SSブログ

残念な阿比留さん [新聞]

 朝食前に昨夜録画した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見て不覚にも朝から涙してしまいました。元兵士で現在は手紙の代筆業をしているヴァイオレットが、死病にかかった若い母親から代筆を依頼され、幼い娘と交流していくという話で、だれ宛のどんな手紙かは話の途中でうすうすわかるように描かれ、その通りになるんやけれど、そのもっていきようがたまらんうまいのです。朝からおっさんを泣かすなよ。
 産経新聞のサイトを開いたら、ついに阿比留瑠比さんが「放言御免」を書いている。さあ、どんなふうに朝日新聞を叩いているかと思うたら、しんぞう総理に苦言を呈した小泉純一郎元総理を叩いている。あらあらあら、そんな人を叩いてどうなるの。朝日のスクープから文書捏造の実態が明らかになったもんやから、叩きようがなかったのか。ここは無理にでもいつものように朝日を叩かなあかんでしょう。
 なんとか“野党やメディアの一部が、何でもかんでも無理やり安倍首相夫妻に結びつけようとする姿は、魔女狩りか集団リンチのようにすら映る”と総理擁護をしているけれど、“メディアの一部”てな書きようをしているところが弱気やなあ。実際は“メディアの一部”やなくほとんど全部なんですけどね。総理夫妻に結びつけようとしてへんのは逆に産経などごく一部でしかないのを自覚してるからこういう書き方になるんやろうなあ。朝日新聞だけやないもんな。で、“北朝鮮情勢の推移次第で国民の生命・財産が脅かされかねないこの時期に、政界は政局という名の「コップの中の権力闘争」ばかりに目を向けている”と論点のすり替えをして締めている。そんな時期やからこそなにか隠したりしようとしている人が総理やと不安やから真相解明をメディアも世論も求めているわけでしょう。決してコップの中の権力闘争なんて小さいものやないと私には見えるのですが。だいたい北朝鮮情勢は今小休止していて米国大統領と孫金委員長のトップ会談待ちやから、そんなに切迫してへんやないですか。
 阿比留さんがどんなふうに朝日を叩くか楽しみにしてたのに、ちょっと残念。

 3月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感