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呪われた妻 [日常生活]

 今日は粛々と事務作業と対外交渉を続け、そこそこ仕事が進む。疲れは相変わらずたまっているけれど、気温が高かったせいか、エンジンのかかりはそれほど遅くなかった。
 で、帰宅途上、書店の前で妻に「帰るコール」。
 いきなり「呪われたぁ」と言われてぎょっとする。何者かが妻の泥人形でも作って心臓に針をひと刺しでもしたか、はたまた玄関に真言密教の札でも貼ってあったか。
 で、一拍置いてはたと思いだした。妻は一昨日実家に帰っている。義母が牡蠣に中って強烈に下したというので、様子を見に行ったのです。「呪われた」のではなく「ノロわれた」ということか。ノロウイルスに感染したらしい。
 朝から吐き気と発熱、そして壮烈な下痢に襲われたらしい。そんな状態で夕食の支度なんぞした日には私も一発で感染してしまう。帰りにスーパーに寄って惣菜を買うてきてと弱々しく言われる。むろん、妻はとても食事どころではないので、私の分だけちょろりと唐揚げやきんぴらなどを買うて帰る。炊飯器のセットも私が。
 弱り切った妻と、それでも何本か録画してあったアニメを見たりする。どこまでもオタクな夫婦であった。とはいえ、力尽きた妻は早々と就寝。私は録画してあったソ連映画「カラマーゾフの兄弟」などを見てから、パソコンに向かう。
 妻の容体は徐々に快方に向かうているみたいなので、明日もゆっくり休んでくれたらなんとか回復するでしょう。あとは私が感染してへんかどうか。今のところ快食快眠快便。潜伏期間は48時間くらいなので、発症するとしたら明日か。食後、腸にビフィズス菌を仕込んでおく。がんばれビフィズス菌、ノロウイルスなんぞに負けたらあかんでえ。

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