一人部屋のＢＧＭ

　昨日今日と雨模様。湿度は上がる気圧は下がる気温はそこそこ高いというわけで、今週は非常に体が重く、今日を乗り切るともうへろへろでありました。
　一人部屋で仕事をしていると、いささか寂しい。マイペースで仕事ができるのはええんやけど、ひとりぼっち感は高い。
　ちょっとでも気持ちを紛らすために、ＣＤを持ちこんでＢＧＭをかけている。ただ、歌詞入りのものやじゃかじゃかとにぎやかなものは落ち着かんから、クラシックを何枚か繰り返してかけることにした。
　というても、マーラーやショスタコーヴィチの交響曲、ワーグナーの序曲・前奏曲集なんてものではかえって落ち着かん。というわけで、「アダージョ・カラヤン」などの静かな曲のオムニバスを選んでおります。別にヒーリング・ミュージックという意味合いはない。ただ落ち着いて仕事ができたらええのです。
　これは来訪する先生方や、内線電話をかけてくる先生方にも比較的好評。「きれいな曲が流れてますねえ」なんて言うてくれはる。
　今日は授業を担当している生徒が課題を持ってきた。
「似合わへんわあ」
　彼女らは私にどういうイメージを抱いているのか。仕事場のＢＧＭを何と心得ているのか。ようわからんなあ。
　私の仕事場は癒しの空間に……なっているのかねえ。