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監督と投手コーチ [プロ野球]

 大相撲小言場所「平成二十八年夏場所展望~稀勢の里、横綱昇進のチャンス~」 を更新しました。

 今日は月例の京都の医者行き。連休も終わりがけということで、往復の電車ではしっかり座れ、少しうつうつ。寄り道せずに帰宅。午睡したいところやけれど、タイガースのデーゲームの中継がカンテレなんで試合途中から始まり試合終了までやってくれへんので、ラジオとリレーする形で観戦。もっとも、先発投手が両チームとも自滅したので大荒れの試合になった。
 今年は金本監督はこと野手に関しては責任もって結果を問わずに若手を起用しているけれど、投手起用については香田投手コーチに丸投げ。私はこの点に関しては金本監督の方針に疑問を抱いている。というのも、今季から投手コーチは一軍のチーフは香田勲コーチなんやけれど、コーチとしての実績を考えると、どこまで信頼していいのか不安になることが多いのですね。
 二軍コーチとしては、岩貞投手を昨季指導して今季の好成績につなげたわけやから評価できるんやろうけれど、一軍コーチとなると、投手交代のタイミングなどただ指導するだけにとどまらん役割がある。この投手交代が早すぎたり、あるいは遅すぎたりという例が今季は特に目立つのですね。
 ここ数年、タイガース投手陣が安定した成績を残せてきたのは、中西清起コーチと山口高志コーチという長年関わってきたコーチによるものやと思うている。二軍の久保康生コーチも岡田監督時代からずっとチームの投手陣を見続けている。1年だけ二軍コーチをしていただけの香田コーチに丸投げできるほどの信頼感があるのか。中西コーチか山口コーチのどちらかを残すべきやなかったか。
 監督談話では「投手のことは香田コーチに任せているから」という言葉がしょっちゅう発せられているけれど、そろそろ監督として、打者から見た感覚で投手起用について責任を持ってほしいと思うのですね。
 かつて近鉄バファローズの仰木彬監督は権藤博投手コーチと投手起用に関してかなりぶつかったという。そこまでせんにしても、監督というものはそれくらいの責任感でチーム全体を引っ張るものなんやないやろうか。
 少なくとも監督談話だけでも「投手についても自分が責任もってやっている」という発言を聞きたいものです。でないと、投手陣が総崩れになった時、「責任は全部コーチにあるから」では済まされんと思うのでね。

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