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コリジョンルール [プロ野球]

 いろいろと息つぐ暇なく多忙な一日でありました。
 帰宅してへたりながらも録画した相撲を見、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。
 タイガースとジャイアンツの試合で、ついに出た。「コリジョンルール」というやつ。ホームベース上で捕手がブロックしたり、走者が捕手にぶつかりに行ったりしてはいけない、という新ルールですね。
 大和外野手の好返球を受けた原口捕手が走者の小林選手にタッチし、嶋田主審がアウトの判定をした。ところが、ジャイアンツ高橋監督の抗議でビデオ判定となり、原口捕手が走路上で構えていたとして判定はセーフに。これに金本監督が猛抗議。
 テレビのリプレイで見ていると、原口捕手はホームペースをまたぎ三塁走者の足がホームに入るようにしっかりあけていた。その上でホームに滑り込んでいる足にタッチをしている。コリジョン、つまり衝突という状況を巧みに避けたプレーやったと思う。
 これが走路妨害になるというなら、捕手は走者がホームインしやすい場所から追っかけてタッチせんといかんということになるんやないかと感じた。
 解説の真弓さんは「新しいルールができると、厳格に取ろうとする。投手の二段モーションの時もそうだったけれど、今では明らかな二段モーションでも注意されなくなった」と言うてはったけれど、これは監督としてそういう場面に出合った経験が言わせた言葉やろうなあ。
 なんにせよ、今日のようなものまで走路妨害になるというなら、外野手の強肩と走者のスリリングな走塁という楽しみは野球ファンから奪われてしまうことになるんやないかと感じた次第。
 1点を争う場面ではこういう判定が勝敗を、そして優勝争いさえ左右するやろう。今後の判定も今日のように厳密に取るのかどうか注目しております。

 5月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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