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自公の罪 維新の毒 [読書全般]

 愛すれどTigers「勝率5割に到達し、2位で折り返し」を更新しました。

 今日は出勤日。育英会関係の書類を持ってきた生徒たちや保護者との対応、学生支援機構の申し込みのネット入力がなされているかの確認、夏休み明けに向けての教材作成など、ほとんど進路指導室から出ず。定時に退散。
 バスに乗って阪急の乗り換え駅についたら、なんと阪急は運航停止。京都線で人身事故があったとのこと。代替の交通機関を使用するという手もあったが、そちらは人が殺到していてかなり密になっていたので、運行再開を待つことにした。待つこと40分弱。やっと運行再開。途中、乗り換える必要があり、乗り換えホームに出たけれど、ここでも少し待たされて、やってきたのは梅田行きの特急。これには乗らん。またもしばらく待たされ、やっと目的方面の電車が到着。そこから地下鉄に乗り換えたりしてたら、7時をまわってしもうた。実は帰りに耳鼻科に寄るつもりやったので、それもあって定時に退散したんやけれど、受付時間は7時まで。明日の午前中に行くしかなくなった。
 すっかり疲れて、帰宅後はしばらくどぶさりつつも読書。夕食時にサンテレビ「熱血タイガース党」を見る。食後もしばらく横になる。とにかく蒸し暑い駅改札前にずっと突っ立っていたり、乗り継ぎがうまくいかず耳鼻科に行きそこねたりと、帰宅だけでへろへろになったもんね。
 西谷文和・編「自公の罪 維新の毒」(日本機関紙出版センター)読了。アベスガ政権と維新の会の政策について、様々な分野の専門家が、編者と対談しながら検証していく。編者はフリーのジャーナリストで「路上のラジオ」を主宰。本書の対談はその「路上のラジオ」のためになされたもの。興味深かったのは、医療ガバナンス研究所理事長という上昌広さんによる、「感染症ムラ」の闇を暴く。厚労省の医系技官たちによって新型コロナ対策がゆがめられてしまった実態が赤裸々に明かされる。京大人文科研の準教授である藤原辰史さんは自公政権の農政の過ちを指摘する。法大教授の上西充子さんは「ご飯論法」の名付け親。「呪いの言葉」で、大メディアが野党のまっとうな追及をいかにしてねじ曲げているかについてわかりやすく説明。映画監督の内山雄人さんは「パンケーキを毒見する」というドキュメンタリー映画で菅前総理の素顔をさらけ出した人。菅氏の政治手法のよりどころが語られる。他には冨田宏治、古賀茂明、佐高信といったおなじみの論客が自公と維新をめった切り。コロナ禍に揺れたここ2年ほどの政治の問題点をあぶり出してくれる。右も左も関係なく、権力を握って私欲をむさぼる輩の醜悪さが浮き彫りにされていく。むろんまるまる信じてしまうのは危険やけれど、ここで問題提起されていることはいちいち思いあたることばかり。あとは自分の目で見。頭で考えること。そのヒントやきっかけとなる対談集でありました。

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