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赤子の小便 [日常生活]

 今日から後期中間考査。私の担当している授業の試験がいきなりありまして。で……。
 採点は肩がこる。
 でもね、生徒たちが一所懸命答案用紙に向かっている姿を見てますからね。毎度書いていることやけれど、スピードアップしつつていねいに見ていかなならん。ここしばらくは仕事は採点中心ですね。
 といいつつも、土曜日にある中学生向けの「学校説明会」でやる体験授業用のプリント作成も並行してやっております。「なにわ学」という授業を担当することになっているのです。前回9月の時もやったんやけれど、もう一度来る生徒もいたりするし、その生徒がまた「なにわ学」に当たったら(こちらで指定して授業を受けさせるので、偶然当たる生徒もいてるのです)同じ教材というのも具合が悪い。
 今度は「古い大阪弁」でプリントを作ることにし、牧村史陽編「大阪ことば辞典」を見ながら「ざんない」「ずつない」「ごうたく」なんて言葉を拾い出す。作業を終わったくらいでけっこう言葉を抜き出せたけれど、あんまり盛りだくさんにしても時間内にやり切れんのですよね。明日はた行以降からめぼしいものを拾い出していこうと思うております。
 古い漫才や落語のCDやらDVDを集め、とにかく聞きまくったりしていたことや、京都にはまだ古い言葉が(私の子ども時代には)使われていたこともあって、さほど意味不明ということはないけれど、知らん言葉もたんとありますね。思わず夢中で読みふけっております。
 こんなのも書いてあった。「赤子の小便」てどういう意味やと思いますか。大阪弁で赤ちゃんのことを「ややこ」といい、そのおしっこですから、「あんたの言うことは“赤子の小便”で“ややこしい”なあ」なんて使うのですね。私は子どもの頃父親に「おまえは“風呂屋の窯(かま)”で“ゆう(湯ぅ)ばっかり”や」なんて言われたことがあったけれど、今回はこういうしゃれ言葉はすべてパス。だいたい今の中学生に「ややこ」の「しいし」で「ややこしい」言うても通用しまっか?
 採点で疲れたら、「大阪ことば辞典」で気分を変える、ということが明日以降しばらく続きそう。

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