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必殺仕事人2013 [テレビ全般]

 昨日の疲れが出たか、朝はなかなか起きられない。一日中雨の上、気温は予報とは裏腹にいっこうに上がらない。とにかくしなければならん仕事をこつこつと。なんとか一日もちました。
 帰宅後、昨日録画した「必殺仕事人2013」を見る。実は、KBS京都で再放送をしている「必殺仕事人」の第一シリーズを録画して少しずつ見ているので、最新版を見る時はどうしてもその比較となる。
 最新版は2時間の長尺で、しかも年に一度のスペシャル版。殺される役者さんも里見浩太朗と大物を起用。それだけに台本もよく練り上げられたもので、頼りない息子をなんとか一人前の医者にしたい剣豪が左とん平の商人にいいように手玉に取られ、自ら辻切りに手を染めた上に肝心の息子はうっとしい父親を殺すように仕事人に依頼をするという展開。
 悪人に殺された兄妹が依頼人かと思えば、実はどら息子が依頼するというひねったアイデアもいいし、流れものの仕事人の中村獅堂が元締めの和久井映見をなめてかかっているというのも、第一シリーズを見ていたらさもありんと納得できる。なにしろ第一シリーズの元締めは先代の中村雁治郎、そして山田五十鈴という超大物。しかも彼らは自ら手を汚す。肝の据わり方が今の元締めと違うているんやねえ。
 むろん殺陣は東山紀之よりも里見浩太朗の方が格段に上なんで、どう考えてもまともにやり合うたら里見浩太朗の方が勝つに決まってる。そこで脚本家が工夫したのは、里見浩太朗が病にかかっていて血を吐いたところを東山紀之が斬るというシチュエーション。これなら里見浩太朗が斬られても仕方ない。ただ、里見さんはあまり斬られ慣れてないせいか、斬られて倒れる姿はあまり様になってないのが御愛嬌。ま、得手不得手は誰にでもある。
 さてさて、高橋英樹に里見浩太朗と年々始末される役が大物になってくると、来年あたり誰を持ってくるのか楽しみです。松方弘樹か杉良太郎か。そこらあたりを予想しているんやけれど、如何。

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