒かコンビニをはしごして探したりしたものです。
 まあ、マニアックなものなんかはコンビニ用のコミックスにはならんから普通に単行本を買うわけやけれどね。ただ、こんな形でコンビニコミックスが毎週続々刊行されているというのも、中小書店を圧迫するものになっているやろうから、買う時には少々心苦しくなったりはするんやけどね。それでも価格とサイズの魅力には勝てまへんなあ。

 6月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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