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相撲場風景2019 [大相撲]


 今年も大相撲春場所に行ってまいりました。去年は初日に行ったのでなんだか物足りない感じがしたんやけれど、今年は10日目といういよいよ場所が盛り上がる日のチケットをとれたので非常によかった。
 朝早くから出て、開場の8時15分ごろには大阪府立体育会館についていた。例年のように近くのコンビニで昼食や飲み物、菓子類を買いこみ準備は万端。席に着いてすぐに売店に行き、パンフレットやお土産の力士クッキーなどを買う。「まだ他に何かありますか」と聞かれ番付を求めると、今日最初のお客さんなんでサービスしときますと気前よくおまけにつけてくれた。早起きは三文の得ですね。
 序ノ口の最初の一番から結びの一番、弓取り式まですべて見た。会場から出たりすることなく、相撲場という別空間にひたりきっていたのです。
 今年は西の椅子A席。S席のすぐ後ろの列やったので、非常にお得ですね。私の前後は外国からの旅行客のみなさんやったので、コミュニケーションをはかるということはなかったけれど、みなさん非常に相撲見物の作法を心得ていたはって、特段気にもならず。私は列の端ですぐに階段を降りられる便利なところ。しかも十両土俵入り直前まで誰も来なかったので非常に気楽に見られた。
 ところが! 私の横2席あけたあたりにやってきた年配の男性二人が非常に困った人らで、相撲も見んと世間話ばかりしよる。まだ空席も多く、聞きたくなくても耳に入る。アマゾンがどうしたの、ワイファイがこうしたのと、せっかく朝から異空間にひたっていた気分をぶち壊し、現実世界に引き戻されてしまう。酒飲んで弁当を食うて、気分良くでかい声で世間話。そんなん相撲場でせんでも居酒屋でやったらよろしい。しばらくして両名ともどこかに行ってしもうたのでほっとしていたら、十両の土俵の途中でまた戻ってきて世間話。時間いっぱいの仕切りで会場がしんとしているのに気にもならんらしい。
 炎鵬の相撲の時だけは見ていたみたい。と、親子連れが私の横に座って、これで世間話爺さんが気にならなくなった。親子連れのうち息子は相撲好きらしく、父親にあれこれ説明している。うんうん、それでええんよ。と、幕内土俵入りの時、世間話爺さんの片方が「豪栄道っ!」とかけ声をかけている。まるで相撲通みたいな素振り。またもいらっときたけれど、気にしない気にしない。

 結びの一番、貴景勝が鶴竜を倒したところで座布団も飛び、気分良く帰宅。帰宅して録画しておいた相撲中継で細かな部分を確認。ああもう明日また現実世界に戻らんならんかと思うと嫌になるなあ。

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