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最低限度の生活 [時事ネタ]

 H庫県O野市では、生活保護を受けている人がパチンコ屋で楽しんでいたら、通報されるそうです。
 はて、「生活保護」というのは憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」第2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」という条文を根拠に保障されるものではありませんでしたか。
 つまりやね、生活保護を受けているからというて、その使い道に関しては衣食住のみに限定されるとはならんわけです。パチンコが「文化的」かどうかは人によって判断が分かれるところやろうけれど、「ささやかな楽しみ」くらい大目に見てやったらどないだ、と私なんか思うわけですね。
 どうも世の中から「寛容」の精神がなくなりつつあるように思う。規則を守らんやつはけしからん、監視して余裕ぶっこいてたらお上にちくったる。そんな空気が醸成されているように思う。
 公務員が休憩時間以外に煙草をすうておる。けしからん、通報や。
 そんなことばかりやってたら、お互いにそれぞれが監視しあい通報しあい、支配者に取り締まられる、あくびもできねば屁もこかれへん社会になるんと違いますか。

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