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大日本帝国の銀河3 [SF]

 今日も定休日。午前中は録画した番組を見たあと、パソコンに向かい少しばかり作業。昼食後、午睡してから夕刻に目覚めたあとは読書。
 夜はサンテレビで今季初めてのナイター中継。神宮球場に濱中、鳥谷両氏の解説で今季はスタート。試合は延長戦。最後まで放送してくれるサンテレビの中継でよかった! サトテルのホームランで決着。明日はデーゲーム。
 試合終了後、少し調べもの。サンテレビではタイガースが勝つと六甲颪を流すんやけれど、その音源は誰かテロップが出ない。声を聞けば、ミスタートラこと唐渡吉則さんやと思うんやけれど。サンテレビさん、せめて音源のテロップくらい表示してよ。
 林譲治「大日本帝国の銀河3」(ハヤカワ文庫JA)読了。シリーズも佳境に入り、オリオン集団の本拠地が南太平洋にあることを突き止め艦隊が出動するが、彼我の差を見せつけられるだけに終わり、オリオン太郎の要求通り、日本に大使館を置くことになっるが、その大使館とは……という話。本シリーズのテーマである異文化理解の困難さは、地球外から来訪したオリオン集団との技術力の差でますます強くなっていく。何より興味深いのは、地球人たちがこれだけ彼我の差を見せつけられながら、なおもナショナリズムを基本に行動しているという描写。舞台が第二次大戦直前ということもあるから、登場人物たちの視野がより狭くなっているという状況をていねいに描いている。ここは長年架空戦記を書き続けてきた林さんならではというところ。むろん、歴史改変という意味では本作が一番スケールが大きいんやないかと思われるんやけれど。さて、今後地球側の各国要人たちがどうオリオン集団と接していくことになるのか。次巻が楽しみであります。

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