田舎のバスみたいな

　諸般の事情で、残業。勤務地は大阪府の北部にある、山を切り開いた新興住宅街の中にある。１８時をまわると、いつも乗る路線のバスの本数が極端に減るのです。いわゆる「田舎のバス」のダイヤになるのですね。まだまだ雨脚の強い中、２０分は待たんならん。雨は冷たいし風はきついし、このままやと風邪ひくなあなんて思うていたら、それよりも１０分早く出るバスが来た。もっとも、そのバスは定期券を使える路線やない。しかも梅田まわりで帰らなならんという、いわば大回り（でも、時間はほぼ同じくらいしかかからん）コース。
　定期券を使われへんのはちょっとなあと思いつつも、早くバスに乗りたい、早くお家に帰りたいと、自腹を切ることにした。
　こういう時、前任校は非常に便利なところにありまして、阪急千里線でも京都線でもどちらでも利用できるという立地条件。多少残業しても電車待ちの時間は短いし、お家にも近いし。
　転勤して２年目になるけれど、この交通の不便さだけはなんとかならんかなあとぼやきつつ、梅田の雑踏を歩くのでありました。

コメント 2

急がば廻れですな。修行の身は辛いのお～。
by 承服亭すまん (2016-04-22 22:06) 

こういう日が続かないことを祈るのみです。
by t-kita (2016-04-23 00:17)