品格と力量

　午前中は職場、午後からは会議のため天王寺方面の学校に出張。なんで大阪市の南の方ばかり会場になるかね。天王寺まで車中でうとうと。それでも帰路は地下鉄で一気に帰れたので、通常営業時よりも早く帰宅できた。録画した相撲を見て、野球を追っかけ再生で見る。
　稀勢の里、負けたけれど、白鵬とほぼ互角の相撲。この負けだけで「横綱絶望」とはしてほしくないなあ。とはいえ、優勝せんと横綱はとうてい無理やろうから、この黒星は大きかったなあ。ここからは日馬富士と鶴竜が横綱の意地を見せるかどうかにかかってくるというわけか。白鵬と稀勢の里の優勝決定戦が見たいので、両横綱はなにとぞ意地を見せてほしい。白鵬も先場所みたいに立ち合いの変化で勝負を決めるわけにはいかんやろうと思うからね。
　でもなあ、先場所も今場所も相撲内容よりもとにかく勝つことしか白鵬の頭にはないみたい。なんか昔は「木鶏」がどうとか言うていたけれど、強欲に勝ちにいく相撲ばかり。横綱らしい相撲内容を見せているのは稀勢の里の方やからなあ。
　優勝がどうとか言わんと、「品格力量抜群につき」というところで稀勢の里を横綱にでけへんもんか。あかんか。