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蜜柑か橙か [読書全般]

 今日は月例の医者行き。人間ドックの結果なども持っていき、あれこれと相談。昨日から疲れが取れてないので、すぐに帰阪。帰宅してすぐに午睡。妻は買い物に。起きてから少しテレビを見たりする。
 夜はナイター観戦。僅差を逃げ切る形になるかと思われたが、逆転負け。まだまだ混戦は続きそう。
 往復の車中でクィーン「チャイナ蜜柑の秘密」(角川文庫版新訳)を読了。ずいぶん昔に創元推理文庫版を読んだんやけれど(タイトルは「チャイナ橙の謎」)、内容をほとんど覚えてなんだので、まっさらな気分で読んだんやけれど、覚えてへんはずです。切れ味が非常に悪い。いろいろと読者を惑わせるようにしているんやけれど、惑わせるためにこじつけたような謎を次々と繰り出しているだけで、それらが有機的に事件につながってへん。なるほど、そやから覚えてなんだんやなあ。でも、解説によるとクィーンの片方、ダネイ氏の一番のお気に入りやったそうな。わからんもんですねえ。
 ところで邦題やけれど、内容的には創元版の「橙」のほうが合うているように思う。もっとも角川版の旧約では「中国切手殺人事件」というネタバレぎりぎりのタイトルをつけていたから、それに比べればましですけれどね。

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